「ES に書く内容は業界によって 変えたほうが通りやすい……?」
「インターンに参加するほうが やっぱり採用への近道なのかな?」
就活を始めると不安なことが出てきますよね。
採用基準は企業によってさまざま。インターンや面接で見ているポイントも違います。人気の就職先ランキングでも上位の常連、東京海上日動火災保険株式会社に、今欲しい人材を本音で答えてもらいました!
金融人事的 「就活生のここ見てます!」
金融業界に行きたいなら…
自ら考え、発信し、
行動する力が必要です
近年、テクノロジーの発展、マーケットニーズの変化、世界的な気候変動など、驚異的なスピードで事業環境は変化しています。損害保険ビジネスにも新たなイノベ ー ション創出やさらなるグローバル展開の加速が必要であり、様々な事柄に 「気づく力」と「自ら考え、最終的な解決策を作り出す主体性」 を持つ人材が求められます。
そのような人材を求める中で、 面接では「自分自身や取り組みについて客観的にとらえられているか」を大事なポイントとしています。 客観的な視点はビジネスにおいて大変重要であり、変化の激しい世の中で真のニーズを読み取る力に繋がると考えています。
エントリーシートでは、こう書けば通過するという概念にとらわれず、個性を出してほしいです。しか し、自身のばかりで出題意図を汲んでないものはNG。質問の意図をしっかり理解した上で答えましょう。
また、当社は現場受け入れ型のインター ンシップを開催し、現場を体験できる場を設けています。 そこでは周囲との関わり方に注目しています。コミュニケーションの取り方が上手く、周囲を巻き込みながら物事を進めている学生さんには好印象を持ちますね。
教えてくれたのは…
原田美季さん
東京海上日動火災保険株式会社 人事企画部 人材開発室
副主任
1879年創立。従業員数17,230 人。本社は東京・丸の内。国内127営業部・支店、海外45 か国・825拠点に展開するグロ ーバル保険グループ。
取材/川端宏美 編集/藤倉奈々
※掲載の内容はJJ3月号を再構成したものです。