結婚式に出席するとなるとドレスにバックに靴を決めればバッチリ! と思いがちですが、ストッキングにもマナーがあるということをご存知ですか?
冬はタイツを着用してもいいと思っているあなたは、マナー違反をしていますよ。
そこで今回は元ブライダルプランナーであり、マナー講師の筆者が“結婚式のストッキングマナー”についてご紹介します。
基本はベージュのストッキングを
結婚式のようなフォーマルな場にはベージュのストッキングを着用するのが基本です。
夏場だからと素足はマナー違反。
カジュアルウェディングや1.5次会などでは、ある程度の自由は許されますが、新郎新婦や周りのゲストへの配慮を忘れないようにしてください。
ストッキングが、伝染したときのために予備の準備もお忘れなく。
ベージュ以外に着用してもよいストッキングは?
(1)ラメ入りストッキング
色はもちろんベージュのラメ入りのものは、光沢感があり装いを華やかにしてくれます。
ギラギラし過ぎていない上品なラメ入りを選ぶようにしましょう。
(2)ワンポイント
スワロフスキーが入っているデザインは、足元をさりげなくオシャレにみせます。
タトゥーストッキングのように文字や絵柄が入っているものは結婚式には不向きですので気をつけて。
NGなストッキングは?
(1)黒タイツ
冬場でも黒は、喪服を連想されるので避けたほうがよいでしょう。
真冬の電車などの移動中は、タイツを履き、結婚式場に着く前にベージュのストッキングに履き替えるのもひとつです。
(2)カラーストッキング(タイツ)
ドレスに合わせてカラーストッキングを着用するのはOKと思っている人もいますが、結婚式にはカラータイツはふさわしくありません。
(3)網タイツ
足元は自由でいいと思わず、基本はベージュのストッキングと覚えておきましょう。
(4)柄入り
花柄やドット、ストライプなどもNGですが、カジュアルウェディングの場合は、シンプルなデザインでしたらOKです。
せっかくのお呼ばれなので華やかにしたいという気持ちはよくわかりますが、新郎新婦やその他のゲストに失礼のないように”思いやり”をもって装うことが大切です。
ストッキングのマナーを押さえたうえで、自分らしいおしゃれを楽しみましょうね。
文/桜 美月
ミス松山、イメージアッププロデューサー。愛され美人の立ち振る舞いやビジネスマナー研修講師として活躍中。
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