就活状況もシビアだしと、もっとアピールできるよう資格取得を考える人が急増中。だけど本当にその資格、役立ちますか…?今、お金につながる資格はあるのか、プロに教えてもらいました。
①みんなが持っていない資格を取ろう
司法書士と税理士は今年は増加中
取得者が多い資格は、それだけで希少価値が下がっています。
資格は取得者が少ないからこそ、価値が高まります。実は今、司法書士と税理士の数がとても増えていて、その影響で平均年収が下がっています。そういった資格の価値も読み取ることが大切。
②迷ったら「英語」と「会計」
TOEIC600点と、簿記3級が目安!
英語力はずっと言われていますが、今は会計の知識も必要です。会計は上司が考えることと思われがちですが、会計を理解しているとビジネスの話ができるので会社として重要な人材となります。会計知識のための簿記3級、TOEIC600点は持っておくべき。
③資格以外に「ウェブで使えるスキル」を磨くのもおすすめ
バナーの制作や動画の編集などが重宝される
資格でなくても、求められるスキルはあります。ウェブでの 発信が多くなっている今、バナーの制作や動画の編集などができる能力が重宝されています。これらはソフトを使いこなせれば、資格がなくてもアピールできますからオススメです。
教えてくれたのは…萩原充彦さん
板前からシステムエンジニア、シンクタンク勤務というキャリアを持ち、現在では無料送金アプリ「pring」代表取締役を務める。「自分のキャリアイメージを具体的に持つためにも、資格取得について考えることはとても大切ですよ」
取材/川端宏実 JJgirl・laboプロデュース/仁科ゆり、平林保奈美〈cosaji〉 イラスト/小迎裕美子
※この記事ははJJ9月号を再構成したものです。