コラム

「ご苦労様です」はNG?上司に絶対使ってはいけない言葉遣い3つ

ビジネスシーンでは、誰に対しても丁寧な言葉遣いをするのが基本です。仕事を円滑に進めるためにも、上司や先輩とは、よりよい関係を築きたいですよね。そのためにも目上の人に使ってはいけない言葉をしっかりと押さえておきましょう!

今回は、マナー講師の筆者が目上の人に使ってはいけない3つの言葉遣いをご紹介します。

 

(1)了解しました

(1)了解しました

「了解しました」は、丁寧語ではありますが、謙譲語ではないため、同僚や目下の人へ使う言葉です。

同じように間違いやすいのが、「了承しました」です。「了承しました」は、なにかを“承諾”したときに使います。意味としては、相手の申し出や事情などを納得して承知することで、これは、部下や目下の人に対して使う言葉になります。

うっかり上司に使わないように注意しましょう。

目上の上司やお客様に対しては、謙譲語の「承知しました」を使うのが適切です。

(2)ご苦労様です

たとえば、上司が外出から帰ってきた場合や仕事を終えて帰るときについ使いがちなのが「ご苦労様です(ご苦労様でした)」という言葉。

「ご苦労様」は、目上の人が目下の人に使う言葉で、大変だった様子をねぎらうときに使います。

上司に対しては、「お疲れ様でした(お疲れ様でございました)」と言うのが正解です。

(3)すみません

(3)すみません

相手に謝るときに一般的に使われるのは「すみません」や「ごめんなさい」ですが、ビジネスでは、これらの言葉は失礼にあたります。

「申し訳ございません(申し訳ありません)」や「失礼いたしました」というのが基本。

ときには、「ありがとう」と言う意味で使う人もいらっしゃいますが、その場合は、「すみません」ではなく「ありがとうございます(ありがとうございました)」と使うようにしましょう。

 

言葉遣いは、あなたの信用にかかわります。ビジネスシーン特有の言いまわしをマスターして仕事での会話力をアップさせましょうね。

 

文/桜 美月
元ミス松山、イメージアッププロデューサー。愛され美人の立ち振る舞いやビジネスマナー研修講師として活躍中。

画像/PIXTA(ピクスタ)(kikuo、xiangtao、kikuo kikuo、IYO)

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