JJ読者の憧れの男性に、お気に入りの本を紹介してもらう連載「憧れ彼と、シェアする一冊」。惜しまれながら幕を閉じたこの連載ですが、記念すべき初回にゲストは生田斗真さんでした。「せっかく時間を費やすなら、本当におもしろい本を読みたい」と語ってくれたインタビューを再録します。
生田斗真さんプロフィール
1984年10月7日生まれ。A型。北海道出身。俳優として多くのドラマ・映画・舞台などで活躍中。
シェアしたい1冊
『ジェノサイド』
いくつもの賞を取ったベストセラーSFミステリー。父の遺志を継ぐ日本人の大学院生と一人息子のために戦い続けるアメリカ人傭兵が人類滅亡の危機に立ち向かう壮大な物語。アメリカ、コンゴ、日本、あらゆる場所で展開するストーリーに一気に引き込まれるはず。
生田さんが『ジェノサイド』をオススメする理由を教えてください。
コレ、本当におもしろいんです。分厚さに「最後までイケるか⁉︎」って思いましたが、数日で一気に読んで、寝不足になったほど(笑)。海外ドラマみたいな感覚で読めるから、女性でも絶対楽しめるはず。
好きなシーンはありますか?
登場人物がTVゲーム内で起こした行動が現実でも同時に起こる、というシーンがあって、すごく興奮しました。テンポの良さや場面転換の速さが素晴らしくて、本当に映画を見ている感じですね。
本を読む女性ってどんな印象ですか?
読書が好きな人は、男女関係なく素敵だなって思いますね。それから、僕は絶対に紙派! 台本なども実際にページをめくっていかないとダメなのですが、普通の本もデジタルではなく、紙で読む楽しさってあると思うんです。
最後に、JJ読者に一言お願いします。
『土竜の唄 香港狂想曲』(編集部注 生田さんの主演映画)にも通じることですが、男のことを“男ってカッコいいけど、バカね”って広い心と温かい目で見てください!
いかがでしたか? 生田さんが過去に語ってくれた、シェアしたい一冊。ぜひ#おうち時間のお供に読んでみてください。
取材/矢﨑 彩
※この記事は、過去のJJ本誌を再構成したものです。