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日比友好70周年の節目に開催されたフィリピン最大級の盆踊りで、貧困層の子どもたちが櫓の上で輝く
フィリピン・セブ島で活動する国際支援団体「NPO法人DAREDEMO HERO(所在地:フィリピン・セブ市、代表:内山順子)」の子どもたちが、2026年5月16日・17日に開催されたフィリピン最大級の日本文化交流イベント「Cebu Bon Odori 2026」に参加しました。

夜空を彩る花火
今年のCebu Bon Odori 2026は、日比友好70周年記念事業として開催され、2日間で延べ約25,000人が来場。世界的に活躍するアーティストや日本人パフォーマーも多数出演し、70を超える飲食・企業・文化ブースが並ぶなど、セブ最大級の日本文化イベントとして大きな盛り上がりを見せました。

World orderの圧巻のパフォーマンス
和太鼓、生演奏、盆踊り、花火など、多彩な日本文化コンテンツが展開される中、DAREDEMO HEROの子どもたちは、盆踊りのメインステージである「櫓(やぐら)」の上で盆踊りのデモンストレーションに参加。さらに、ラーニングセンターの子どもたちも初めて浴衣を着用し、多くの来場者の前で日本文化に触れる特別な機会を得ました。

盆踊りで盛り上がる会場
貧困層の子どもたちが「主役」になれる時間
DAREDEMO HEROが支援する子どもたちの多くは、フィリピンの貧困地域で暮らしています。普段、大勢の人の前に立ったり、誰かに注目されたりする機会は決して多くありません。
だからこそ、今回のCebu Bon Odori 2026で、子どもたちが櫓の上に立ち、多くの来場者の前で踊ることには、大きな意味がありました。
今年は、ゴミ山や墓地に住む子どもたちも初めて参加し、人生で初めて浴衣を着た子どもたちもいました。色鮮やかな浴衣を身にまとい、多くの観客に見守られながら踊る子どもたちの姿は、とても誇らしげで、輝いていました。
イベント中には、多くの来場者から写真撮影や声掛けを受け、子どもたちはたくさんの笑顔に包まれていました。
イベント終了後には、
「また踊りたい」
「浴衣を着るのが夢だった」
「すごく楽しかった」
という声も上がり、子どもたちにとって大きな自信につながる、特別な経験となりました。
DAREDEMO HEROでは、教育支援だけではなく、「自分にもできる」「自分にも価値がある」と感じられる経験を、子どもたちに届けることも大切にしています。
今回の盆踊りは、まさに子どもたちが「主役」になれる時間となりました。

櫓で踊る子どもたち
日本とフィリピンの歴史を越えて、「同じ輪で踊る」意味
フィリピンと日本には、戦争という悲しい歴史があります。
特にセブ島は、第二次世界大戦中に激しい戦闘が行われ、多くの命が失われた場所でもあります。
その歴史を知るからこそ、現在、日本人とフィリピン人が同じ場所で笑い合い、同じ音楽に合わせて踊り、同じ時間を共有していることに、大きな意味があるとDAREDEMO HEROは考えています。
Cebu Bon Odoriは、単なる日本文化イベントではありません。
国境や文化、言葉、宗教の違いを越え、人と人がつながり、笑顔を共有する「平和の象徴」となる空間です。

笑顔があふれる会場
「平和」とは、同じ場所で笑い合えること
DAREDEMO HERO代表であり、Cebu Bon Odori実行委員である内山順子は、今回のイベントについて次のように語っています。
「平和とは、ただ争いがないことではなく、国境や文化、宗教を越えて、みんなが同じ場所で笑い合えることなのだと思います。今回、貧困地域で育った子どもたちが、日本人やフィリピン人、多くの来場者に囲まれながら、笑顔で櫓の上で踊っている姿を見て、改めてこのイベントの持つ意味を感じました。」

浴衣を着た子どもたちと、代表の内山順子(右下)
DAREDEMO HEROについて
DAREDEMO HEROは、「全ての子どもたちが夢と希望を持ち、努力が正当に報われる社会の実現」を理念に、フィリピン・セブ島で教育支援活動を行うNPO法人です。
現在、約60名の奨学生に対する大学卒業までの一貫教育支援に加え、墓地やごみ山周辺地域など最貧困層地域において、約100名の子どもたちへのラーニングセンター事業を実施しています。
教育支援だけでなく、リーダーシップ教育、栄養支援、国際交流活動などを通じて、将来社会問題を解決できる人材育成を目指しています。
【団体概要】
団体名:NPO法人DAREDEMO HERO
所在地:兵庫県西宮市、フィリピン・セブ市
代表:内山順子
公式サイト:https://daredemohero.com/

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