「好きな人ができません…」そんな恋の悩みを、恋愛賢者3人が解決

今月のお悩み 「彼氏が欲しいけどできる気がしません」

N.Oさん A大学2年生

今まで自分から好きになった人はゼロ。昨冬、相手からのひと目惚れで交際を始めたものの、すぐコロナ禍に。「本当には好きじゃないかも …」と夏に破局。
現在、大学はオンラインですが、サッカー、テニス、ミスコン運営系のサークルとバイト1つと、最大限に出会いの場を広げていますが、恋愛が起きる気配はなく、手詰まりです。

先生の回答

男ゴコロ 先生 編集 岩谷 大

女性スタッフの多い女性誌の編集歴8年。昨今のジェンダー観とリアルな男ゴコロを組み合わせた視点に注目。

アプローチを待つ派なら きっかけ作りは頑張ろう

今までの人生で好きになった人がいないということは、すぐに人を好きになるタイプではないので、自分からアプローチして彼氏を作る可能性は低いですよね。
となると、相手からのアプローチをひたすら待つことに。サッカーやテニス、ミスコン運営系のサークルやバイトなど、それなりに恋愛が起きそうなコミュニティにたくさん属しているけれど、とくにちょっかいを出されていないとのこと。男性は、負け戦が苦手で勝算がないと、アプローチできない人が多数なので、一番簡単なのは、きっかけをあげることだと思います。
例えば「あの映画が面白そうだから、行ってみたい」「あのスイーツが流行っているから、食べてみたい」などと公言。「この映画/スイーツに誘えば、断られないかも」という勝算があると、気軽にお誘いしやすいです。こんなご時世なので、元カレのようなひと目惚れパターンを待つだけだと、さらに確率が低くなりそう…。SNS を使って自分が行きたい場所や興味があることを公言してみてはいかがでしょうか。UP の仕方のポイントですが、女友達と集まって、キラキラとおしゃ活している写真は「自分の出番はない」と思わせてしまいがち。女子会で撮った写真だとしても、料理や内観だけの写真にするのがオススメです。

まとめ＞＞ 興味があることを公言。 誘うきっかけを作って！

モテ先生 モデル Nikiちゃん

24歳。恋愛リアリティ番組で注目を集め、現在は多方面で活躍中。「男女は平等」という恋愛観がモットー。

^{ブラウス ¥13000 (#Newans /オンワード樫山)
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彼氏が欲しいのか、好きな人が欲しいのか？

私と同じ状況かもしれないです(笑)。いろんなコミュニティがあって、女友達もいっぱいいて。「彼氏欲しいの？十分に楽しそうじゃん」と周りに思われている可能性が。以前は、彼氏が欲しいとき、友達との集まりで「誰か紹介して」と言っていましたが、そう言ってしまうとその場にいる人は毎回“全員なし”って言っているようなものだ と気が付いてしまったんです。失礼だし、チャンスを減らすことになるので、それは言わないようにして、「誕生日、どうしようかな~」とか、ちょっと遠回しに彼がいないことを伝えています (笑)。
あと、彼氏が欲しいのか、それとも好きな人が欲しいのかで、まったく変わってきますよね。元カレさんは、結局好きじゃなかったから、 別れてしまった。本当に好きじゃない人とイベント日を過ごすより、大好きな友達と過ごす方が、楽しいのでは？
いま相談者さんは、4つのコミュニ ティに所属していて、すでに恋愛は起きず、友人関係になっているんですよね。個人的には、恋愛の熱って初動が大事だと思うので、今のコミュニ ティで探すよりは、新しい環境を作るのがオススメです。相手のことをよく知らないと火がつきやすいし、期待も高まりやすいと思います。本当に好きな人は、簡単にはできません！

まとめ＞＞好きな人が欲しいなら新しい出会いを増やそう

理論派 先生 公認心理師 山名裕子先生

「やまな mental care office」でカウンセリングを行う心の専門家。恋愛心理学の視点からお悩みにアプローチ。

「宣言効果」で結果を引き寄せるのも手！

出会いがありそうなコミュニティに所属しているけれど、恋愛が起きる気がしないとのこと。前のお付き合いは相手のひと目惚れで交際がスタートするほどの容姿なので、もしかしたら高嶺の花で声をかけづらい可能性も。
まずは「宣言効果」がオススメです。サッカーの本田選手は「勝ちます」と宣言することで、結果を引き寄せる効果をUP。美人なのに彼氏がいないということは、 別に欲しくないんじゃないかと周囲に思われているのでは？
例えば「4月までに彼氏を作る」と宣言すると、周囲がサポーティブな態勢になり、誘われやすく。また、ご自身で「ラベリング」している可能性も考えられますね。自分はこういう人間だから、他のコみたいに可愛げや弱みを見せるのは自分らしくない、と決めつけている場合も。男性から「何を話していいか、わからない」と思われている可能性があるので、例えば相手の得意分野でちょっとした悩みを相談してみると、承認欲求が満たされて、話しかけやすさが高まります。また「返報性の原理」もオススメ。人は何か施しを受けると返そうという心理が働きます。コロナ禍なので難しいところもありますが、例えばZoom飲み会をセッティング。お礼にまた会が催されて…と、出会いの場が広がると思います。

まとめ＞＞ご自身のラベリングを取り払うのも大事に