インターナショナルスクールを退学する生徒の理由を探る。退学理由と希望する学費の調査結果

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退学理由は適応困難が23.5%と最も多く、学費負担が20.0%、40%の保護者が100万円未満の学費を希望。保護者の声に耳を傾ける

じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOI(所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、インターナショナルスクールを途中退学した経験がある子どもの保護者200人に、退学の主な理由について、その詳細のアンケート調査を実施しました。

■調査概要
調査概要:インターナショナルスクールを辞めた理由に関する調査
調査期間:2024/6/10~2024/6/12
調査方法:インターネット調査
有効回答:事前調査で「子どもがインターナショナルスクールを途中退学した経験がある」と回答した保護者200人

インターナショナルスクール途中退学の主な理由は「学校に馴染めなかった」が最も多く、次いで「学費の高さ」


今回の調査結果から、インターナショナルスクールの退学理由には「学校に馴染めなかった」(23.5%)、「学費が高かった」(20.0%)、「教育内容に満足できなかった」(19.0%)が主な要因があることが明らかになりました。

理由として多かった「学校に馴染めなかった」と「学費が高かった」と回答した保護者にさらに深く詳細を調査しましたので以下にご紹介します。

「学校に馴染めなかった」と回答したうちの半数近くが「学習内容の難しさ」と「友人関係の問題」を挙げる

インターナショナルスクールを退学した理由を「学校に馴染めなかった」と回答した保護者に理由を深掘りして調査した結果、学習内容の難しさと友人関係の問題が主要な原因であることが明らかになりました。半数近くがこの理由をあげており、インターナショナルスクールを辞めるキッカケとなる要因として大きなものである事がわかりました。

学習内容の難しさが「学校に馴染めない」最大の課題。48.9%が退学の理由に

調査によれば、48.9%と約5割の保護者が「学習内容の難しさ」を退学の理由として挙げています。インターナショナルスクールでは全ての科目を英語で学習していく為、英語力が不足している子どもにとって学習内容を理解していく事が困難な状況になります。クラス単位で学習していく為、ほとんどのインターナショナルスクールが子ども一人ひとりの英語力に応じた個別サポートやカリキュラム対応がないので、それが「学習内容の難しさ」に影響していると考えられます。これにより、生徒が授業に適応できず、結果的に退学に至るケースが多いことが示唆されています。

友人関係の問題が46.8% – 社会的なサポートの不足が課題に

次いで大きな問題として46.8%の保護者が「友人関係の問題」を挙げています。多様な文化背景を持つ生徒が集まるインターナショナルスクールでは、コミュニケーションや価値観の違いから友人関係が築きにくい場合があります。その結果学校に馴染めず、生徒の心理的な負担を増加させ、学校生活に対する満足度を低下させる要因となっています。

文化や習慣、価値観の違い-21.3%が適応に苦戦

さらに、21.3%の保護者が「文化や習慣、価値観の違い」を退学の理由として挙げています。インターナショナルスクールは異文化交流の場である反面、文化的な違いによるギャップが生徒の適応を難しくすることがあります。最初日本の学校に通学していて途中からインターナショナルスクールに入学した場合はより顕著に感じる場合があるでしょう。これにより、生徒が自分自身のアイデンティティを見失いがちになり、結果的に学校生活に馴染めないことがあります。

「学費が高かった」と回答した保護者の多くが「授業料の高さ」「追加費用の高さ」「コスパ」の問題を挙げる

インターナショナルスクールを退学した理由を「学費が高かった」と回答した保護者に理由を深掘りして調査した結果、特に「授業料の高さ」が80%という圧倒的な割合で挙げられ、次いで「教材費、課外活動費などの追加費用の高さ」が35.0%という結果になりました。3番目に多い理由としては「サービスに対して学費が高いと感じた」が25.0%存在し、コストパフォーマンスが合わないのが理由で退学を選択した家庭がある事も明らかになりました。

80%の保護者が授業料の高さを退学の理由に

調査によると、学費を理由にインターナショナルスクールを辞めた家庭の80%の保護者が「授業料の高さ」を退学の主要な理由として挙げています。インターナショナルスクールは質の高い教育を提供する一方で、その費用も高額になることが多いです。授業料の高さは、家庭の経済状況に大きな負担をかけ、結果として退学を選ばざるを得ないケースが多いことがわかります。

35%の保護者が追加費用の高さに悩む

授業料に加えて、35%の保護者が「教材費、課外活動費などの追加費用が高かった」と回答しました。インターナショナルスクールでは、多様な学びの機会を提供するために様々な教材や課外活動が必要とされますが、それに伴う追加費用が家庭の経済的負担をさらに増加させており、それが退学の理由に繋がっていることがわかります。

コスパが合わない。25%の保護者がサービスに対して学費が高いと感じた

また、25%の保護者は「サービスに対して学費が高いと感じた」と述べておりコストパフォーマンスの課題を挙げました。これは、提供される教育やサービスの質に対して学費が見合っていないと感じる保護者が少なからず存在することを示しています。この不満は、インターナショナルスクールに通わせることで期待する成果と実際の結果とのギャップに起因している可能性があります。

インターナショナルスクールの学費はいくらが適正?学費が原因で辞めた家庭の60%が年間学費150万円未満を希望


学費が原因でインターナショナルスクールを退学した家庭に適正だと思うインターナショナルスクールの学費に関して調査した結果、特に40%の保護者が年間学費100万円未満が妥当であると考えており、100万円以上150万円未満を適正だと思う20.0%の保護者を合わせると60%の家庭が150万円未満の学費が適正だと感じている事がわかりました。

一方でインターナショナルスクールを継続している家庭が支払っている学費負担は150万以上円~250万円未満が主流なので、インターナショナルスクールを辞めた家庭が希望する学費とは大きなギャップがあることがわかります。

40%の保護者が年間学費100万円未満を希望

学費を理由にインターナショナルスクールを辞めた家庭の40%の保護者がインターナショナルスクールの年間学費は100万円未満が妥当であると回答しています。この結果は、インターナショナルスクールの教育費が家庭の予算に大きな負担を与えていることを示しています。年間100万円を超える学費が家計の圧迫要因となり、子どもを退学させざるを得ない状況が多いと考えられます。

20%が100万円以上150万円未満を希望

調査結果によると、さらに20%の保護者が年間学費100万円以上150万円未満が妥当だと答えています。これらの家庭も学費の高さに苦しんでおり、インターナショナルスクールの高額な学費が家庭にとって大きな経済的負担となっていることがわかります。

コスパが原因で辞めた?150万円以上の学費を妥当とする保護者は32.5%

調査によると、150万円以上の年間学費が妥当であると考える保護者は32.5%存在しました。具体的には、150万円以上200万円未満が17.5%、200万円以上250万円未満が10%、250万円以上300万円未満が5%です。300万円以上の学費を妥当とする保護者はいませんでした。

インターナショナルスクールの学費の主流が150万円以上250万円未満であることを踏まえると、この学費の価格帯を妥当だと思う家庭はコスパが合わないと感じて辞めた家庭の可能性もあります。

まとめ
今回の調査結果から、インターナショナルスクールを退学した理由として、最も多かったのは「学校に馴染めなかった」(23.5%)であり、その背景には「学習内容の難しさ」(48.9%)や「友人関係の問題」(46.8%)が大きく影響していることが明らかになりました。これらの要因が、生徒が学校生活に適応できず、結果として退学に至る大きな理由となっています。

また、学費の高さが退学の大きな要因となっており、「授業料の高さ」(80.0%)や「教材費・課外活動費などの追加費用の高さ」(35.0%)が特に挙げられています。さらに、25.0%の保護者は提供されるサービスに対して学費が高いと感じており、コストパフォーマンスの問題が存在することがわかります。

調査によれば、学費を理由にインターナショナルスクールを退学した家庭の40.0%の保護者が年間学費100万円未満が妥当と考えており、20.0%が100万円以上150万円未満を適正としています。これにより、60.0%の家庭が年間150万円未満の学費を希望していることが明らかになりました。一方で、インターナショナルスクールの主流学費は150万円以上250万円未満であり、希望する学費と実際の学費との間に大きなギャップが存在しています。

この調査結果は、インターナショナルスクールの運営において、必要に応じて学費の見直しの検討や生徒のサポート体制の強化が求められていることを示しています。特に、学習内容の難しさや友人関係の問題に対する対策が必要であり、個別サポートの充実や多文化理解を深めるためのプログラムの導入が重要です。また、経済的負担を軽減するために、奨学金や補助金制度の拡充も検討すべきです。教育機関は、より多くの家庭にとって手の届く選択肢となるために、質の高い教育環境を提供するための取り組みを強化する必要があります。

JOIについて

JOI(JyukeLabo-Online-Internationalschool)は、英語4技能の総合的な学びにより真の英語力をオンラインで養成する「国際英語コース」をはじめ、海外大学進学を視野に入れた「インターナショナルスクールコース」、英検対策、国内の高校・大学受験対策を並行して学習する「ハイブリッドコース」など、多様なニーズに対応したプログラムを提供します。それぞれのプログラムは、英語学習だけでなく、グローバルに活躍するために必要な「問題解決力」「クリティカルシンキング」「自立的研究」「コラボレーション」「議論」「プレゼンテーション力」を育成することに重点を置いています。

JOI運営会社概要
運営会社 :じゅけラボ予備校(株式会社エンライク)
所在地  :大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
代表者  :代表取締役 後藤智則
電話番号 :0120-615-597(JOI事業部)
事業内容 :教育事業 メディア事業 インターネット広告事業 コンサルティング事業
URL :https://joi-school.jp/

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