養老町からネパールへ。養老町の人権教育から生まれたネパールでの平和授業

特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
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なかよし学園、養老町立高田中学校80周年記念講演に向け、ネパールの学校で「家族の絆」と“なかよしツリー”を活用した平和教育を実施

特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、2026年6月3日、ネパール・ルンビニ州ルパンデヒ郡ロヒニ村自治体6区ボドワール地区にある Shree Bodwar Secondary School にて、平和教育・人権教育をテーマとした模範授業を実施しました。
今回の授業では、岐阜県養老町教育委員会を通じて手渡された人権作文集『家族の絆』を現地の子どもたちに紹介。人権教育に力を入れてきた養老町の取り組みを、なかよし学園がネパールの学校へ届けました。
また、生徒たちは家族への思いや平和への願いをピンク色のカードに書き込み、それを大きな木の台紙に貼り付ける「なかよしツリー」を制作しました。一本の木に一人ひとりの思いが重なり、教室には、国境を越えて人権と平和を考える学びの場が生まれました。

岐阜県養老町とネパールルンビニをつなぐ「なかよしツリー」

養老町立高田中学校80周年記念講演へつながる、世界との学び合い
なかよし学園は今後、岐阜県養老町立高田中学校にて、創立80周年記念講演を予定しています。
高田中学校は「夢と人権を大切にする学校」をめざす学校像として、一人ひとりが安心して過ごせる学校づくりを進めています。創立80周年という大きな節目に、生徒・職員・保護者が、自分たちの大切にしてきた人権やこれからの生き方を考える機会として、なかよし学園代表・中村雄一による講演会の開催が検討されています。
今回ネパールへ届けられた『家族の絆』は、養老町が積み重ねてきた人権教育の象徴でもあります。なかよし学園は、その一冊を海の向こうへ運び、日本の地域で育まれてきた人権教育の価値を、ネパールの子どもたちと共有しました。
今後は、高田中学校でも同様に「なかよしツリー」の取り組みを実施し、ネパールの子どもたちのメッセージと、日本の子どもたちのメッセージをつなげていく予定です。養老町と世界の子どもたちが、人権と平和について互いに学び合う新たな教育交流へと発展させていきます。

人権教育に力を入れる養老町の取り組みをネパールに紹介

6月3日、ネパールの学校で行われた授業
6月3日午後に訪問した Shree Bodwar Secondary School では、なかよし学園が日本各地の学校と連携して行っている「世界とつながる学び」の一環として、複数の教材を活用した授業を行いました。
授業では、ブンブンごまやお手玉YOYOを使い、力の方向、動力、回転運動、ものづくりの面白さを伝えました。また、折り紙を通じて空間認識や創造力を育み、身近なものから学びを生み出す日本の教育文化を紹介しました。

ブンブンごま

折り鶴で空間認識能力や創造力を育む

ブンブンごまで「動力」を学ぶ

その後、岐阜県養老町の人権教育の取り組みとして『家族の絆』を紹介。家族を大切にする心、相手を思いやること、人と人とのつながりが平和な社会をつくることを、現地の生徒たちに伝えました。
生徒たちは、家族への感謝や平和への願いをカードに書き込み、「なかよしツリー」を完成させました。教室の黒板前に掲げられたツリーには、ネパールの子どもたち一人ひとりの思いが花のように咲き、人権教育が国境を越えて共有される瞬間となりました。

養老町発行の「家族の絆」を読む中村雄一代表

なかよし学園のアシストを受けながら読む生徒たち


完成したネパールの生徒たちの「なかよしツリー」。それぞれの家族への想いや平和への想いが込められている

人権を学ぶことは、平和な世界をつくること
なかよし学園が大切にしているのは、単に日本の教材や物資を海外に届けることではありません。
日本の学校や地域で生まれた学びを世界へ届け、その現地での反応や成果を再び日本の学校へ還していくことです。この循環によって、日本の子どもたちは「自分たちの学びが世界とつながっている」ことを実感し、海外の子どもたちもまた、日本の地域が大切にしてきた価値に触れることができます。
今回の活動は、養老町が積み重ねてきた人権教育を、ネパールの子どもたちと共有する取り組みとなりました。そして今後、高田中学校80周年記念講演を通じて、ネパールの子どもたちの思いが養老町へ還っていきます。
地域で育まれた人権教育が世界へ届き、世界の子どもたちの声が地域へ戻ってくる。なかよし学園は、養老町80周年の節目に、養老町と世界をつなぐ「学び合い」の架け橋となることを目指します。

養老町からネパールへ、そして世界中へ。人権教育で世界を平和にする活動は続く。

代表コメントなかよし学園プロジェクト 代表 中村雄一
岐阜県養老町で大切にされてきた人権教育の取り組みが、今回ネパールの子どもたちに届きました。
教育委員会から手渡された一冊の本『家族の絆』には、人を大切にすること、家族を思うこと、安心して生きられる社会をつくることの大切さが込められています。その思いをネパールの学校で紹介し、子どもたちと一緒に「なかよしツリー」をつくることができたことは、とても大きな意味があると感じています。
人権を学ぶことは、平和をつくることです。誰かを大切にする心が、争いを防ぎ、社会をあたたかくしていきます。
今後、養老町立高田中学校の80周年という大切な節目に、ネパールの子どもたちの思いを日本へ届け、日本の子どもたちとともに人権と平和について学び合っていきたいと思います。
養老町と世界が、教育を通じてつながる。その架け橋となれるよう、なかよし学園はこれからも活動を続けてまいります。

Shree Bodwar Secondary Schoolの先生方。今回の教育支援活動にとても感銘を受けていた。

今後の展開
なかよし学園は、養老町立高田中学校で予定されている創立80周年記念講演に向け、今回ネパールで完成した「なかよしツリー」の取り組みを日本側へ還元していきます。
高田中学校の生徒たちも、自分たちの家族への思いや、平和な社会への願いを言葉にし、ネパールの子どもたちのメッセージと重ね合わせることで、国境を越えた人権教育の学び合いを実現していきます。
なかよし学園は今後も、日本各地の学校・自治体・教育委員会と連携し、地域の教育実践を世界へ届け、世界の学びを地域へ還す「世界とつながる学び」を推進していきます。

昨年行われた養老町での講演会では人権をテーマに語った

養老町人権推進講演会で基調講演したなかよし学園

教育委員会から託された「家族の絆」が世界の平和授業に活用された

団体概要
団体名:特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト
事業内容:世界とつながる学び(CoRe Loop)を軸とした探究・平和・包摂教育プログラムの企画運営/国内外の教育・食・心のケア支援 等

本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト(事務局)
E-mail:peace.office@nakayoshigakuen.org

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