もしかして妊娠？生理が来ない原因は？医師に聞いてわかった生理不順の対処法

もし妊娠の不安があれば、生理が1日遅れただけでも妊娠検査薬を使ってもいいと思います。
薬局で売っている市販の妊娠検査薬でいいので、チェックしてみてください。妊娠検査薬で陽性の場合は間違いなく妊娠していると言えるので。

そうなんです。よく「市販のものは正しくないこともあるのでは？」と思っている方もいますが、婦人科での検査と精度は変わらないんです。しかも1回700円くらいですし。婦人科に比べて手軽で安価です。
陰性の場合は、調べたのが早すぎる場合もあるので、心配な場合は日を置いてもう一度検査するのもいいです。妊娠検査薬は2本セットのタイプもあるのでそれで2回試すのもいいと思いますよ。

25日から38日が正常ですね。ただ普段、25日周期の人が、突然38日周期になるのはおかしいです。急に1週間以上ズレた場合は、注意が必要です。
ただそれが1か月くらいだったら大丈夫な場合もあるのですが、3か月生理が来ない場合は、続発性無月経という状態なので、婦人科を受診してください。
自分の生理周期を知るために、「ルナルナ」などのアプリを活用するのもいいと思いますよ。

最悪、生殖機能を失います。10代で生理が来なくなった女性で、そのまま放置して30歳で閉経してしまったという例もあるんですよ。だからホルモン剤治療をするなどで、生理を起こした方がいいんです。

1、2週間でまた生理が来たときは、不正出血の場合があります。出血＝妊娠してないとは限らなくて、子宮外妊娠をしていることもあるんです。
また不正出血のときの血って、生理のときの経血の感じと変わらないことが多いので、医師でも出血だけでは見分けがつかないことも多いんですよ。

子宮筋腫、子宮内膜症、子宮ガンなど、またホルモン異常妊娠、性感染症のこともあります。しかもその原因が実は脳腫瘍だったりすることもあるので、婦人科以外の病気のこともあるんですよ。

まずはピルや、漢方薬の処方をしたりしますね。

あと生理不順って、ストレスやホルモン異常ばかり注意が向けられがちですが、実は体重が軽すぎたり、重すぎる人も、注意が必要なんです。

そうですよね。基本的に人間の体ってギリギリの状態になったとき、生殖機能は後回しにされるので、生理が来ないって、命の危機なんです。
太り過ぎもしかりで、適切な体重を保つだけでも、ホルモン治療しないこともあるくらいなんですよ。

生理が止まって、女性ホルモンが長期間でないってことは、骨粗しょう症の原因にもなるんです。お年寄りになってそれで骨折すると、寝たきりの生活を送ることになったりするんです。
若いうちは考えないことですが、これは本当に気を付けてほしいです。

急激に痩せることですね。あと体脂肪率が15％下回ると、生理が止まることがあります。あと運動のし過ぎにも気を付けてくださいね。

食事制限しすぎはよくないですね。下半身の筋肉が基礎代謝を上げるのに大きな役割を果たしているので、下半身の筋肉をつけてほしいです。代謝が上がれば、多めに食事を取ってしまっても排出されるので。
さらに脚の筋肉がなくて、血を上半身に押し上げるポンプが機能しないと、めまいや貧血の原因にもなります。

生理が止まるくらいのダイエットをしたら、必ずオッパイも小さくなります！思春期以降に胸が大きくなることはないので、大きくしたかったら脂肪を付けるか、豊胸しかないんです（笑）
「オッパイだけ残して、ダイエットはありえない！」これを肝に銘じて欲しい！そうしたら無理なダイエットをする人が減るような気がします。