女性に対して「言わなくてもわかってくれているだろう」と思って、多くを語らない男性っていませんか。
女性としては「言ってくれないとわからない!」とモヤモヤしてしまうでしょう。
しかし、それとは逆に女性が余計なひとことを言ってしまい、男性に「うるさい!」と思われてしまうケースも。
そこで今回は、恋愛ライターの筆者が“男性がうんざりする彼女の余計なひとこと”をご紹介いたします。
(1)「それで大丈夫なの?」
転職など人生の転機となる事柄から、お出かけ前の準備のときまで。
さまざまな場面でそのつど「大丈夫?」と声をかけてしまうと、男性からうんざりされてしまうかもしれません。
男性を心配しているからこそ「大丈夫なの?」と聞いてしまうのでしょうが、男性からすると母親の小言のように聞こえてしまう可能性も。
また、将来のことなど不確定な未来に対して「これから大丈夫なの?」と言われるのが苦手という男性もいるようです。
やってみなければわからないようなことは、男性としても不安を抱えているはず。
そうした不安があるからこそ、「大丈夫?」と言われても答えようがなく、うんざりしてしまうのかもしれませんね。
男性のことが気になる気持ちはあるかもしれませんが、大事なときこそ優しく見守るように心がけましょう。
そんなあなたの優しさに触れて、彼は「わかってくれているな」と感じるかもしれません。
(2)「だから言ったじゃん」
女性の言った通りに事が運んだときなどに、「やっぱり私の言う通りだったね」というニュアンスで使う人もいるのではないでしょうか。
この言葉を冗談っぽく言えば、まだ笑い話で終わるかもしれません。
しかし、相手の受け取り方にもよりますが、嫌味っぽく聞こえてしまうとケンカの原因になるおそれも。
もし思ったとしても、できる限り心の中だけに留めておくようにしましょう。
言わなくてもいいことは、極力言わないように気を付けることで、無用なトラブルを防ぐことができます。
(3)「いつもそうだよね」
「いつも優しくしてくれるよね」など、いい意味で使うのなら彼も喜んでくれるでしょう。
しかし「いつもそうだよね」という言葉は、多くの場合ネガティブな意味で使う人が多いようです。
また、「いつも」という言葉が入ることで、今だけでなく“過去の行動についても不満を抱いている”ことが彼に伝わり、「前のことも今さら蒸し返すの?」とうんざりされてしまう可能性が。
たとえば、彼が自分の話をちゃんと聞いてくれないことに不満があるとしたら「私の話を聞いてくれると嬉しい」というように、ポジティブな表現で要望を伝えられるといいですね。
(4)「そういうところ直したほうがいいよ」
「いつもそうだよね」とセットで使ってしまいがちなのが、「そういうところ直したほうがいいよ」という言葉です。
面と向かってダメ出しをされるのは、男性としてもプライドを傷つけられたような気持ちになってしまうでしょう。
また、もしかすると男性も自分の短所を理解しているけれど、なかなか直らずに気にしているかもしれません。
そんなときに「そういうところ直したら?」と言われたら、思わず「わかってるよ!」と言いたくなってしまうでしょう。
たとえば短気な彼に対しては、「笑顔の○○君が好きだな」など短気であることを直接指摘するのではなく、もっとこうなったらいいなという言い方をすると、彼としても受け入れやすいと思います。
彼氏彼女といっても、ときには感情をおさえきれずに怒りたくなってしまうこともあるでしょう。
つい勢いで言ってしまいがちなときこそ、あえて一呼吸おいて、冷静に発言できるといいですね。
文/大内千明 画像/PIXTA(ピクスタ)(Yoshi、Ushico、Fast&Slow 、metamorworks)