ハードな撮影も終始笑顔でこなすプロ意識の高さとガッツには多くのJJスタッフも虜に！ぽわんとした天然さんに見えて、つねに目標を持って努力するしっかり者な一面もある欅坂46土生瑞穂ちゃん。そんな“はぶちゃんマインド”を徹底解剖します！
アイドルはいつまでも続けられないもの。
だからいつも目標を明確にしたい！
――今、はぶちゃんがチャレンジしてみたいことって何？
お芝居に興味があります。ドラマや映画にもいつか挑戦してみたいです。あとは、ファッションブランドとコラボして、デザインも一緒に考えてみたい！ そのためには人気や知名度も大事だから、もっともっと頑張らないといけないんですが。あと私、実は欅坂46のオーディションに受かっていなければ美容専門学校に通っていたんです。だからヘアメークには特別な思いがあって、コスメのプロデュースや、誰かをメークしてみたいという気持ちもあります。自分が人に見られる仕事をしてみて、自分をよく見せたい、少しでも可愛くなりたい！という女のコの気持ちをより分かるようになったと思うから。
――挑戦してみたいことがいっぱいですね
経験しないと分からないことが多い、というのをこの半年で実感したので、未経験のことにどんどん挑戦してみたいんです。今は苦手だと思っていることでもチャレンジしたい。もちろん、チャンスをもらえるように頑張らないといけないから、目の前のことを頑張りつつ。でも、待っているだけじゃ始まらないから口に出してみたり（笑）。
――やりたいことが明確ですごい！
アイドルっていつまでも続けられるものではないからこそ、きちんとその先について考えなきゃと思っていて。1分1秒を無駄にしたくない、と思ってやりたいことや目標は常に意識しています。
――昔からそうだったの…？
いえ、まったくの別人（笑）。高校時代は何も考えていなかったし、デビューしてからも来る仕事を頑張るだけ。その先を見ていなかったですね。今思うと、もったいない時間を過ごしていました。きちんと考えるようになったのは、この1年くらいかな。
――やりたいことが分からなくて、モヤモヤしていたこともあった？
ありましたね。今だから言えるけど、私、4枚目のシングルまでは3列目だったんです。今でこそ、そこにいられること自体がありがたいと思うんですけど、当時はうまくモチベーションを保てなくて。モヤモヤしていました（笑）。
――変わったきっかけは？
ラジオ番組のレギュラーパソナリティのお仕事をいただいたとき、「どの位置にいても見てくれる人がいるんだ」ということに気づけたからですかね。「だめだ」「いやだ」と思わずにグループにいられることに感謝しないと、と思ったんです。オーディションに受からなかったコのことを考えたら、どの位置でも頑張らないといけない。そう思っているうちに、JJモデルの仕事も徐々に増えてきて、少しずつ自信になっていきました。
――すごくポジティブだけど落ち込んだりすることはないの？
いつもうまくいくことなんてないから、うまくいかないことがあって当然ですよね。ネガティブに考えても変わらないので、どうにかプラスに消化するようにしていす。
――誰かに相談したりするの？
わりと１人で考えこむタイプ。親にもマネージャーさんにも相談ってほとんどしないかも。
――辛いときの乗り越え方は？
あまり辛いと感じることがないかな。自分が好きなことをできていれば楽しいから、基本的に今はずっと楽しいです。
――忙しいときにもう疲れた、休みたい！ってならない？
ならないですね。むしろ休んでいるほうが不安になる。忙しく仕事しているほうが安心するし、幸せ（笑）。それに、楽な仕事なんてないですよね。「疲れたなぁ」と思うことはあるけど、そこで頑張れば自分に返ってくるし、やり遂げたっていう自信になる。JJ8月号で、1人で12Pの特集の撮影をした時は大変だったけど、その分反響も大きくて。ファンの方からも「いっぱい出てたね！」と言ってもらえました。大変だな、と感じるときほど頑張ったほうが、結果的にいい方向に向かう気がします。
――普段、大事にしていることは？
睡眠！ 翌日のコンディションを整えるためにきちんと睡眠時間は確保して、移動中もよく寝ています。寝不足だったり疲れていたりすると、いろいろなことが中途半端になってもったいないから。自分のために寝ます。
――リラックス方法は？
お父さんに背中を踏んでもらって、ボキボキしてもらうこと（笑）。お家から出ない日は、ネットや雑誌で流行をチェックしたり、参考にしたいコーディネートを探したりしています。
――最後に今後、JJでやってみたいことは？
うーん、やってみたかった身長が高い人向けの企画や、巻頭の特集もやらせてもらっているので実はすでに叶ってしまっていることも多いけど…やっぱり私服のページをやってみたい！ あと、いちばんの目標は単独表紙です！
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モデル／土生瑞穂〈本誌専属〉 撮影／永峰拓也 ヘア＆メーク／室橋佑紀〈ROI〉 スタイリスト／中村真弓 取材／増田奈津子 編集／田頭 晃
