幹細胞コスメ、室温保管3か月で一部タンパク質が約40分の1減少

ReU株式会社
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ReU社の国内提携ラボでは日々幹細胞培養上清液「U-factor(R)液」の実験を実施

ヒト幹細胞培養上清液である「U-factor(R)液」で様々なサービスを展開するReU株式会社(リユー、本社:東京都千代田区、代表:井島 英博)は、幹細胞コスメであるReU製品中に含まれているU-factor(R)液由来タンパク質の安定性を示すため、12か月にわたり含有量の経時的変化を保管温度ごとに調査しました。その結果、一部のタンパク質において、室温保管を3か月間行うことで含有量が約40分の1まで減少することを確認しました。

■ ReU製品を冷蔵保管する理由

一般的に幹細胞コスメの主要成分となるタンパク質は熱に弱く、室温下では分解や失活が進行しやすいことが知られています。これは、温度上昇により幹細胞コスメ中の水分子の運動が活発になり、タンパク質構造の安定性が低下することが一因と考えられます。一方、低温環境では水分子の運動が抑制され、タンパク質の安定性が保たれやすくなります。この特性を把握した上で、当社は冷凍便でお届けし、冷蔵保管を推奨しています。

ReU製品にはU-factor(R)液が高濃度で配合されています。各製品の配合率は以下のとおりです。
 ・ モイストローション5:5%
 ・ モイスチャライジングクリーム5:5%
 ・ ブースターセラム25:25%
 ・ スピカイン80:80%

■U-factor(R)液に含まれているタンパク質
U-factor(R)液には5,000種類以上のタンパク質が含まれており、タンパク質の中でもサイトカインや細胞外マトリックスなど様々な種類があります。
本試験では、その中でも特に肌への関与が示唆されている以下4種類のタンパク質について、保管温度での含有量の変化を確認しました。

■ 実験の目的
本実験ではReU製品を室温、冷蔵、冷凍の3つの温度帯で保管した場合、タンパク質の含有量に変化がみられるか調査しました。
■対象製品
 ・ モイストローション5
 ・ モイスチャライジングクリーム5
 ・ ブースターセラム25
 ・ スピカイン80

■ 実験方法

1.開封品の測定
ReU製品を以下の温度条件で保管しました。
 ・ 室温(約20℃)
 ・ 家庭用冷蔵庫(約4℃)
 ・ 家庭用冷凍庫(約-18℃)
0、1~7か月、12か月目の合計9*回ELISA法でタンパク質量を測定しました。
冷凍保管したサンプルは測定前までに冷蔵庫に移して溶解し、測定後は再冷凍して次の測定まで保管しました。
* 2ヶ月以上0 pg/mLが続いたサンプルはタンパク質が検出下限以下になったものとみなし、6,7か月後の測定を一部省略しました。

2.未開封品の測定
ReU製品(上記4種類)を室温、家庭用冷蔵庫、家庭用冷凍庫に保管し、0、2、4、6、12か月目の合計5回ELISA法でタンパク質量を測定しました。
冷凍保管したReU製品サンプルは測定前までに冷蔵庫に移して溶解させました。

■ 実験結果
1.開封品の測定結果
ブースターセラム25

4つのタンパク質のうちTIMP-1を除く3つのタンパク質で室温保管による減少が見られました。特にサイトカインであるFGF2で顕著にみられ、3か月間室温で保管することによって約40分の1まで減少し、5か月目以降は0 pg/mL(検出下限以下)となりました。

スピカイン80

本試験において、長期保管による影響を大きく受けたのがスピカイン80でした。FGF2はわずか2か月の室温保管で0 pg/mL(検出下限以下)となった上、すべてのタンパク質で室温保管による減少がみられました。また、冷蔵や冷凍保管の場合でもFibronectinおよびFGF2では減少しました。これはスピカイン80が最もU-factor(R)液の濃度が高く、保管温度の影響を受けやすかったことが考えられます。

モイストローション5

4つのタンパク質すべてで室温保管によるタンパク質の減少が見られました。これまでの結果と同様FGF2において著しく減少し、4か月目以降は0 pg/mL(検出下限以下)となりました。FGF2の次にSPARC、Fibronectin、TIMP-1の順に減少幅が大きく、冷凍保管では減少を抑えられることが確認できました。

モイスチャライジングクリーム5

全体的に室温保管による減少が抑えられていました。しかしいずれのタンパク質も室温保管による減少が見られ、これまでの傾向と同様にFGF2は大きく減少し、2か月目以降は0 pg/mL(検出下限以下)となりました。SPARCのみ冷蔵と冷凍保管で差はあるものの、それ以外のタンパク質では見られませんでした。

2.開封品と未開封品の比較
開封品は全て同一のサンプルを用いて測定したため、測定時は室温に置いて測定後はもとの温度帯で保管を再開しました。このように冷蔵や冷凍保管した開封品サンプルは測定の度に室温に置かれ、繰り返される温度変化にさらされた状態で保管されました。一方で未開封品は測定直前まで同じ温度帯で保管され、温度変化のない状態でした。

開封品と未開封品を比較した際、ブースターセラム25およびスピカイン80の一部タンパク質で差がみられました。
ブースターセラム25

FibronectinおよびFGF2において差が見られました。いずれも室温保管の場合は開封品と未開封品で大きな差はないものの、冷蔵と冷凍保管で差がみられました。FGF2ではおおよそ4か月目までは同程度であったのに対し、Fibronectinにおいては2か月目から開封品の減少がみられました。開封品は測定のたびに室温にさらされ、繰り返される温度変化によってタンパク質の分解や失活が進行しやすくなった可能性が考えられます。

スピカイン80

スピカイン80もブースターセラム25と同様に室温保管では大きな差がないものの、冷蔵および冷凍保管で差が見られました。FibronectinおよびFGF2どちらも4か月目から開封品と未開封品で差が出ており、開封品の方が未開封品と比較して減少していました。

■まとめ
本試験より、次のことが確認できました。
 ・ 室温保管では、1か月でもタンパク質の量は大きく減少する可能性がある。
 ・ 冷蔵保管の場合、3~4か月以内であればタンパク質の減少は抑えられる。
 ・ 繰り返される温度変化によってタンパク質の減少は加速する。

以上のことから、ReU製品の取り扱いについて以下とします。
 ・ 購入後してから使用する前まで冷凍保管してください。
 ・ 使用直前に冷蔵庫で、解凍してください。
 ・ 解凍後は3か月以内の使用を推奨します。

本試験により、解凍後の使用目安を設定することができました。今後も測定を継続して実施し、皆様がより安心してご使用いただける製品づくりに努めてまいります。

■ReU株式会社について

ReU株式会社は、ヒト由来の幹細胞培養上清液を研究・開発・製品化する会社です。
U-Factor株式会社におけるALSや脳梗塞後遺症などの難病創薬研究の知見を基盤に、科学的根拠と厳格な品質管理に裏付けられた幹細胞培養上清液の研究を進めています。
ReUはU-Factorグループにおいて、医療のために生まれた再生医療技術を、日常に届くかたちへ翻訳する役割を担います。肌にとどまらず、人が本来持つ回復力を土台から支える視点で、安心・安全・透明性を重視した製品を提供し、健やかに自分らしく年齢を重ねるための選択肢を社会に届けています。

ReU(リユー)公式オンラインストア: https://online.reunet.jp/
ReU(リユー)公式Instagramアカウント: https://www.instagram.com/reu_beauty/
ReU株式会社コーポレートサイト: https://re-u.co.jp/

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