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就活生必見!内定を勝ち取った先輩が語る「インターンの表と裏」

いよいよ2月。就活生にとっては、本選考前の大事な時期。去年の夏に経験したことがある人もない人も、本選考前にインターンを考えている人もいるのでは?とはいえ、企業研究や自己分析に忙しい時期、インターンって本当に必要なのか…悩む人もいますよね。そこで今回は、実際に内定を勝ち取った先輩に聞いた「インターンの表と裏」をご紹介します。

今回教えてくれたのは

K.Kさん
地方銀行エリア職 内定 大学4年生

A.Tさん
インフラメーカー内定 大学4年生

R.Iさん
電機メーカー
1年目

「本選考とは関係ない」は タテマエの可能性も !?

編集部:まずはじめに、インターンから内定 に繋がった企業を教えてください。

Kさん:3年の夏に地銀の3daysインターンに参加、6月に内定が出ました。

Aさん:3年の2月と3月にメーカー2社のインターンに参加して、どちらも4月には内定が出ました。

Rさん:私は入社した電機メーカーのインターンしか参加しませんでした。3年の2月にインターンが始まって、内定が出たのは4月です。

編集部:インターンする企業を選んだ理由や きっかけを教えてください。

Kさん:元々は公務員志望だったので、官庁のインターンもしていたのですが、元銀行員の母の影響もあり、金融業界も見てみようかなと思って参加しました。いろんな業界を見ておきたくて、1dayをメインに50社くらい行きました。

Aさん:50社も! すごい! 本選考では公務員も受けたんですか?

Kさん:インターンを通じて公務員よりも金融の方が向いてるなと感じたので、本選考では金融に絞りました。

Rさん:Aさんはインターンの時点でメーカーに絞っていたんですね。企業はどうやって決めたんですか?

Aさん:トップシェアのところに行きたくて、名の知れた企業をひたすら調べて決めました。Rさんは1社のみですか?

Rさん:私はコーポレート部門にしか興味がなかったので、業界よりも職種にこだわって探しました。本選考とは関係ないと言われていたものの、インターン生のうち、約半分が座談会に呼ばれて、数回個人面談があり内定、の流れだったので、内定に直結するインターンだったんだと思います。

編集部:インターン経験者だからこそのメリ ットって結構あるのでしょうか?

Aさん:筆記は早めに受けられました。

Kさん:インターン生は一次集団面接を免除されていたと思います。周りを見ていてもインターンに参加した人の方がその後の就活がスムーズに進んでいた印象はありますね。私はインターン中、なるべく自分の意見を言うようにしたり、毎回何かひとつは質問するようにしていたのですが、お2人は何か気をつけていたことってありますか?

Aさん:私も質問はいくつか準備して行きましたね。強制的に質疑応答が回ってくるときに、「特にないです」って言う学生が数名いたのですが、あまり印象はよくないのかな、と。逆に学生がHPに書いていないことを質問したときに人事の人がニヤッとうれしそうにしていたのは印象的でした(笑)。

Rさん:私もグループワークで自分の意見を伝えるように心掛けていました。ひとりの男子が急に仕切ってきて、彼の方向性に対して指摘を行ったのですが(笑)、結果通ったのでリーダーシップが取れなくてもグループワークに臨む姿勢が評価されたのかな?と思っています。

取り繕わず、自然体で就活することが ミスマッチを防ぐカギ!

Kさん:インターンって刺激になるし、周りのいいところは盗める。そういう意味でも行く価値があると思います。Rさんは実際に入社してみてどうですか?

Rさん:職場に一部、意地悪な人はいますが(笑)、それ以外はイメージ通りに働けています。それは入社前にやりたい仕事や行きたい部署についてアピールしたからだと思うので、やっぱり就活中に自分の意思を会社側に伝えることは重要。入社してからのミスマッチを防ぐためには取り繕った自分ではなく、自然体で就活することも大切だと思います。

取材/坂本結香 編集/藤倉奈々

※掲載の内容はJJ3月号を再構成したものです。

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