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女子がオナニーって恥ずかしい?知っておきたいオナニーの正しい知識

自分が気持ちいいと感じる行為全般を指す「オナニー」。最近では日本でも欧米をはじめとするオープンな考え方が浸透し、セルフプレジャーを推進するグッズも充実。性欲解消だけじゃないオナニーの魅力に迫ります。

スキンケアと同じように
オナニーって大切なんです

【ギモンを解消!】
令和時代、知っておきたいオナニーの新常識

教えてくれたのは

TENGA広報担当

「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」という理念のもと、irohaなど女性の手に取りやすい独自のセルフプレジャーグッズを多く展開。女性の性生活を幅広くフォロー。

Q1. オナニーしたいと思うのは
性欲が強すぎるから?

リラックスやストレス解消のためにするという声も

オナニーは自分自身を愛でるセルフケアのひとつで、したくなるのは性欲の強さに関係なくごく自然なこと。世間では性欲解消として考えられがちですが、就寝前にすることで寝つきをよくしたり、日常生活のストレス解消などリラクゼーション効果を求めてする人も。オナニーで体だけじゃなく心も潤います。

Q2. やりすぎると体に悪いってホント?

根拠のない噂話! ただし生理中や体勢には気をつけて

間違ったやり方をしない限り、回数は自分の楽しめる範囲で◎。ただし、生理中は通常より自浄作用が落ちていて雑菌も繁殖しやすく、子宮内膜症にかかりやすいので注意。うつ伏せで擦り付けるなど負担のかかる体勢もNG! 爪はちゃんと切って清潔にしておくことも大切です。

Q3. みんな何をおともにしているの?

アダルトコンテンツ派が主流。
妄想や官能ストーリー派も

気持ちを盛り上げるためにAVを見るという人が大半ですが、イメージング派も実は多め。過去の経験、好きな俳優さんなどをイメージしたり官能的なストーリーを読んだり、想像で感度が高められるのは女性特有の傾向。自分のベストを研究してみるのも楽しいかも♡

Q4. 気持ちよくなること以外にも効果はある?

ホルモンのバランスが整ったり、
SEX時の感度も高まる!

気持ちよくなることで睡眠を支えるエンドルフィンや幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンなどホルモンの分泌を促して、心のバランスや自律神経を整える効果が。自分の体を知る行為でもあるオナニー。SEXの時に気持ちいい場所を伝えられることで、もっとセックスを楽しめるはず!

次は実践!
プロが教える「こんな悩みどうする?」

初心者におすすめの方法は?

まずは感じやすくて触れやすいクリトリスから始めてみて

はじめは自分が気持ちいい場所を知って♡ 外側にあるクリトリスから触ってみて。イク感覚をつかみたいときは同じ場所を擦ってみるなど我流のワザを磨くのも◎。

〈左から〉
防水、防振設計を備えた手のひらサイズのバイブローター。iroha プレジャー・アイテム・テマリ【KAZE-TEMARI】¥5300(TENGA)
クンニ感覚を再現したクリトリス吸引機。ウーマン ラブ ホワイト¥3450(ワイルドワン)

膣内に指を入れるのに抵抗ある人は?

無理せずグッズに頼って気持ちいい場所を探って

膣内の粘膜の感触に抵抗がある人などは中に入れるグッズに頼ってみて。違和感を軽減する肌当たりの柔らかい質感や安心のオーガニック素材グッズが充実。

〈左から〉
指にはめるバイブレーター。ローズフィンガー¥2000
YES インティメイト・ウォーターローション WB¥1600(ともにラブピースクラブ)
初心者にも優しい構造。irohaプレジャー・アイテム・リン+ MOMOSANGO ¥5300(TENGA)

バレるのが不安でグッズが買えないなら…

ランプやオブジェみたいな「ぽくない見た目」をチョイス!

irohaならインテリアとして部屋やお風呂場に置いてもバレないデザインも豊富。音にもこだわっているので騒音が気になる人も安心。カップルで使うのもGOOD♡

〈左から〉
バスタイムを彩るバスライトとマッサージ機能付き。iroha ukidama ほし 初回限定セット¥5300
外イキ、中イキ両方に使 える鳥デザインのバイブローター。 iroha+ プレジャー・アイテム RINGOTORI ¥9000
(ともにTENGA)

手入れの仕方がわからないなら…

使った後はグッズ専用ソープや中性洗剤で丸洗いして

菌の繁殖を防ぐためにもグッズは常に清潔な状態を保って。道具自体は丸洗いできるものがほとんどなので、専用ソープや石鹸でしっかり洗う習慣が大切。

〈左から〉
泡タイプのグッズ専用クリーナー。 ティーツリーオイル・フォーミングクリーナー ¥2000
スプレータイプの除菌クリーナー。 リフレッシュ・アンチ・バクテリアクリーナー ¥1000(ともにラブピースクラブ )

撮影/ ITCHY 取材/所 優里 編集/藤倉奈々

※この記事はJJ10月号を再編集したものです。

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