発売中のJJ6・7月号(近くのお店にない場合はこちらからどうぞ)でスニーカー特集を編集したファッション担当エディター、コバです。
こんなご時勢にヒールなんて正直履いていられないし(私も2月から一度も履いてない)、スニーカーなら年中履ける&散歩やランニングに履けるからおすすめ。…とはいえ、
「新しい靴を買う、気持ちの余裕がないんですけど!」
という意見も、とてもよくわかります。
今日はそんな人のために、たぶん日本で一番所持率が高いスニーカー・コンバースがどうすればダサくなく履けるか、考えてみました。
みんな持ってるコンバース、どうすればおしゃれになる?
3年ほど前、JJでも「迷ったらコンバース」時代がありました。スタイリストさんとコーディネートに悩み、
「うーん、このコーデに合う靴が見当たらない…」
「…やっぱりコレもコンバース合わせる?」
みたいなやり取りを1万回くらい繰り返した記憶が(それは盛ったけど1000回は確実にした)。
コンバースってやっぱりとても優れていて、靴幅が狭いからカジュアルだけじゃなくキレイめスタイルにも合うし、出すぎずいい働きをする脇役として、ちょうどよかったんですよね。
しかもコンバースは老若男女、どんな人でも似合うスニーカー。10代から60代まで、幅広い年齢層の雑誌にも登場します。
でもだからこそ、なんとなーく履いていると特に印象に残らない、むしろ古い?みたいなかんじになってしまった気が。とはいえいいものはいいし、せっかく買ったんだから毎年履きたい。だから、発売中のJJにはコンバースのコーディネートもあえて入れています。
どうすればド定番のコンバースがおしゃれに履けるのか。それをスタイリストさんと話し合ったところ、結論は
「目指すイメージを明確にする」
ことでした。目指すイメージは例えば、“エコバッグなんて4月以前からずっと使ってます~”なサスティナ系でもいいし、“とにかく早く、海辺でチルしたいんですけど!”な湘南系でもいい。ビジョンなく、玄関でまいっか、とコンバースを履いちゃダメってことです。
でもビジョンを決めるのも面倒だよ…という人にはとりあえず
「パリっぽくする!!」
コレがおすすめ。コンバースはいろんなスタイルに似合いますが、今の服にいろいろ合わせてみた結果、一番しっくりきたのは“パリっぽく”合わせることでした。今年の服はドシンプルというより、ちょっと装飾的に盛る流れ。ワンピースやこんなスカートにコンバースを合わせ、かごバッグを持って、赤リップを塗ったら完了です。(※全身コーデ例は発売中のJJ『今っぽいワンピ×スニーカーの正解』を見てね)
新しいものを買ってワクワクするのもいいし、今あるものでどう気分をアゲるか考えてみるのもいい。JJがそんな参考になれば、嬉しいです。