LINEは相手の顔が見えないので、気軽にメッセージを送ってしまいがち。
ときには相手を落胆させ、関係を壊してしまうこともあるようです。
今回は、男性がガッカリした女性からのLINEをご紹介します。
(1)返事が事務的
「こちらは一生懸命に内容を考えて送っているのに、『わかった』『そうなんだ』と相槌が事務的だと萎えます。これ以上連絡してもムダかなと思いますね」(26歳男性・サービス)
会って話しているときのリアクションと同じですね。感情のない相槌では、相手はこれ以上、話そうとは思わないでしょう。
LINEでも相手の気持ちに寄り添うことは大切。
誤解を招かないためにも、「大変だったでしょ?」「それはいいなぁ」と、反応に気持ちを込めましょう。
(2)返事が遅い
「返事が1日以上空くと、テンションが下がっちゃう。後回しにされている感じがするから、『俺には気がないんだ……』と思います」(26歳男性・IT)
気になる人のLINEは、すぐに確認したくなり、返信もすぐにしたくなるものです。
ただ、仕事に追われていると、返事が遅くなることがあるかもしれません。
そんなときは、「ごめん、またあとで返信するね」「返すのが遅くなってごめんなさい」と、ひと言添えられるだけでも、相手の受け取り方は変わると思いますよ。
(3)いつまでも敬語
「フレンドリーにやり取りをしたいから、『敬語はやめて』と言っているのに、いつまでも敬語だと、距離を感じちゃいます。俺と話したくないのかなと思いますね」(26歳男性・販売)
敬語を使うことは悪いことではないと思います。相手が年上や目上であれば、敬語で話すのが基本でしょう。
しかし、たまに出るフランクな言葉が、お互いの距離を縮めることにつながるはず。敬語とフランクな言葉をうまく使い分けられるといいですね。
(4)返事の催促
「返事が来ないからって、催促するようなメッセージを送ってこられると疲れる。ちゃんと考えている相手なら、時間がかかっても必ず返すから!」(27歳男性・サービス)
つい寂しくなって、催促のメッセージやスタンプを送ってしまう女性は少なくありません。
でも、相手を信じて返事を待つことこそが、あなたへの信頼を高めることにつながります。
内容によっては、急を要するものもあるでしょう。その場合は、電話に切り替えてやり取りをしてみては?
(5)野暮な質問
「距離感に応じた付き合い方ってあると思うんだよね。1、2回しか会っていないのに年収や結婚願望を聞き出そうとする女性がいてビックリした」(26歳男性・医療福祉)
適切な距離の測り方って難しいですよね。
気になるからこそ、相手のことをいろいろと知りたくなるもの。数回しか会ったことがないのなら、プライベートな質問は避け、まずはたわいもない話から距離を縮めてみては?
いずれも基本的なことですが、意識できるのとできないのとでは、相手との関係に大きな差が出てきます。
少しずつでもいいので、気になる人とのLINEで意識してみてくださいね。
文/柚木深つばさ 画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow、 tomos)