誌面で見かける、新しいJJモデル。18歳から21歳までの読者と同世代のNEW FACEたちです。これまでそれぞれページで活躍してきたけれど、今何を思っているのか一度、聞いてきました。こんなに大きくクロー ズアップする撮影は初めて。さぞかし緊張しているかと思いきや、中身も見た目も それぞれに芯の通った〝大人〞でした。
今回は、元フィギュアスケーターのJJモデル中島侑香を紹介します。
中島侑香
1999年1月19日生まれ。愛知県出身。167cm。趣味は喫茶店巡り。モデルになる前はフィギュアスケーターだったという異色の経歴の持ち主。
お買い物エリアは表参道で、MARNIやH BEAUTY&YOUTH、 ZARAがお気に入り。周りからはよく「少年みたい」と言われる、さっぱりとした性格。
トレンチジレ¥42700デニムパンツ¥20500(ともにA|Xアルマーニエクスチェンジ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)ワンショルトップス¥3900(EMMEL REFINES/エメルリファインズルミネ新宿店)イヤリング¥1500(アネモネ/サンポークリエイト)
モデルになる前までは、フィギュアスケーター。
物心ついたときから21歳まで、ずっとスケートを第一に生活してきました。愛知県出身で、進学先ももちろん浅田真央さんも在籍していた中京大学。髪もずっと、ワンレンロングでした。
そんな私が「カメラの前にいるのが大好き」と気付いたのは、サロンモデルとして初めて撮影をしてもらったとき。もしかしたらフィギュアより好きかもしれない…そう思い立ったら気が済まず、
「1年だけ、東京に行かせて欲しい」と母親にお願いしました。所属する事務所も決めず、モデルの仕事ができる確約もないまま、家だけ契約してすぐに上京。
東京に来て1カ月後、たまたま遊びに行った古着屋さんのオーナーの繋がりで、今の事務所に所属しました。
JJの初撮影が決まったのは約半年後のこと。テストシューティングのときでした。このとき、「深イイ話」の密着でみやぞんさんが取材に来てくれていて。緊張するかと思ったけど、ただただ撮影が気持ちよかった(笑)。
後日見た番組で、自分のことを“ 元フィギュアスケーター ”と紹介してもらえたのも嬉しくて。正直、「フィギュアを辞めてよかったのかな」と不安もありましたが、自分の過去と今が繋がった気がしました。
モデルとしての活動は始まったばかり。華やかに見える一方で、陰で努力をし続けた人が一番光を浴びられる部分はフィギュアと一致しているなと思っています。
モデル/中島侑香 撮影/竹内裕二〈BALLPARK〉 ヘア/ EIJI KADOTA〈SIGNO〉 メーク/水野未和子〈3rd〉 スタイリング/田臥曜子 取材/坂本結香 編集/小林麻衣子
※この記事はJJ5月号を再構成したものです。