FASHION
待望のノーマン・ロックウェル展、第2弾! アメリカのイラストレーター、ノーマン・ロックウェルのイラストを瀬戸で立体化した陶磁器製フィギュアを約250点紹介。

企画展「続・ノーマン・ロックウェル展」
ノーマン・ロックウェル(1894-1978)は、アメリカで活躍したイラストレーターです。1916年から47年間にわたり、当時アメリカで最も売れた雑誌『サタデー・イブニング・ポスト』の表紙を手掛けたことで知られ、ロックウェルの描いたアメリカの家庭生活や郷愁を誘うイラストは、アメリカ人の心を捉えて離しませんでした。
このロックウェルの公式フィギュアが、瀬戸でつくられていたことをご存知でしょうか。瀬戸で制作された陶磁器製の装飾品や人形等のことを「セト・ノベルティ」と呼びますが、1970年代以降、ロックウェルのイラストを題材にしたセト・ノベルティが複数のメーカーでつくられ、アメリカへ輸出されました。イラストを平面から立体へ──全方向から見られるよう、描かれていない部分を補いながら造形する技術は、瀬戸で培われた職人技でした。
今回、待望の続・ノーマン・ロックウェル展! アメリカの発展を象徴するノーマン・ロックウェルの世界を、立体でお楽しみください。
I.立体で観るノーマン・ロックウェルの世界
──「私は、こうあってほしいと思う生活を描いたのです」ノーマン・ロックウェル
激動の時代の中で、古き良きアメリカをユーモアを交えて描き、時に社会の動向を敏感に映した作品を生み出したロックウェルは、没後半世紀近く経た現在でもなお、アメリカを象徴するイラストレーターであり続けています。ノーマン・ロックウェルが描いたイラストを立体で再現した、ミニチュアの世界をお楽しみください。

光和陶器《はじめの一歩》1979年頃──温かく理想的なアメリカの家庭生活

丸山陶器《プロムの後で》1979年頃──瑞々しい青春とアメリカのイベント

丸山陶器《婚姻届》1976年頃──ロックウェルの傑作と名高い作品も立体化

ゴトー《ロックウェルを訪ねた少年》1981年頃──ロックウェル自身もノベルティになっている
II.瀬戸の技術
明治6年(1873)のウィーン万博を契機に石膏型の製法が瀬戸へ伝授されると、成型・量産技術が一段と発展していきます。そして第一次世界大戦時、アメリカのビスク人形の需要をドイツに代わり瀬戸が担ったことがきっかけとなり、ノベルティは一大産業となりました。その生産体制と技術力を背景に、1970年代以降には公式の美術館や百貨店などから、ノーマン・ロックウェルのノベルティの発注を受けたのです。
瀬戸で培われた手仕事の技術にもご注目ください。

テーケー名古屋人形製陶《信仰の自由》1981年頃──原画は頭部のクローズアップ・原型師の補完技術が光る

丸山陶器《食前の祈り》1976年頃──皺や椅子の細い部分まで丁寧に造形する成型技術

丸山陶器《Four Seasons:子どもじみた夫》1978年頃──絵画とは異なる絵具で原画の色彩を表現する再現性
ノベルティの展示作品は、新規収蔵品も含めて約250点! ロックウェルのイラストが掲載された当時の雑誌や広告等もあわせて展示いたします。

– 企画展名:「続・ノーマン・ロックウェル展」
– 会 期:2026年6月5日(金)~9月27日(日)
– 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
– 休 館 日 :毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館)、8月13日(木)~8月17日(月)
– 入 館 料 :一般1,000円(800円)、高・大学生・シニア65歳以上800円(600円)、中学生600円(400円)、小学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金/障がい者手帳をお持ちの方700円
– 後 援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、瀬戸市教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会
■絵付体験講座「仔馬くんと、幸せの青い鳥」
かわいい動物で人気♪ 瀬戸の陶芸家・村井陽子さん手づくりの、小さな磁器のオブジェに彩色します。
日 時:8月29日(土) 13:30~15:00
講 師:村井 陽子 氏(陶芸家)
参 加 費 :4,000円(材料費・焼成費込/別途要入館料)
定 員:20名(要事前申込)
■ギャラリートーク
学芸員による展示(企画展・常設展)解説を行います。
日 時:6月6日(土)、6月20日(土)、7月4日(土)、7月18日(土)、8月1日(土)、8月22日(土)、9月5日(土)、9月19日(土) 各日13:30~ 1時間程度
場 所:横山美術館展示室
※事前申込不要、要入館料
– 企画展パンフレット:200円(税込)
– セト・ノベルティデザイン クリアファイル:100円(税込)

横山美術館について ▶横山美術館は、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器の里帰り品を中心に収集・展示をしている美術館です。名古屋周辺で制作された輸出陶磁器、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケ、まとまった作品群を目にする機会が少ない隅田焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々をご覧いただけます。

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公益財団法人 横山美術館
〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-1-21
TEL:052-931-0006
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