
グループ初の単独ツアーとなった「2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN>」。本ツアーの締めくくりとして行われたのが、9月4日~6日の3日間にわたり、ぴあアリーナMMで開催された「2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN> IN JAPAN」です。今、この瞬間をCOER(コア=CORTISのファンネーム)とともに楽しみたいという願いが込められた<PUT YOUR PHONE DOWN(スマートフォンを置いて)>というツアータイトルどおり、CORTISのパフォーマンスを全身で浴びるCOERの熱狂が感じられるような熱い公演となりました。今回は、ツアー最終日、9月6日のレポートを詳細にお届けします♡
CORTIS/コルティス
CORTIS(MARTIN、JAMES、JUHOON、SEONGHYEON、KEONHO)は、2025年8月18日、BTSとTOMORROW X TOGETHERが所属する「ボーイグループ名門」BIGHIT MUSICよりデビューしたグループ。グループ名は「COLOR OUTSIDE THE LINES」(=線の外に色を塗る)というフレーズから不規則に6文字を抜き出して作られており、「既存の基準やルールにとらわれず、自由に思考する」という意味を持つ。メンバーの多くが10代で構成され、音楽・振付・映像などを自ら手がける「ヤングクリエイタークルー」である。特定のポジションに縛られず、「共同創作」を軸に制作へ参加する点が大きな特徴。ファンネームは「COER (コア)」。

MARTIN
開演時間の15時を回ると、会場の照明が落ち、ペンライトで会場中が赤く染まります。公演が始まる期待にCOERからも歓声が漏れるなか、突然、舞台袖をスマートフォンでライブ撮影している映像がスクリーンに映し出されます! JAMESの「皆さんもっと叫べ!」という一声に、COERの歓声が。舞台袖から無音のままメンバーが登場するとさらに歓声が高まります。「皆さん準備できてるか!」「2階、3階、4階、みんな立ってください!」とCORTISらしい煽りが会場に響き渡ります。
MARTINの「みんな!準備いい?<PUT YOUR PHONE DOWN>」という声掛けとともに流れ始めたのがThe 2nd EP『GREENGREEN』収録曲である「YOUNGCREATORCREW」。COERの声かけもバッチリで、CORTISらしい舞台の上を縦横無尽に跳ね回るようなダイナミックなステージングに魅了されます。続いてThe 1st EP『COLOR OUTSIDE THE LINES』収録曲である「FaSHioN」、The 2nd EP『GREENGREEN』タイトル曲 である「REDRED」を披露しました。
冒頭から3曲ぶっ通しのパフォーマンスが続きましたが、ひとつ興味深かったのが1曲目が始まってもスクリーンにメンバーのアップが映されていなかったということ。COERはメインステージで踊るメンバーを直に目に焼きつけることになったのです。しかし、メンバーの表情は見えずとも、躍動感のあるダンスや煽るような動きに視線が釘付けになり、いつの間にか彼らの音楽に没入している……不思議な体験を味わえました。

JAMES
パフォーマンスを終え、スクリーンにメンバーの顔が映し出されると会場から歓声があがります。KEONHOの掛け声でアリーナ、2階、3階、4階、全員でコールアンドレスポンスをし、会場がひとつに。短いMCを終えて披露したのは、The 2nd EP『GREENGREEN』収録曲である「ACAI」と「TNT」。「ACAI」はヘビーなノイズテクスチャーや重厚感のあるサウンドが響くオルタナティブ・ヒップホップ。さらに「TNT」は荒削りなトラックが脳にダイレクトに響いてくるようなヒップホップです。低音が響くサウンドとCOERの掛け声が重なり、とてつもない熱狂が生まれていました。また、パフォーマンス中にはメインステージから十字に延びたセンターステージに移動し、メンバーが思い思いに全方向にいるCOERと交流を図ります。次に披露したのは「MOTION (feat. Juicy J)」。曲中ではMARTINとJAMES、SEONGHYEONとKEONHOの仲が良さそうなシーンが映り、ひときわ大きな歓声があがります。次の「Mention Me」はソニーピクチャーズのアニメーション映画『GOAT』の挿入歌。重厚感のあるベースサウンドがクセになります。メンバーの煽りも最高潮で、海外の巨大フェスのような熱気が渦巻きます。

JUHOON
メンバーがセンターステージに散らばったまま、 JUHOON「2階、3階、4階も楽しんでますか!」、MARTIN「みんな遊ぶのうまいじゃん」と簡単なMCを挟み、The 1st EP『COLOR OUTSIDE THE LINES』収録曲「JoyRide」のパフォーマンスへ。これまで披露した楽曲とは一味違い、オルタナティブ・ロックの色が強い一曲で、渋いサウンドにCORTISの切ない歌声がマッチしていました。次に披露した「Lullaby」はローファイっぽいチルなサウンドが魅力で、夢に向かって練習室や作業室で夜を明かすリアルな葛藤が描き出された一曲。メンバーがセンターステージで一列になり、情感を込めて歌い上げます。スクリーンに「I GOT WORK / YOU GOT WORK / BUT IN THIS MOMENT / QUIET FIRST…」と歌詞が映し出され、COERが全員で合唱し、会場がひとつになります。センターステージに寝転がったMARTINの歌唱で始まった「Blue Lips」。メンバー全員がステージの思い思いの場所に腰かけ、しっとりと歌いあげます。次の「Wassup」はトラップビートに自然と体が動き出すメロウなナンバー。曲中でKEONHOが突然客降りし、ひときわ大きな歓声が起こります。興奮冷めやらぬままMCへ。
JAMES:みんな疲れてないよね?水を飲んでください!
SEONGHYEON:皆さん楽しんでますよね?
KEONHO:汗がたくさん出ますね
SEONGHYEON:今日も質問があります! いつも同じ質問ですけど、皆さんアプリ『PYPD』(ツアー〈PUT YOUR PHONE DOWN〉の開催を記念して、COERと一緒にコンサートを作って楽しめるように設計された公式アプリ)は持っていますか?
JAMES:最近、質問本当に多いね~
MARTIN:『PYPD』を使っている人がどんどん増えてるような気がします。『PYPD』はコンサートで飛んだり跳ねたりした動きがリアルタイムで計測されるアプリですが、点数が高いほど僕たちがどれだけつながっているかを見せてくれると思います。
KEONHO:ジャンプしよう一緒に!(会場が一緒にジャンプ)
MARTIN:みんな最高!
JUHOON:こうやって単独公演で戻って来れて本当に嬉しいです!
SEONGHYEON:質問がもっとあります!僕たちの最初の曲を知っていますか?
COER:『GO!』
SEONGHYEON:みんな知ってるよね~
JAMES:じゃあ始めようか! 僕の手には今、権力があります。皆さん準備できてるか!
MARTIN:JAMESの権力見たいですか!

調子のいい掛け合いの流れで披露したのは、The 1st EP「COLOR OUTSIDE THE LINES」収録曲である「GO!」。そのまま「What You Want」も披露し、CORTSデビュー期の楽曲が続きます。
JAMES:今日まじ最高だよ…。少し休憩しよう!(と言いながらとぼけた顔で水を飲む)
SEONGHYEON:質問がありますが、MARTINさんWHAT YOU WANT? 何が欲しい?
(なかなか答えないMARTIN)
SEONGHYEON:何やってんの!
MARTIN:ちょっと待ってよ!(笑) 僕が欲しいものはみんなのハーモニーです。だから…JUHOONさん説明お願い!
JUHOON:(笑)。皆さんアリーナチームとスタンドチームに分かれてください! MARTINはどっちに行きたい?
MARTIN:僕はスタンドに行きます!
SEONGHYEON:じゃあ僕はアリーナ!
ここから、アリーナとスタンドに分かれて「What You Want」のフックの部分を一緒に歌うチャレンジがスタート。アリーナチームはSEONGHYEONと一緒に「Crash, smash, rock, mash up…」の部分を歌い、スタンドチームはMARTINと一緒に「La la la~…」と口ずさみます。会場の一体感が生まれたところで、再び「What You Want」をパフォーマンス。センターステージを駆け回り、自由なパフォーマンスを見せました。
写真/(P)&(C)BIGHIT MUSIC
取材・文/浅井美咲
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