結婚式にお呼ばれするということは、人生の最大の儀式の立会人になるということです。光栄なことですよね。心を込めて祝福するためにも結婚式のマナーはおさえておきましょう!
今回は、元ブライダルプランナーであり、マナー講師の筆者が結婚式でのNGマナーと正しい立ち振る舞いをお教えします。
服装・バッグのタブーって?
白は花嫁の色ですので、ゲストは白を着ないのがマナー。また、黒一色の服は、弔事を連想さえることから、結婚式にはふさわしくないとされます。黒を着る場合は、アクセサリーやスカーフ、バック、靴などで華やかさを出しましょう。
また、肌の露出が大きいロング丈のドレスは、イブニングドレスと呼ばれ、夕方以降のパーティに着ます。昼間に肩が露出するデザインを着るときには、ボレロやストールをはおりましょう。
なお、バッグはパーティ用の小ぶりな物にしましょう。派手なブランドのロゴが入っているデザインやカジュアルな素材のバックも不向きです。大きなバックも結婚式にはふさわしくありませんので、クロークに預けるようにしましょう。
開宴前のマナーと気をつけたいポイント
披露宴中に席を立たなくていいように、開宴前にお化粧室に行っておきましょう。その際に、身だしなみも整えておくといいですね。
開宴前に新郎新婦やそのご両親を見かけたときには、お祝いを伝えます。ただし、長話をしないように気をつけましょう!
式場に入り、同じテーブルに初対面の人がいた場合は、ご挨拶をすると和やかな雰囲気になります。その際にまず新郎新婦との関係を伝えて自己紹介するといいですよ。
披露宴中の3大マナー違反
1.スピーチ中のおしゃべり
スピーチ中はおしゃべりを慎み、最初と最後には拍手を贈ります。
2.いつまでも食べ続ける
だらだら食事をするのは考えものです。周囲のペースに合わせて食事をしましょう。スタッフの人がお皿を下げはじめたら、途中でもフォークを置きましょうね。
3.新郎新婦を追いかけまわす
スマホで写真撮影や動画撮影をするのはかまいませんが、大勢がつめかけると新郎新婦が見えなくなり親族の方が気の毒です。周囲の状況を見て、他の人のシャッターチャンスを奪わないように配慮をすることも大切ですよ。
自分が結婚する側だったら、どう振る舞われたらうれしいかを常に考えながら、相手を祝福しましょう♡
文/桜美月 画像/PIXTA(ピクスタ)(MalkovKosta、hanack、OrangeMoon、Ushico、kou)