ENHYPEN(エンハイプン)が10ヶ月ぶりにカムバック! 待望の4th Mini Album『DARK BLOOD』を韓国では5月22日(月)に、日本では5月26日(金)にリリース。このMini Albumは、「BORDER」、「DIMENSION」、「MANIFESTO」シリーズに続いて展開する4つ目の「BLOOD」シリーズの幕開けに。発売を記念して催されたENHYPEN 4th Mini Album『DARK BLOOD』メディアショーケースの様子をレポートします。
ENHYPEN(エンハイプン)
2020年に配信された韓国の超大型プロジェクト「I-LAND」から誕生した7人組のグローバルグループ。メンバーはリーダーJUNGWON(ジョンウォン)、 HEESEUNG(ヒスン)、JAY(ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、NI-KI(ニキ)。グループ名のENHYPENには、記号「-」(ハイフン)のように、お互い違う環境で生きてきた7人の少年が繋がり、お互いを発見し共に成長するという意味と、音楽を通じて人と人、世界と世界を繋げるという意味が込められています。2022年からスタートした初のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR<MANIFESTO>』でENHYPENは、12都市、計22回の公演で全世界のENGENE(エンジン)に会い、京セラドーム 大阪で行われた日本追加公演は、2回の公演で計8万人を動員!
ブラックスーツでダーク&セクシーな表情の ENHYPENが登場。Newアルバムについて解説!
まずはフォトタイムからスタート。神殿のようなステージに現れたメンバーが、今作のシグネチャーポーズ「Bite Me ポーズ」やENHYPENのコネクトポーズ、愛嬌ハートなどを披露。さすがはビジュアルを誇るENHYPEN、どこから撮っても隙のないパーフェクトな美しさで、あっという間にフォトタイムが終了! お次は、10ヶ月ぶりとなったカムバックへの想いや4th Mini Album『DARK BLOOD』についてのトークタイムへ。
最初の挨拶では、NI-KIが「こんにちは。ENHYPENのNI-KIです。10ヶ月という長い間待っていてくださったENGINEの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。10ヶ月という長い期間が無駄にならないように僕たち一生懸命準備したので、今回の活動もたくさんの期待をよろしくお願いします!」と韓国語と日本語で語ってくれました。
今回の4th Mini Album『DARK BLOOD』について、JUNGWONは「今回のMini Album『DARK BLOOD』は、少年と運命の相手のつながりをテーマにしたファンタジーのようなストーリーを持つBLOODシリーズの初アルバムです。自分の力に対する傲慢に陥って、お互いの存在を忘れる罰を受けた少年の物語です。その罰によって激しい孤独に陥った少年が、首に刻まれた運命の証を発見します。相手の存在を自覚して、血で繋がった運命共同体である君のために、犠牲を覚悟することになります」と、ENHYPENらしいコンセプチュアルなアルバム叙事について解説。
SUNGHOONが「パンデミックが終わり、ENGINEに直接お会いして、応援をたくさんもらいました。僕たちとENGINEは本当に強く繋がっているんだということを、改めて実感しました。今回のMini Albumには、ENGINEの皆さんの大切さ、ENGINEへの感謝の気持ちを少年の物語に喩えて、お伝えしました」と彼らがENGINEとより密接につながりたいという思いが込められた作品であることをアピール。
タイトル曲の「Bite Me」について聞かれると、 HEESEUNGが「運命の相手と再会した少年が、君と自分が血で繋がった運命であることに気がついて、その印として自分を噛んでほしいという気持ちを込めて、『Bite Me』というタイトルになりました。単純ですが強烈なメッセージがこもった歌詞ですので、その点に注目していただきたいと思います」と歌詞の世界観について解説。
SUNOOは「『Bite Me』は、ミニマルで中毒性のあるポップサウンドです。今回の曲の雰囲気やリズムなど、初めて挑戦する部分が多いので、僕たちの新しい魅力が感じられると思います。中でもHEESEUNGさんがレコーディングのディレクティングに参加して、NI-KIさんが振り付けの制作に参加しましたので、ENHYPENの色がちゃんと表れていると思います」と、サウンドや制作へのこだわりについて語ってくれました。
タイトル曲「Bite Me」の振り付けについて、ダンスの制作にも参加したNI-KIは「血を欲する少年の姿をダンスで表現するため、魅惑的でダークな雰囲気に似合うユニークな振り付けを考えてみました。僕たちの表情の演技やパフォーマンス的な部分に注目してもらえると嬉しいです」とアピール。
JAKEは「ポイントダンスの中に首を2回タップした後、首を噛む仕草を連想させる動作があるのですが、それが『Bite Me ダンス』というものです。指で来いというように2回叩く動作で、僕を噛んでくれと訴えるような『Come here ダンス』もあります」と2種類のシグネチャーポーズについて解説してくれました。
タイトル曲「Bite Me」のパフォーマンスを世界初披露!
今回のメディア向けショーケースでタイトル曲「Bite Me」を世界初披露! 吸血鬼を彷彿させる白シャツにリボンタイ、ブラックスーツに衣装チェンジしたメンバーがステージに登場。女性ダンサーとの絡みをアクセントに効かせたしなやかな群舞やきめ細やかな構成、魅惑的な表情で、前作と比べるとかなり大人っぽいムードに進化! ダーク&セクシーなパフォーマンスで世界中のメディアを魅了してくれました。その後、初披露のパフォーマンスを終えて、どこかホッとした表情のメンバーが再登場。トークタイムへ!
まず、タイトル曲「Bite Me」を初披露した感想を聞かれたSUNOOは、「タイトル曲で歌い出しを初めて担当したので、イントロから盛り上げようという覚悟で臨みました。『Bite Me』の活動が好スタートを切れたようでよかったです!」とにっこり。
レコーディングでとくに難しかった点や、パフォーマンスで気を遣った部分について、HEESEUNGは「この曲を初めて聴いたときは、聴き慣れない感じがしました。メンバーの特徴を最大限に引き出すため、僕がレコーディングのディレクションに参加することになりました。結果的に僕のアイデアが入り、ENHYPENに似合う曲に仕上がったと思います。また、この曲は体力的には余裕があるので、より表情を見せることに集中しました。俳優さんの作品を見ながら練習したのですが、それが振り付けの練習より難しかったです」と照れくさそうな表情で語ってくれました。
NI-KIは「初めて聴いたとき、『いい!この曲で早く活動したい!』と思いました。バンパイアの要素がたくさん入っている曲なので、映画の『トワイライト』をみながらレコーディングや撮影に臨みました。この曲はワールドツアーをしている途中でもらって、振り付けに参加したいという気持ちが芽生えました。ホテルの部屋で振り付けを作って、練習室に戻ってからデモを撮りました」という裏話を紹介。
『Bite Me』のMVは、ポーランドでのオールロケ。古代神殿を連想させる城とミステリアスなドームをメインに、壮大な自然を盛り込んだ圧倒的なスケールの映像が特徴的。SUNGHOONは「オールロケは初めてでした。見応え十分なMVが出来上がったと思います」と語り、JAYは「MVで馬に乗るシーンを撮りました。馬にまた会えたらいいなと思うほど、とても良かったです。注目してください」と、ほっこりエピソードを教えてくれました。
「『DARK BLOOD』に込められた意味としてどういうときにファンに感謝しているか?」と尋ねられると、SUNOOは「すべての瞬間にENGENEの皆さんに感謝をしています。ステージを観るためにどこにでも来てくださって感謝しています」、JAYは「とくにENGENEで埋め尽くされた公演会場を見ると感謝の気持ちでいっぱいになります。自信もいっぱいになります」とにっこり。
最後、JUNGWONによる「僕たちのアルバムは、本当に一生懸命悩んで完成させました。ぜひご期待ください。10ヶ月ぶりにお会いするENGENEの皆さんも、たくさん待ってくださった分、一生懸命活動するENHYPENでありたいと思います!」という挨拶で、メディア向けショーケースは幕を閉じました。
4th Mini Album「DARK BLOOD」は、君を忘れた少年の傲慢と呪い、自覚、犠牲の物語をもとに収録されたすべての曲がそれぞれテーマを持つ叙事アルバムに。自分の運命を悟って覚醒した少年の叙事を盛り込んだ最初のトラック「Fate」、運命の相手と再会して再び証を残すことを願うタイトル曲「Bite Me」、忘却を後悔して犠牲を覚悟する 「Sacrifice(Eat Me Up)」、傲慢さで一人で踊りに酔って堕落する「Chaconne」、失われた愛による別れの苦しみを歌った「Bills」、僕たちが前世から続いた血でつながった運命であることを忘れないでほしいと訴える最後のトラック「Karma」というENHYPENならではの独創的なストーリーラインと中毒性の強い曲が結合されたユニークなコンセプトの全6曲。ENHYPENの「BLOOD」シリーズの幕開けとなる新アルバム、要チェックです!
ENHYPEN
4th Mini Album『DARK BLOOD』
韓国では5月22日、日本では5月26日にリリース!
画像クレジット:(P)&(C) BELIFT LAB Inc.