特集

神戸の学生団体「DEAR ME」発サステナプロジェクトが素敵すぎる♡

社会課題を解決するサスティナブルファッションブランド「coxco(ココ)」。立ち上げメンバーでもあり、JJでも何度も取材させていただいた社会起業家の西側愛弓さんが今回【DEAR ME】という団体で『Timeless Worth Project』という新しい活動を始めるといことでお話を伺ってみました。

DEAR MEとは?

神戸の学生団体として発足し、『Better Fashion, Better Future.』をもとにフィリピンなどでファッションショーを開催するなどの活動を行っている。今では関西だけではなく東京、福岡のメンバーも在籍、さまざまなTV番組でも活動が取り上げられているんです。

学生支部代表は神戸女学院大学4年生の沖本こはるさん(@koharu.o13)が務め、プロジェクトリーダーは同大学2年生の佐野まさこさん(@masacosano)が勤めたりと学生が主体となって活動を実施。

Timeless Worth Projectとは?

“Timeless Worth=時代を超える価値”

ファッションを通じて持続可能な社会実現を行うことを目的に活動する団体【DEAR ME】。そんなファッション感度やサステナ意識の高い女子大生や消費者と企業が手を取り合いスタート始めるプロジェクトです。今年はワコールホールディングスと繊維商社株式会社ヤギが参画するとのこと。

いったい何をするのか?

このプロジェクトでは、サステナに関するアンケートの実施、SNSでの活動はもちろん工場見学やオンラインイベントなどを行っていく予定。

このプロジェクトでファッションの根本に触れ合ったり、サステナについてより知ることが可能になります。

今まで「サステナってそもそもなんなの?」「何かしたいけどどうしたら良いんだろう?」と思う方も多くいたはず。

そんな消費者である私たちも、今回のプロジェクトを通して学ぶことで、より良い社会を作るための活動ができます♡

今回このプロジェクトでDEAR MEの代表も務める西側さんに少しお話を伺ってみました♡

 

【本プロジェクトの様子】
実際に企業や工場の方から素材の勉強や服を作る工程などのお話をお伺いしたり

現場へいってファッションの根本を学んだりなどしているんだとか。

JJ

元々はスクールの開校の予定もあったかと思いますが、なぜこのプロジェクトを発足することになったのでしょう?

西側さん

DEAR MEは【ファッションで社会を良くする】ことを目指して元々はフィリピンでファッションショーを開催する団体でした。現地でファッションスクールを開校し、教育・雇用機会の創出を計画していたのですが、全ての活動は中止や延期。だけど、だからこそ、今回ビジョンや活動内容を見直すことができ、今できることは何かと考えた時にこのプロジェクトにたどり着きました。

JJ

そうなんですね…。確かに今、海外を行き来することはしたくてもできない状況ですしね。コロナがきっかけで再考することができ、向き合う時間ができたのはある意味よかったとも言えますね! このプロジェクトを通しての展開などはあるんですか?

西側さん

先日Z世代の子たちににアンケートを協力してもらったところ、約4割の方がコロナウィルスの影響で価値観や消費行動が変わったと回答していたんです。これから大きく変わる時代で、ファッションを軸にしてディアミーは企業と消費者を繋げて行う挑戦をしていきたいなって思っています。

JJ

なんともかっこいい挑戦。サステナって実際なんなんだろうとか言葉だけが一人歩きをしたりもしていたりするので、このプロジェクトを一人でも多くの方に知ってもらえるといいですよね。

西側さん

そう! 実際私も企業の方の話を聞いて、知らないことがたくさんありました。だから色んなサステナブルを意識した取り組みがあることを学んだし、世の中に気付いてないだけで、たくさんの愛や未来が詰まってることも感じました。だからこそ、より多くの人に伝えていきたいし、広げていきたい!って今思っています。

このプロジェクトについてはこちらからチェック♡

参画企業のコメントも

株式会社ワコールホールディングス

『2030年以降に消費の中心となるZ世代は、商品を選択する際にサステナビリティや環境配慮を重視するなど、消費社会に大きな変革を起こす存在です。ワコールは現在、徹底的な顧客視点によるバリューチェーン改革の実行とともに、価値創造プロセスを進化させることで、豊かな社会を実現できる商品やサービスの提供を目指しています。それらの取り組みを更に進化させ、「未来の消費者に選択されるワコール」になるためにも、未来を担うZ世代と対話する必要があると考えました。』

㈱ワコールホールディングス
コーポレートコミュニケーション部 CSR担当 谷 春菜さん

株式会社ヤギ

『当社グループは以前から、地球環境を考慮し持続可能な企業活動を意識したエシカルへの取り組み、「YAGIthical」の活動を継続してきました。更に本年4月からスタートした中期経営計画にも「サスティナビリティの着実な実行」を掲げて取り組んでいます。 しかし、我々だけでは持続可能な社会実現は出来ません。企業の枠を超え、10年後の消費を担うZ世代の消費者と向き合い共に学びあうことで、未来へ向けたより現実的な課題解決に繋がるのではないか、と考えました。企業と消費社会の未来の在り方について、それぞれの視点からだけでは生み出すことのできない「時を超える価値」の創造に期待しています。』

(株)ヤギ
グループ経営企画部 エシカル推進グループ 向井瑞貴さん

NPO法人DEAR ME 学生代表

『これまで私たち学生は企業との接点があまりなかったため、今回企業と一緒に時を超えても大切にしたい価値(Timeless Worth )を生み出し、目標に向かっていける挑戦にとても期待感をつのらせています。このプロジェクトを通して、今後の未来を創っていく私たちZ世代の声を企業に届け、共に一歩ずつ、持続可能な社会を創りあげていきたいと思っています。』

NPO法人DEAR ME学生代表 沖本こはるさん

 

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