
©Takuya Iioka/光文社
4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第39回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。自分を追い詰めて、いませんか?
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最近は、全力でやってやっとこさ出来ることはずっとは続けられないから、力の上限ではあるけど実力ではないなと受け入れるようになった。
6割くらいでやった時の出来栄えが自分の実力なのかなって思う。
実力を伸ばすためには全力でやる過程が絶対に必要だから、力を出すって決めた瞬間があったら思い切りやった方がいいと思うけど。
今までずっと、全力でやったことが自分の力だと思ってた。
「まだまだこんなもんじゃない!」「もっとできる!」「こんなんだって認めたくない!」って、向上心?過信?があるタイプだから、全部全力でやってきたんだけど。
それゆえに戦略的に “抜く” ことが出来なくて、故障するみたいなことが何度かありました。
それじゃもうやってけねーぜ!と気付き、時間をかけて少しずつ休むことの練習をしてきました。
最初は、休もうと思ってもつい仕事のことばかり考えてしまったりして上手く出来なかったけど、仕事(実働)が終わったら心の中で「退勤!」と言って、区切りをつけるようにしました。
そのあとは、一旦は仕事のことは考えない! 何食べよう~とか、とにかくどうでもいいこと、好きなことと向き合う時間にしました。
休んだあとに、実働とは別でやらなきゃいけないことがある場合は、どっかでスイッチ入れてやる、みたいな感じにするようにしました。
とにかく絶対休むし寝る。
しっかり寝る。
本当にやりたいことだったら睡眠削ってやる時期(ずっとは無理)があっても仕方ないと思うけど、睡眠削って働かなきゃいけないことはもう私には無理って思います。
あとは、自分の性質的に、何かを仕上げても「もっと詰められるんじゃないか」って思って再考してしまったり「同じことずっと続けても意味ないからもっと良くなるやり方はないか?」と考え続けてしまう癖があって。
まあ、成長のこと考えたら、良い性質ではあると思うんだけど、ずっとぐるぐる考え続ける癖がつきすぎているなって思って。
だから、出来上がったら出来上がった、それがどうであろうと今の自分の実力!と割り切ること。自分は「まだ足りないかも…?」と思うくらいでOKって思うことにしました。
最初はそういう自分が手抜きをしているようで嫌悪感を抱いたりしてたけど、自分の思う「手抜き」をしたところで物事は特に何も変わらないことに気付きました。そしたらそんなに気にならなくなった。
まあ、そんなすぐに変われるわけじゃないから弱ってる時とかだと未だに「こんな自分ダメだなあ」って思うんだけど、まだまだ知らない自分に出会ってる感覚だなあって思ったら、それもまた良いかと思える。
「〇〇じゃない自分なんて消えた方がいい」って本気で思って生きてきたけど、今はそうじゃない。
「こんな自分もいるんだな~」と「こんな自分も愛せるくらいの器量が私にはあるかい?」といった感じになっています。
何にも知らないから完璧主義思考に陥ってしまう。若いから! 若かったね、私。
譲れない意地は少しだけ持って、あとは寛容になった方がこれからも生きていけるよ~。
楽しいって思える余裕を持って全力で、何事もやりたい!

©mayu/WACK、光文社
profile/mayu (ExWHYZ)
EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、
photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]



