デジタル技術で音を視覚化した『みるカフェ』をオープン

東京都
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デフリンピックに向けて大学生が企画・運営!2月6日(木)~14日(金)@昭和女子大学CAFE3

デジタル技術を活用して音声等の言語を“みえる”化し、きこえる・きこえないに関わらず誰もがつながることができるコンセプトカフェ『みるカフェ』は、2023年11月に原宿にオープンし、12日間で約4,500人が来場しました。
今回は、きこえる・きこえない大学生が、「みるカフェ実行委員会」として、協働でカフェの企画・運営に携わり、昭和女子大学内「CAFE3」に2月6日(木曜日)~14日(金曜日)の期間限定で『みるカフェ』をオープンします。
皆様のご来店、ぜひお待ちしています。

1 実施概要
■ 実施期間: 2025年2月6日(木曜日)~14日(金曜日)
■ 営業時間: 11:00~17:00
■ 場所: 昭和女子大学3号館1階 「CAFE3」 〒154-8533東京都世田谷区太子堂1-7-57
     アクセス:https://office.swu.ac.jp/other/campusmap.html  
※大学正門入口でスタッフより通行パスをお受け取りいただき入構ください。
 『みるカフェ』ご来店目的以外での大学構内の敷地・建物への出入りは固くお断りします。

2 『みるカフェ』について
『みるカフェ』は、音声等の言語を文字に変えて“みえる”化する技術を活用し、きこえる・きこえないに関わらず、誰もが快適にコミュニケーションできる環境づくり、そしてその体験を通して共生社会への理解を促すことを目的としたコンセプトカフェです。今回は、昭和女子大学国際手話普及促進プロジェクトと、国立大学法人筑波技術大学等のきこえる・きこえない大学生が主体となり、カフェの企画・運営を行います。
カフェでは、注文やスタッフとのコミュニケーションなどにデジタル技術を活用し、きこえない・きこえにくい大学生を含む店舗スタッフや、みるカフェ実行委員会のメンバーと交流することができます。音声やキーボードで入力した内容を透明ディスプレイ上に表示できる技術や、手話言語をテキストに変換する技術、振動を音や光に変換するデジタル技術等、共生社会の実現につながるさまざまな技術を体験いただけます。

そのほか店内では、「TALKING HANDS」というコンセプトで手話言語をモチーフにしたポップアートをつくる門 秀彦さんの最新作を展示。過去のデフリンピック映像の放映、触ってわかるデフエンブレムモニュメント、手話絵本の展示などを行い、デフ(Deaf)の世界に触れるきっかけとなる情報を多面的に発信していきます。
※デフ(Deaf):英語で「耳がきこえない」という意味です。
 デフリンピックは、きこえない・きこえにくい人のための国際的なスポーツ大会です。

※門 秀彦(かど ひでひこ):ろう者の両親をもち、音声言語や手話言語では伝えきれない思いを表現するため、幼少期から絵を描き始める。手話言語をモチーフにした手話アート作品を数多く発表しており、アニメーション、お菓子のパッケージ、飲食店の店内アート、ホテルルームプロデュースを手掛けるなど、その活動は多岐にわたる。

3 開催背景
今回の開催は、2024年4月に発足した昭和女子大学「国際手話普及促進プロジェクト」(同学・現代ビジネス研究所認定)の大学生13名の活動がきっかけとなりました。プロジェクトメンバーは、手話言語を学び、これからの日本の共生社会の前進に向き合うべく活動しています。今回の『みるカフェ』は、この学生らが主体となり、音声と手話言語、双方を使用するコミュニケーションの重要性と楽しさをより広く知ってもらいたいという思いから、東京都とともに始動しました。
約3ヶ月間の企画・検討の中で、実際に原宿の『みるカフェ』で接客を行っていた国立大学法人筑波技術大学等のきこえない・きこえにくい大学生と協働し、運営・接客、展示・掲示物などを検討してきました。


     みるカフェ実行委員会の様子

■ 提供メニュー
みるカフェ実行委員会メンバーが考案した以下のメニューを期間限定でご用意します。コーヒーやティー、ラテなど「CAFE3」の通常メニューも提供しています。(どれも限定商品につき数に限りがございます。期間終了前に売り切れの場合は、ご了承ください)

商品名:みるカフェスペシャル
商品説明:ココアのドリンクにホイップクリームとチョコソース、そして国際手話「I LOVE YOU」クッキーがトッピングされたみるカフェでしか出会えない期間限定の商品です!ココアはアイスとホットからお選びいただけます。「I LOVE YOU」クッキーは単品でもお求めいただけます。冬でも「I LOVE YOU」の名のようにあたたかい気持ちになれるかも。

商品名:「友達」クッキー
商品説明:日本の手話単語「友達」のサインをかたどった「みるカフェ」限定オリジナルクッキーです。2枚以上お買い上げの方には限定特典があります!クッキー包装の裏にあるシールをご確認ください。2枚以上のクッキーのシールの「Sign(サイン)」が同じならもれなく「I LOVE YOU」クッキーを1枚プレゼント!限定特典はなくなり次第終了となりますのでお早めにお求めください!

商品名:「お絵描き」クッキー
商品説明:7cmの丸クッキーとデコレート用チョコペンがセットになった商品です。手話単語など、チョコペンでクッキーにオリジナルな自分だけのデザインを描いてみませんか? バレンタインのプレゼントにもぴったりです。デザインしたクッキーをお持ち帰りいただける袋つきで販売します。実行委員会メンバーがデザインパターンもご用意します。クッキーにイラストを描いてくださった方にはデフリンピックグッズをプレゼント!ぜひ、みるカフェ実行委員会メンバーに、描いたイラストをお見せください!

4 カフェで体験できるデジタル技術

音声翻訳表示ディスプレイ
(TOPPAN株式会社)
音声又はキーボードで入力した内容を透明ディスプレイ上に表示し、対面コミュニケーションを可能に。多言語翻訳も可能(他にも、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社、コニカミノルタ株式会社の透明ディスプレイを設置)

タブレット(会話アプリ)
(TOPPAN株式会社)
スマホまたはタブレット上で音声をテキスト変換するほか、多言語翻訳も可能
(ほかにも株式会社フィートが提供するアプリを活用)

SureTalk
(国立大学法人電気通信大学・ソフトバンク株式会社)
手話言語と音声をリアルタイムでテキストに変換

エキマトペ
(富士通株式会社)
電車の接近音などを擬音(オノマトペ)で表示

SOUND HUG
(ピクシーダストテクノロジーズ株式会社)
抱きかかえることで音楽を光と振動で楽しむことができるデバイス

ISeee TimeLine
(国立大学法人筑波技術大学)
イベントに参加している人たちが、互いにタイムライン(TL)上で情報交換、情報保障を行うためのウェブアプリケーション

Hapbeat
(Hapbeat合同会社)
競技音や観客の歓声などの音を振動に変換し、音の方向、強弱、リズムなどを「体で感じられる」デバイス

(参考資料)◆◆第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025◆◆
d52467-5603-20dedc0b5c050c185c3a8e7a9208067c.pdf【本件に関するお問合せ先】
東京都生活文化スポーツ局 国際スポーツ事業部 大会事業推進課 
電話:03-5320-7817

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