インタビュー

【竹内涼真さん】「今は“どんどん変化する自分”を感じるのが楽しい」素顔に迫るインタビュー

2月25日(金)からHuluにて独占配信がスタートした話題のゾンビサバイバルドラマ、Huluオリジナル『君と世界が終わる日に』Season3。主人公の間宮 響を演じるのは俳優・竹内涼真さん。今年29歳を迎える竹内さんに、今のご自身について語っていただきました。

かっこいい40代、50代に向けて今は勉強の時期

−−これまでさまざまな役柄を演じられていますが、今後挑戦してみたい役柄は?

やってみたい役が色々あるんです! 今までやったことのない狂気に満ちた役とか、物語の中でキーとなる悪役も挑戦してみたいし、もの凄く過酷な環境下で力を尽くす医者役にも興味があります。一方で、幼稚園の先生とか子どもたちと関わる役もやってみたいですね。

俳優業には何も基礎のない状態で飛び込んで、感覚だけで今までやってきた部分があるので、ここ2〜3年で「しっかり勉強しなきゃ」という強い意識があります。最近は韓国の映画やドラマが世界で高い評価を受けることも多いじゃないですか。そのレベルに肩を並べるには、やっぱり色んなことを吸収して勉強するしかないんじゃないかなって。40代、50代に向けて、今のうちにたくさんの技術や価値観を身につけて自分のスタイルを築き上げていきたいなと思っています。

“どんどん変化する自分”を感じるのが楽しい

−−もうすぐ29歳を迎えられますが、プライベートで20代のうちに挑戦したいことは?

何だろう…。仕事で挑戦したいことはたくさんあるんですけど、プライベートとなるとなかなか思い浮かばないですね(笑)。僕、仕事が好きだからオフも演技のことを考えているし、仲のいい友人と会っていても延々と仕事の話ばっかりしているんです。それ以外だと、お花が好きだから花屋に行って、ゆっくりコーヒーを飲んで…って(笑)。

プライベートで新たに挑戦したいことはパッと思いつかないですけど、20代後半に突入してから自分の考え方や価値観がどんどん変わってきているので。29歳もそうですけど、30代、40代と年齢を重ねていくなかでこれからどんなことに挑戦したくなるのか、どういう方向に進んでいくのか、今はそれが楽しみですね。

あと今はまだ難しいだろうけど、海外に行きたい気持ちはあります。イギリスに以前行ったとき、街並みや空気感がすごく気に入ったので、ちょっと長く滞在してみたい。行ったことのないトルコやチェコにも興味があります。

目指したいのは、“上手に言葉を紡げる大人”

−−では、竹内さんにとって“かっこいい大人の男”とは?

言葉の伝え方が素敵な人ですかね。日本語ってすごく色んな表現があるから、少しでもニュアンスが違うと言いたいことがうまく伝わらない。どんなにいい考えを持っていても、言葉できちんと説明できないともったいないし、説明する力みたいなものって人間関係にも影響すると思うんです。以前ご一緒したことがある内田英治監督は、すごく明解な話し方をされる方で、憧れますね。僕も上手に言葉を紡げる大人になりたいです。

Huluオリジナル『君と世界が終わる日に』
Season3
Huluにて独占配信中

ある日突然、ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された終末世界。ゴーレムウイルスに感染しながらも、間宮 響(竹内涼真)の子を身篭った小笠原来美(中条あやみ)が“謎の男”カイ(キム・ジェヒョン)と姿を消して10ヶ月。響と結月(横溝菜帆)は、食料を強奪し殺戮を繰り返す集団“X”のもとで来美が生きていると信じ、行方を追っていた。そんな中、響はかつてゴーレムから助けたことがあるシンジ(須賀健太)と遭遇し、“ゴーレムに噛まれても死なない男”の噂を聞く。そんな矢先、響たちは“ゴーレムの死体”を集める謎の宗教団体『光の紋章』と鉢合わせて…。酷さを増すゴーレムの惨禍で、響たちに待ち受ける運命とは――?

https://www.ntv.co.jp/kimiseka/

フォトギャラリー

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉 スタイリング/徳永貴士 ヘアメイク/佐藤友勝 取材・文/伊藤綾香 構成/宮島彰子(JJ編集室)

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