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コスパ最強!人気スタイリスト厳選ベーシック服は知らなきゃ損!

「たくさん買っているのに、着る服がない…」と悩んでいるなら、色や形がベーシックな服を買い足してみて!今ちょっぴり投資することで、これからずーっと活躍してくれるはず♡
今回はベーシック服をこよなく愛するスタイリスト平沼洋美さんにレクチャーしていただきました。

スタイリスト 平沼洋美さん
1981年生まれ。スタイリスト歴7年目。CLASSY.をメインに活躍中。私服は〝ベーシック8割トレンド2割〞で、SAINT JAMESのボーダーは20代から愛用。

〝当たり前の服〞はトレンドに敏感なJJ世代にこそ必要です!(平沼さん)

今年らしい色やシルエットの服って、真新しく見えて可愛いし、つい飛びついてしまう気持ち、分かります。それに比べて黒やネイビーのシンプルな服は「わざわざ買わなくてもいいや!」って思いがちですよね。でもそんな〝当たり前の服〞こそ、トレンドアイテムを引き立てる救世主。

例えば今年らしいゆるトップス にベー シックな形のボトムスを合わせるだけで、だらしなさを軽減できたり、プチプラブランドの冒険服をスタンダー ドなアイテムと組み合わ せることで高く見えたり。トレンド×トレンドだと、どうしてもコーデが限定的になってしまうけれど、合わせやすいベーシック服を加えれば着こなしの幅も広がります
『CLASSY』の着回し企画でも、ベー シック服は欠かせないアイ テム。ぱっと見は地味だけど、着回し力を上げたり、印象よく見せたりと、助けてくれる存在です。

そんな〝当たり前の服〞はシンプルなだけに、 上質なものを選ぶことも大切。最初の投資は高いかもしれないけれど、長く着られるからコスパは抜群。流行りにとらわれない服を活用すれば、今っぽさ満載の服も大人っぽく着ら れるし、着回し上手にもなれる。トレンドに敏感な世代にこそ、取り入れてほしいアイテムです。

〝当たり前の服〞はトレンドに敏感なJJ世代にこそ必要です!

トップス編

【A】SAINT JAMESのボートネックカットソー
トレンドに左右されないスタンダードな形と、ハリのあるしっかりした生地で「長く愛用でき る」と幅広い世代に人気の鉄板ブランド。形がベーシックだからカラーボーダーも奇抜にならず取り入れやすい。
カットソー¥10800(セント ジェームス/セント ジェームス 代官山店)

【B】EMMEL REFINESのリブニット
好印象に導くネイビーのリブニットは1枚あると便利。肉感を拾わない程よいリブ感と鎖骨見えするネックラインで、ワイドパンツやオーバージャケットみたいなメンズライクな服も女らしく着こなせる。
ニット¥7900(エメル リファインズ/エメル リファインズ ルミネ新宿店)

【C】PETIT BATEAUのTシャツ
美シルエットと快適な着心地を両立したアイテムが揃うフランスを代表するブランド。首の詰まり具合とやや太めのネックラインが印象的な白Tは、ブランドのアイコン的存在。洗濯しても型崩れしない上質素材。
Tシャツ¥2500(プチバトー/プチバトー・カスタマーセンター)

フレアボトムスにも合うタイトな形を

トレンドのフレアボトムスにも合わせやすい、コンパクトなシルエットがベター。トップスは洗濯する機会も多いので、洗っても型崩れしない上質な素材感にこだわるのも大事です。

ボトムス編

【D】green label relaxingのプリーツスカート
プリーツスカートは黒やネイビーだと学生っぽ くなりがちなのでカラーがおすすめ。発色がい いものより、くすみパステルの方が着回しやす いです。
スカート¥8900(グリーン レーベル リラクシング/ユナイテッドアローズ グリーン レーベル リラクシング 渋谷マークシティ店)

【E】RED CARDのテーパードデニム
ブランドデビュー以来、細身のテーパードシルエットと太ももの色落ちで美脚に見えると話題のANNIVERSARY。柔らかい素材ではき心地もよく大人世代の所持率も高い1本。カジュアルにもきれいめにもマッチする名品デニム。
デニムパンツ¥19000(レッドカード/ゲストリスト)

【F】BANANA REPUBLICのクロップト丈パンツ
はくだけでコーデが引き締まって、きちんと見えも叶う黒のクロップトパンツ。くるぶし丈を選ぶとスニーカーにも合わせやすいし、抜け感もアップ。センタープレスが入っていないタイプなら、着慣れた黒スキニー感覚ではけて安心。
パンツ¥12400(バナナ・リパブリック)

王道シルエット& 高見え素材を選んで

どんなトップスにも対応する王道のシルエットを揃えれば、着こなしの幅がアップ。長く使えるうえに、普段のカジュアルが大人に仕上がる、高見え素材を選ぶのもポイントです。

羽織り物編

【G】N.O.R.Cの紺ブレ
ベーシックアウターの代名詞=紺ブレ。スタイリスト福田亜矢子さんがディレクションするN.O. R.C の紺ブレは、長めの丈でどんなボトムスにも合わせやすく、マットな金ボタンで高見えも実現。ラフに着崩してもきちんと見えを死守するアイテム。
ジャケット¥17000(N.O.R.C)

【I】agnès b.のスナップカーディガン
スナップボタンがアクセントになるカーデはブランドのロングセラーアイテム。程よく肉厚な生地とコンパクトな首回り でカーデとしてはもちろん、1枚でも様 になる名品。ニットじゃないからコンサバになりすぎないところもうれしい。
カーディガン¥15000(アニエスベー)

【H】IÉNAのノーカラーコート
春に活躍するベージュアウター。かっちりとしたセットインだと古くなりがちなので、ゆるく着られるドロップショルダーをセレクト。ボタンレスの着流しタイプが1着あれば、ロングワンピにもパンツにも合わせやすくて活躍度大。
コート¥29000(イエナ/イエナ ラ ブークル)

古く見えない サイズ感が重要

ドロップショルダーや長め丈など、ややオーバーサイズを選ぶことがベーシックを古く見せない秘訣。ゆるすぎると名品のよさが半減するので、肩幅や着丈が合っているか見極めて。

撮影/魚地武大〈TENT〉(静物)、千葉太一(人物) スタイリング/平沼洋美 取材/坂本結香 編集/髙田彩葉

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