青柳さんの20代・30代で変わったこととは？
Q：JJ読者は30歳を一つの分かれ目だと考えている人が多いのですが、青柳さん自身は20代と30代とで変わったことはありましたか?
ちょうどこの映画を撮影していた時期が30歳でしたね。時代劇に携わっていたこともあって、20代で培って来たことをここでちゃんと恩返しがしたいと強く感じるようになりました。
役者は40代、50代、60代と続けていける仕事なので、今を自分の将来に繋げるにはどうやって取り組むべきか、未来を意識しながら1つ1つの仕事により丁寧に向き合っていきたいと思うようになりました。
Q：30代というと大人の男性なイメージ。青柳さんの考える大人の男性の魅力ってどんなところだと思いますか?
自分が失敗した時に素直に認められる人。さらに失敗を認めて、その後の行動に反映できる人は素敵だなって思います。僕自身はまだ大人になれていないですね……。
Q：JJ読者は大体3年目なのですが仕事で落ち込んだ時頑張れるよう、青柳さんの年上の先輩としての励ましの一言をいただきたいです!
あまり偉そうなことは言えないんですけど(笑)、今回演じた伍助という役を通じて、挫折を繰り返しながら立ち上がり、その失敗を認めていくという生き方ができるって強い人間の証拠なのかなと思ったので、恐れずに夢や目標に向かっていってもらいたいです。
人間の本質は失敗や挫折を経験したときに出るものだと思うので、きっと成長する機会をくれると思います。
Q：では最後に青柳さんが思う、映画「たたら侍」のみどころはどんなところですか?
ワンシーンワンシーンとても丁寧に、景色映像にもこだわり抜いて作られた作品なので、山陰の美しい景観にも注目してもらいたいです。
原作・監督・脚本：錦織良成 エグゼクティヴ・プロデューサー：EXILE HIRO
『たたら侍』
5月20日（土）より全国公開
撮影／杉本流星 取材／坂本結香
