社会人なら知っていて当然のマナーでも、無意識のうちについおざなりになり、社会人としてNGな行動をとってしまってはいませんか?
社内は複数の方が出入りする場所だからこそ、きちんとマナーを守って仕事をしたいところですよね。
そこで今回は、知っておくべきマナーとNG行動についてご紹介します。
入社して3年目は仕事にも慣れ、気がゆるむころ。そんなときこそ、日ごろの行動を振り返ってみましょう。
(1)携帯で時間を確認する
社内でついついやってしまいがちなNG行動として多いのが、“携帯で時間を確認する”行為があげられます。
勤務中の私的な携帯の使用は禁止されている会社も多く、もし取引先の人にそのような行動を見られてしまった場合、私物の携帯なのか業務用の携帯なのか判断がつきかねるため“業務中にもかかわらず携帯を触っているのか……”と悪印象を与えてしまう恐れもあります。
社会人として、時間の確認はなるべく時計でするようにして、不要な誤解を招かないようにしましょう。
(2)腕まくりをする
社内であろうと腕まくりは社会人としての意識に欠けた身なりと判断されてしまうことも……。
「よし! 頑張るぞ!」と、気合いを入れるために腕まくりをしたところ上司から注意され、やる気をそがれてしまった……なんていう悲しいエピソードもありました。
仮に注意されなかったとしても、あなたの日々の姿勢を上司はチェックしていることをお忘れなく! 仕事中はきちんとした身なりを意識して業務に取り組むようにしましょう。
(3)基本的な整理整頓ができていない
“自分のフィールドだからいいじゃん”と思う方も多いオフィスのデスク。しかし、デスクを汚く使ってしまうこともNGマナーのひとつです。
いくら自分の持ち場だったとしても、あくまでもデスクやロッカーは会社が所有しているものになりますので、汚したり傷つけたりしないように心がけましょう。
また、デスクの上に書類が乱雑に積み上げられていて、肝心な会議の前に必要な資料が見つからない……なんていうことにもなりかねません。
業務効率が下がるだけではなく、上司からの印象も悪くなってしまうため、日頃から整理整頓を意識するようにしたほうが身のためです。
(4)すれ違いながら挨拶をする
会社の廊下で人とすれ違いながら挨拶をしていませんか? 実はこの行動も社会人としてのNGマナーの行動。
上司や目上の人に挨拶をする場合は、きちんと立ち止まってから挨拶をすることがマナーです。
見ている人はしっかり見ているもの。すれ違いながら「お疲れさまです〜」なんて挨拶をすることがないように気をつけましょうね。
今回は社会人としてのNG行動についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
仕事に慣れた反面、マナーについて忘れがちになってしまっている方も多いかと思います。あらためて社内マナーを意識してみてくださいね。
文/前濱瞳 画像/PIXTA(ピクスタ)(Mills、xiangtao、kikuo、xiangtao、ふじよ) 参考文献/松本 昌子監修『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』(ナツメ社)