大切な友人からうれしい報告を受け、初めての結婚式にお呼ばれしたときは、どんな髪型にしようか迷いますよね。
せっかくの結婚式で失礼がないよう気をつけたいところですが、果たしてどんな髪型が良いのでしょう? 今回は、ヘアサロン「Je suis heureuse Miel」の美容師として活躍する鈴木毅樹さんに、結婚式で気をつけたい髪型マナーについて取材しました。ぜひ参考にしてみてください。
NG1:花嫁を連想させる髪飾り
ティアラやチュール、かすみ草などは花嫁が使用することが多く、もし被らなかったとしても、花嫁のイメージを連想してしまうものなのでタブーと考えておくとよいでしょう。他にも生花全般ときらびやかすぎる派手なアクセサリーも注意が必要。
シンプルなパールなら派手すぎないうえ、柔らかい光沢がお呼ばれの機会にマッチするのでおすすめです。
NG2:だらしないヘアセットは不潔なイメージ
イベント事の主催者が、おもてなしの精神で自身の身だしなみを綺麗に整えるのと同じように、参列者もお祝いに出向くということを意識し、清潔感のある身だしなみが必須。
清潔感のあるヘアセットを考えたとき、適度なツヤ感はマストです。艶出しスプレーまたはオイルとワックスを混ぜたものを普段より少し多めにつけてあげることで、髪にツヤが生まれます。なかでも、艶出しスプレーならセットを完了した後からでも自由に使えるので重宝するでしょう。
NG3:正式な場に相応しくないヘアスタイル
好みや関係性にもよりますが、ただ一口にセットと言ってもツインテールやナイトセットのような正式な場に相応しくないようなヘアスタイルは控えた方がよいでしょう。あまりにも特徴の偏った雰囲気は、せっかく招いてくれた花嫁たちの顔に泥を塗るようなこともあります。
NG4:プリンになってしまっているヘアカラー
どんなにきれいにセットされていたとしても、髪色が黄色く抜けてしまい根元が“プリン”の状態になっていてはきれいに見えるものも見えませんよね……。とくにヘアカラーは見た目の清潔感にダイレクトにつながるポイントでもあります。カラーも大切な身だしなみのひとつだということをお忘れなく!
大事な友人の晴れの舞台を快くお祝いできるように、身だしなみから心遣いをしていきましょう。清潔感のあふれる髪型は、当日の華やかなシーンにもぴったりですよ!
文/前濱瞳 取材協力/鈴木毅樹(Je suis heureuse Miel) 画像/Shutterstock(hanack、tkc-taka、プラナ、mits、cba)