
1月30日(金)に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されたNOAのホールツアー『NOA HALL TOUR 2026 “REFLECTiON”』東京公演。四季の旅は後半へ進み、ステージはさらに深い光へ。秋から冬、そして未来へ。NOAが描いた“REFLECTiON”の世界は、観る人の心にそっと触れ、終演後も消えない余韻を残しました。未発表曲の披露から心に響く言葉、そして“また会おう”と約束した瞬間まで。後編では、この夜に生まれたときめきの続きをお届けします♡
NOA PROFILE
2000年3月13日生まれ、東京出身。日本語・英語・韓国語を操るトリリンガルのソロアーティスト。作詞・作曲からダンスの振付まで自ら手がけるセルフプロデュース力と、しなやかで感情豊かな表現が魅力。音楽だけにとどまらず、ファッションやライフスタイルの面でも注目を集める存在。ジャンルにとらわれない自由な音楽と、まっすぐな想いを込めた歌詞で、幅広い世代から支持されている。アジアツアーやアリーナ公演、全国ホールツアーを成功させるなど、ステージを重ねるごとに進化を続けるアーティスト。さらに俳優としても活動の場を広げ、2026年2月12日放送開始のMBSドラマ『救い、巣喰われ』でドラマ初主演を務めることが決定している。音楽と演技の両方で表現を深めながら、自然体の魅力とグローバルな感性で進化を続ける、今もっとも目が離せない存在のひとり。秋から冬、そして未来へ。 光はめぐり、あなたの隣へ戻ってくる

「between」からそのまま流れ込むように始まった後半戦。ここからステージの色が変わります。
「YBOM (You’ve Been On my Mind)」は迫力のあるダンスで、会場の空気を一気に揺らします。続く「Prime」は大人っぽい雰囲気。ダンスブレイクも見応えがあり、NOAの表現の幅がどんどん広がっていくのが伝わってきました。
ここでNOAが、このツアーについて語ります。「これまでの楽曲を“四季と一緒に旅する”テーマで組みました」「秋パートに選んだ曲の並びには意味があります」「曲と季節を重ねることで、このライブを“物語”として残したかったです」と話しました。
映像演出についても、世界観を作るために細かくこだわったことを明かします。ライブがただのステージではなく、“一緒に旅をする時間”として作られていることがはっきり伝わってきました。

VTRには過去のライブ映像。思い出に浸るようなシーンが流れ、客席は自然と笑顔に。少し胸がきゅっとしたところで、季節は冬へ進みます。
「Christmas Lights」で雰囲気が一変。黒のロングコート姿で、落ち着いた大人の雰囲気をまとって登場。ダンサーの衣装も冬仕様で、ステージは一気に冬の空気に包まれました。
「Ticket」はスタンドマイクで歌い上げ、「Seasons」では空の上にいるような幸福感。見ているだけで心があたたかくなる時間でした。
トークでは、雪やクリスマス、ビルボードライブの思い出に触れながら、「今年もこの季節を一緒に過ごしたいです」と想いを語るNOA。選曲の裏話や演出チームとの話に、会場には笑いが広がります。そして「次は未来へ行きます」と宣言。未来へ進むためには、「みんなのエネルギーが必要です!」と笑顔で伝えました。

「Multiverse」ではロングコートを脱ぎ、雰囲気が一気に変わります。銀テープが舞い、ステージは宇宙のようなスケール感へ。VTRを挟み、未発表曲ステージへ突入しました。
「Still got Time」は白黒の衣装にネクタイで大人っぽく。「Eyes On Me」ではセクシーなダンスで会場を魅了します。未発表曲とは思えないほど、すでに完成された世界観でした。
続く「is this love?」ではスタンドマイク一本で勝負。歌声だけで空気を変えていくNOAに、客席は静かに引き込まれていきます。

そして終盤、ツアータイトル“REFLECTiON”の意味について語ります。夢で見た言葉だったこと、“反射”という意味を知ったこと。これまで受け取った光を、今度は自分が返したいという想い。その言葉ひとつひとつが、まっすぐ客席へ届いていました。
ラストは未発表曲「reflection」。旅の終わりなのに、どこか始まりのような感覚。NOAの光が、静かに心へ落ちていく時間でした。
退場後に流れたVTRのメッセージ。「フライトREFLECTiONは無事に現在へ帰還いたしました。この旅で見つけた光は、いつだってあなたの側にあります。その光が、これから進む未来を優しく照らし続けますように。We are reflections of each other. 光を大切に、そして未来へ」。
その余韻の中、自然に起こるアンコール。「NOA!」の声が会場いっぱいに響きます。

アンコールは「Runaway Love」。ドラマのワンシーンのような世界観で、ダンサーとのペアダンスが印象的でした。揃ったダンスブレイクに歓声が上がり、「between」ではコールが美しく揃います。強弱のあるダンスに目を奪われ、腹チラに歓声が起きるのも愛おしい瞬間でした。
トークでは、アンコール演出を“直前で作り直した”ことを明かします。「同じことをもう一回やるのはつまらないかなと思って…」…その言葉に、NOAの更新し続ける姿勢が表れていました。ファンが楽しんでいるのが嬉しいという気持ちも、まっすぐ伝わってきます。
そしてここでドラマ初主演の発表と予告編の先行上映のサプライズを。「#救い巢喰われ」の映像が流れると、会場の歓声は止まりません。“ステージのNOA”とは違う新しい顔に、NOANAも誇らしそうな笑顔を見せていました。
放送は2月12日スタート予定。さらにエンディングソングの書き下ろし新曲「Say Yes」の披露も発表。役の視点から生まれたという新曲は、短い披露でもドラマの世界観をしっかり感じさせました。完成版を待つ楽しみまで、客席に残していきます。

グッズ紹介では空気が一気にやわらかくなります。グッズのスウェットに着替えるため途中でNOAが退場し、SYOGO CHILLL(TEAM NOAのひとり)がステージをつなぎました。TEAM NOAの関係性がそのままライブの安心感になっていました。
集合写真、メンバー紹介を経て「Red Light」へ。この日いちばん大きなコールが響き、客降りに会場は笑顔でいっぱいに。ラストの「Highway」まで、最後まで全力の時間が続きます。
終わってほしくないライブが、静かに幕を閉じました。
でも心に残ったのは寂しさじゃなく、光でした。またこの光に会いたいと思える夜。NOAの「REFLECTiON」は、そんな余韻を残してくれました。
取材・文/崔允瑛



