JJ編集部員や同世代インフルエンサーに、「おうち時間で読んでほしい作品」を聞くこの企画も1週間が経過しました。今日本をおすすめしてくれるのは、編集部員のモーリー。意外と読書家の一面のある彼女が大好きだという伊坂幸太郎さんの作品から、特にオススメしたい3冊を教えてくれました。
※蛇足ですが、モーリーと私ガンジーは「みんはや」(みんなで早押しクイズ)仲間でもあります。このスマホゲーム、一度ハマると抜け出せなくなるふか~い沼ですが、ぜひ一度遊んでみてください。
念のためリンクを貼っておきます(笑)。
「中学生の頃、本好きな兄の本棚から見つけた『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだをきっかけに、とことん伊坂幸太郎さんの作品にハマりました!
それまで小説を、〝文字だけしかないつまらないもの″と思っていましたが、伊坂幸太郎さんの小説はとにかく読みやすいし、登場人物同士の会話が面白く、声を出して笑うこともあります。今回は、タイプのちがう代表作3冊を選びました」
① 『アイネクライネナハトムジーク』
「恋愛がテーマの連作短編集なので、サーッと読めちゃいます。エピソードを追うごとにだんだん、あ、そことそこが繋がってるのね!? と発見がたくさんあります。登場人物が多くて覚えておくのは大変だけど、すべてがきれいに伏線回収されていくのがとにかくすごい。2~3時間ほどで一気読みできます」
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② 重力ピエロ
「幸せな家族が抱えていた暗い過去が、連続放火事件と謎のグラフィティアートによってあらわになっていく、という内容でテーマは少し重ため。読み終わったあとタイトルの意味を考えると、きっと鳥肌がたちます(笑)」
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③ 死神の精度
「伊坂幸太郎の代名詞になってる死神シリーズ。主人公で死神の千葉が、対象者を一週間調査したのち、死の可否の判断を下し、八日目に死が訪れる、というお話。全然怖い話じゃなく、主人公の死神に天然なところや人間臭いところがあって、笑えたり切なくなったり、色んな感情にさせられます! 死神が主人公ってファンタジー感すごくない?って思うかもしれないけど、設定がリアルだから本当にいるんじゃないかと思ってしまうほどです」
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いかがでしたか? 伊坂幸太郎さん、読んでみようと思いつつ、まだ読んだことない、なんて人も多いかもしれません。モーリーのオススメで興味が湧いた1冊から手に取ってみてください。