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「就活の前に、いろんな生き方を知る日。」── 地元・都会・起業、3つのリアルを聞き比べる無料対話型イベント、参加者募集中。
広島県の若年層転出超過に対し、行政は「定住促進策」を、企業は「採用強化」を打ち続けてきた。しかしその多くは、「若者が地元を選ばない理由」を大人が推測することで設計された施策だ。
当事者である学生たちは、まったく別の問いを立てていた。
「地元に残る理由がないんじゃない。地元を知る機会がなかっただけ。」
2026年4月、この問いから生まれたコミュニティ「S-colle(エスカレ)」が福山市で発足した。

行政や企業がこれまで設計してきた若者向け施策には、ある共通の前提がある。
「若者は地元の魅力を知った上で、それでも都会を選んでいる」という前提だ。
だから対策は、魅力の発信、待遇の改善、定住インセンティブに向かう。
しかし、S-colle代表の金盛舜也(九州大学)が気づいたのは、もっと手前の問題だった。
学生は「都会と比べて地元を選ばない」のではなく、「比べるための材料を持っていない」。
地元にどんな企業があるか、どんな働き方ができるか、起業という選択肢があるか–そうした情報に触れる機会が、圧倒的に少ない。選択肢を知らなければ、選ぶことも、残ることも、できない。
この「問いの立て方の違い」こそが、S-colleが生まれた出発点だ。
「12年間、若者と地域をつなぐ活動をしてきた中で、一番難しいのは『学生が自分の言葉で動き出す瞬間』をつくることだと感じています。S-colleはまさにその瞬間から生まれました。私たちは、その『やりたい』を潰さない環境をつくることに徹したいと思っています。」
一般社団法人ミライゴト 代表理事 角田 千鶴
学生主体のイベントは、全国的に増えてきている。S-colleが異なるのは、運営主体が学生であることではなく、課題の構造分析と解決設計を学生自身が行っている点。
S-colleが着目した、現在の就活の問題点
・スペック(給与・知名度)で選ぶ就活が、学生の本音を置き去りにしている
・「都会=正解、地元=妥協」という無意識のバイアスが比較を歪めている
・本音で将来を話せる場が、構造的に存在しない
・企業と出会う前に「自分は何を大切にするか」を考える機会がない
これは、採用担当者や行政が語る「若者の課題」とは、切り口がまったく異なる。
学生の目線から見た、学生自身による構造分析。
「福岡で2年間の大学生活中、キャリア教育のコミュニティで他大学・他学年の人や素敵な大人の方々と接することでたくさんの『刺激』を得ることができました。『働く』ことをもっと身近に、そんな環境を福山にも創りたいと思いS-colleを立ち上げました。大きな一歩のための小さな積み重ねを福山の皆さんと推し進めていきたいです。」 ── S-colle代表 金盛 舜也(九州大学理学部数学科)
一般社団法人ミライゴトは、2014年から12年間にわたり福山市で若者と地域をつなぎ続けてきた事業を母体に、2024年に法人化。これまでに3,000名以上の若者と関わり、修了生370名以上を輩出してきた。2025年度に開催した学生と企業の経営者がフェアに対話するマッチングイベント「PitchMatch 2025」では、マッチング率78%・13件の企業訪問・正社員採用という成果を上げている。
一方で、この対話を通じて見えてきたこともある。企業が届けたい情報と、学生が本当に知りたい情報には、想像以上のズレがあった。表面的な企業紹介や待遇の提示だけでなく、「この会社で自分はどう働けるのか」「この地域で暮らすとはどういうことか」–学生が求めていたのは、自分の将来を描くためのリアルな情報だった。
その気づきの中から、学生たち自身がこんな声を上げた。
「自分たちの手で、キャリアを考える場をつくりたい。」
S-colleは、その声に応える形でスタートした。
ただし、大人が「つくってあげた」のではない。
学生が課題を設定し、構造を分析し、設計した。
ミライゴトは、その「やりたい」を支える運営管理を担う。
本イベントは「就活セミナー」でも「企業説明会」でもない。
将来について考える最初の入口として、次の4つの価値を参加者に届ける。
【1. 働き方の選択肢が広がる】
地元就職・都会就職・起業という、まったく異なる道を歩んだ3名のリアルな話を聞き比べることで、「就職=こうあるべき」という固定観念が揺らぐ体験ができる。
【2. 「自分に合う会社」を探す視点が手に入る】
給与や知名度ではなく、「自分の価値観や理想の生活に合う環境はどこか」という本質的な問いを持ち帰ることができる。
【3. 本音で将来を話せる場がある】
「まだ決まっていない」「働くことへの不安がある」–そんな未整理な本音が、むしろ参加の前提。評価される場ではなく、自分の感覚を言葉にしていい場所。
【4. 気づきが、次の一歩につながる】
イベント後には特典シートの受け取りや個別1on1への接続など、「気づいたこと」を「行動」に変えるフォローアップ設計がある。
イベント名:福山しごト~ク vol.1
テーマ:地元・都会・起業 ── それぞれの選択肢
日時:2026年5月9日(土)14:00~16:00
会場:itiSETOUCHI コワーキングスペースtovio(福山市西町1-1-1)
対象:学生、または30歳以下の転職希望者・起業関心者
参加費:無料
申込:申し込みフォーム
形式:パネルディスカッション + 比較ワーク + 交流
企画運営:S-colle
主催:一般社団法人ミライゴト/株式会社山陽管理
有料職業紹介事業許可番号:34-ユ-300665
(株式会社山陽管理/広島県福山市東町3-10-5)
特別協力:itiSETOUCHI

【Speaker 1】
田口 天さん
福山市立大学卒業 → 地元就職 → シネマトグラファーとして独立 福山に根ざし、キャリアを重ねてきた実践者。地元での就職を経て、映像の世界で独立。地域の中で暮らし、働き、自分の道を切り拓くリアルを語る。
【Speaker 2】
村上 元基さん
関西大学卒業 → 地元福山で起業 総フォロワー5万人超の地域特化メディア「福山じゃ」を運営。30社以上のPR支援実績を持ち、SNSを活用した採用広報やコンサルティングを展開。
【Speaker 3】
藤本 悠太さん
福山大学卒業 → 東京就職 → 広島の企業へ転職 都会でのキャリア形成のリアルを語る。都会の刺激、キャリア成長、そしてUターンの選択。
当日プログラム
14:00 オープニング
14:10 3人のトークセッション(40分)── 「なぜその選択をしたのか」「実際どうだったか」
14:50 比較ワーク(25分)── 自分の価値観を言語化する内省の時間
15:15 交流・逆質問タイム(20分)── 登壇者と学生がフランクに対話
15:35 クロージング(10分)
15:45 終了(~16:00 自由交流)
学生が主体となり、キャリアについて学び・考え・行動するためのコミュニティ。「S」はSta-sh・STUily・スタイリィという仲間たちと同じ頭文字で、この活動がひとつの家族であることを示している。「colle」はラテン語・イタリア語で「丘・集まる場所」を意味し、College(大学)の語源でもある古代ギリシャ語「スコレー(自由な時間・学び)」にも通じる。
コンセプト:自分の時間を、自分のミライへ。知る、選ぶ、自分になる。

代表:金盛 舜也(一般社団法人スタイリィ mi-na-to統括 / 九州大学理学部数学科・休学中)
アドバイザー:村上 元基(地域特化SNSメディア「福山じゃ」運営)
顧問:角田 千鶴(一般社団法人ミライゴト 代表理事)
顧問:隅田 航(一般社団法人スタイリィ 代表理事)
運営管理:一般社団法人ミライゴト
S-colleは2026年度を通じて「福山しごト~ク」を定期的に開催するほか、ミライゴト主催の「PitchMatch」「Sta-sh」とも連携。年間7回の学生向けイベントを福山市で展開し、学生と企業・地域をつなぐ活動を継続していく。
当日の取材は事前予約制です。S-colle代表・金盛舜也への個別取材も対応可能です。
こんなテーマで話せます
・「大人・行政の視点と、学生の視点はどこがズレているか」
・「なぜ『魅力発信』では若者流出は止まらないのか」
・「学生が自ら課題を設計するとき、何が見えてくるか」
ご関心のある媒体は、お早めに下記までご連絡ください。
ミライゴトとは?PitchMatchとは?はこちらからご確認ください。
一般社団法人ミライゴト 担当:角田 千鶴(つのだ ちづる)
所在地:広島県福山市東町3-10-15
E-mail:info@miraigoto.net
以上
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