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「正解だと思ってたのに…」結婚できない女子がやりがちなNG行動4つ

結婚したいのに、彼との関係は空回り……。婚活に必死になると自分を客観視できなくなる女性は多いもの。

今回は、婚活を終え、現在は結婚生活を満喫している女性25名に、“婚活中は正解だと思っていたけれど、実は失敗していたNG行動”について聞いてみました。

恋愛心理アドバイザーの筆者が解説とともにご紹介いたします。

 

(1)褒めすぎてプレッシャーを与えていた…

「“男性は褒められると嬉しい”と聞いていたから、とにかく褒め続けていたんです。そしたら、彼からは“なんかプレッシャー感じるわ”と言われたうえに、浮気までされて、あっさり先に結婚されちゃいました(泣)」(29歳・美容)

よかれと思ってやりがちな彼を褒めるという行為ですが、褒めすぎると彼女の前で弱音を吐けなくなり、彼女のプレッシャーと仕事のストレスの板挟みになり、心の逃げ道として浮気に走る……なんていう男性も少なくないようです。

男性は、一番身近な相手には安らぎを求める傾向が強いもの。

“どんなときでもあなたの味方”だということを伝えて、精神的な安心を与えることも、“愛され彼女”としてのマストポイントなのかもしれません。

(2)家事ができるアピールでハードルをあげすぎた…

「スポーツマンの彼に料理アピールをして付き合ったので、実際に食べてもらったら、反応がイマイチ……。いろいろ家庭的なアピールをしすぎて、結局ボロがでてしまってフラれた経験があります」(28歳・主婦)

家庭的アピールが必ずしも結婚への近道になるとはいえなさそうです。自分でハードルをあげすぎると、実際に手料理を作ったときに“このクオリティでアピールしていたの!?”と、マイナスポイントに……。

このように、プラスとマイナスの変化が大きいほど、人の心に影響を与える度合いも大きくなることを心理学で“ゲインロス効果”といいます。

“料理や掃除好き”など、過度なアピールはしすぎないほうが無難かもしれませんね。

(3)尽くしすぎて母親みたいと言われた…

「大好きな彼には全力で尽くしてきたのに“なんか母親とかぶるっていうか……。彼女じゃなくて、家族みたい”とあっさりフラれました。私は当時24歳だったので、“母親”と言われてしまって、さすがに傷つきました」(27歳・エンタメ)

好きな相手に尽くすのはすばらしいことですが、彼のためになんでもやってあげる行為は、度が過ぎると“母親化”してしまい、男性の結婚願望も薄れてしまう場合もあるようです。

男性は自分が尽くした女性に、より愛情を感じる傾向があります。“好きだから”と彼に尽くし過ぎると、彼があなたに尽くすタイミングがなくなってしまい、徐々に扱いもおざなりに……。

彼の誕生日のお祝いをしたり、彼から頼まれたことをやって感謝されたりするのは、彼女としての行為。先回りして、なんでも世話をやきすぎるのは母親のような行為といえるかもしれません。あくまでも、尽くし方を間違えないようにしましょうね。

(4)急激に距離を縮めようとしてしまった…

「早く結婚したくて、周りの結婚話をしたり、彼の両親に紹介してほしいと言い続けたりしていました。その結果、“そんなに急かされても、困るんだけど”と言われたことがあります」(28歳・銀行)

男性は一家の大黒柱になる責任や覚悟を決め、さらに仕事の時期などを考慮して、結婚に踏み切ります。結婚まで自分のタイミングで進めたいと思っている人も多いため、距離を詰めすぎるのではなく、適度な距離感を保ちながら信頼関係を築いていくことが大切です。

話し方も、“早くご両親に会って挨拶したい”というようなストレートすぎる表現ではなく、“ご両親はどんな感じなの?いつか話してみたいな”などのように、マイルドな聞き方がベターです。

 

結婚はゴールではなく、新しい人生のスタート。ゴールを迎える相手ではなく、一緒にスタート地点に立ち、これからの人生をともに歩める相手を冷静に見極めることが大切です。

正解だと思っていた行動で、自ら結婚を遠ざけてしまわないように注意しましょうね!

 

文/岸川菜月 画像/PIXTA(ピクスタ)(tomos、Fast&Slow、zon) アンケート回答者/筆者セミナー参加者26~30歳(既婚女性)・25名

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