特集

【藤井夏恋の決意】「20代は学びの時期。」夏恋の多くの人から憧れられる女性像とは?

少女から大人へ成長途中のJJモデルたちはどんな未来を描いているのか。思い浮かべる「カッコいいオトナ」像、そして、今をどう感じ、過ごしているか−−。彼女たちが綴る言葉が、JJ世代が目指す「カッコいいオトナ」になるためのヒントになれば幸いです。今回は、「藤井夏恋」の決意表明です。

藤井夏恋の「カッコいいオトナ」への決意表明

今は学びのとき。努力を続け、結果を出せる人になりたい

「私にとって、カッコいい大人=自分に合う服を着こなしている人。シンプルなオールブラックは自分らしさを表現するうえで外せない定番コーデです」

2way襟付きMA-1ブルゾン¥13000、エコレザーショートパンツ¥8990、ロングブーツ¥15000、イヤカフ※2個セット¥3590、チェーンネックレス¥3890(すべてKaren’s Closet/サマンサグローバルオンラインサイト)

24歳になった今思うのは、自分も周りも認められる人になれたらカッコいいな、ということ。人って認められることで自信がつくし、それが余裕にも繋がるから、認め合うことでお互いステップアップできると思うんです。自己肯定感を高めるためには、まず自分を知ることが大事だと感じていて。私自身、自分に自信をくれる洋服やヘアメイク、表情やポージングを研究したことで、さらに自分らしさを確立できたかなと思っています。20歳の頃からクールなテイストが好きだったけれど、当時は妹キャラなこともあり、「可愛い担当」になることが多く、正直葛藤もありました。でも振り返ると、いい意味で迷走できたし、その経験があったから改めて自分の軸を再認識できた。葛藤したからこそ成長でき、自分のスタイルに辿り着けたんだと思っています。

2021年からは個人としての活動も増えるから、これからどういう自分になるんだろうってワクワクしています。夢はたくさんあって、〝Karen’sClosetのローンチもそのひとつでした。〝Karen’sClosetは洋服のデザインをするという夢と同時に、学びの場所を持つという夢も叶った場所。ブランドのディレクションを通じて、裏方の仕事に惹かれる自分にも出会えたので、30代になったら本格的に挑戦したいです。私は冷めてると誤解されることもあるけれど、ブランドを出したり、料理の資格を取ったり、見えないところでコツコツ努力して結果を出せば、「がんばってたんだね」って分かってもらえると思うし、そういうのってファンのみなさんがいちばん見てくれていると感じています。20代は学びのとき。たくさんの経験を積んで吸収し、結果を出せる人に成長することで、多くの人から憧れられる女性像に近づきたいです。

 

撮影/佐々木大輔〈SIGNO〉 ヘアメイク/森ユキオ〈ROI〉スタイリング/田臥曜子 取材/坂本結香 編集/鈴木ヒナタ

この記事はJJ2月号を再構成したものです。

この記事が気に入ったら

Pick up