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アルバム制作中に頭上から降ってきたものとは!?【THE RAMPAGE】岩谷翔吾・浦川翔平・藤原樹・長谷川慎が語る秘話

LDH屈指の実力派グループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」が2月22日に期待の5枚目となるアルバム「ROUND&ROUND」をリリース! 発売を記念して今回はメンバー16人がJJに登場。4グループに分かれて読者のお悩みに答えてもらいました♡ 今回は人生に頭を抱えるJJ読者のお悩みを岩谷翔吾さん、浦川翔平さん、藤原樹さん、長谷川慎さんの4人が解決! 早速チェック。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEって?

ボーカル3人、パフォーマー13人の計16人で構成されたLDH所属のダンス&ボーカルグループ。「RAMPAGE=暴れ回る」と名付けられたこのグループは、その名のごとくステージを踊り暴れるHIPHOPテイストのパフォーマンスが一番の魅力。

今回トークしてくれたのはこの4人…!

[上から時計回りに]
長谷川 慎(はせがわ まこと)/1998年7月29日生まれ。パフォーマー。某女性誌のイケメンランキングにもランクインするほどのビジュアルを持つ注目メンバーの一人。グループのアパレルなどをデザインする多彩さも発揮。
岩谷 翔吾(いわや しょうご) /
1997年3月11日生まれ。パフォーマー。ダンスのみならず日本将棋連盟三段や、実用マナー検定準1級の資格取得など多趣味なのも注目ポイント。活躍の幅を広げるメンバーの一人。
浦川 翔平(うらかわ しょうへい)/1997年5月23日生まれ。パフォーマー。グループ派生ユニット「MA55IVE THE RAMPAGE」としても活動。DJを得意とし、自身のライブ中にもパフォーマンスを披露するほどの腕前!
藤原 樹(ふじわら いつき)/1997年10月20日まれ。パフォーマー。クールな表情とスタイルが目立つパフォーマンスとは裏腹に、メンバー随一の猫好きというギャップのある一面も。

Q1 夢や目標が見つかりません…

――なかなかこれといった夢や目標が見つかりません。皆さんはどうやって天職を見つけましたか?

藤原さん:僕らは、ずっとダンスが好きでやってきて気づいたらそれが夢になっていた。なので、参考になるのかな…。あまり説得力がないかも。俺らは特殊だったよね。

岩谷さん:そうだね。時々、こういう質問が来るんですがいつも説得力のある言葉が見つからなくて…。人との出会いのおかげで今がある。色んな人と会って、経験が蓄積されてきたと思うので、日々を丁寧に過ごしていたらちょっとずつだけど、何かが見つかるとは思う。

長谷川さん:まずは背伸びをしないこと。着飾らなくてもいい。自分の好きなものは好きだと表現して、やっていることはちゃんと言う。そこから自分の好きなものをとことん深掘りしてみると案外見つかることもあるんじゃないかな。ただ、そんなに考えなくていいと思う。逆にそんなに考えられることって本当にすごい。

浦川さん:うーん、俺も考えたことないな。

岩谷さん:確かにね。だけど、もし自分がダンスもやっていないくてランペのメンバーでなくて、大学行って就職「どこにしよう」とか考える立場だったら、俺は多分質問してくれている方と同じこと思っているなー。「天職ってなんだろう」って。

長谷川さん:あー確かに。俺もそうなるわ。

メンバー:難しいなー…。(必死に考え込んでくれるメンバー)

岩谷さん:同じ目線で立つと、難しい。俺たちは経験できていないことだから。

長谷川さん:ただ、結局は挑戦じゃないですか? 一歩踏み出す勇気だと思う!

メンバー:それだ!

浦川さん:さすがまこっちゃん。

長谷川さん:もし何もない場合は、まずはやってみたいことを探してみる。それはなんだっていいんですよ。

藤原さん:そうだね、探そう!

岩谷さん:うんうん、とりあえず動くことからだね。

浦川さん:それで言うと、出会いも同じだね!

岩谷さん:家にいるだけじゃ何も変わらないから、一歩踏み出してみてはどうでしょう?

Q2 ケンカをしてしまった時の仲直りの方法が知りたいです!

――会社や部活など、同じチームの人と喧嘩をしてしまいました。皆さんがチームのメンバーとケンカをしたとき、仲直りするコツはありますか? また、チームのメンバーに言いにくいことを伝えるときに気をつけていることがあれば、教えてください。

岩谷さん:早期回復が第一。

浦川さん:そうね、思った時に行動。

藤原さん:仲直りしたいという気持ちがあるならすぐに謝るのか、話し合うのかするかな。

岩谷さん:「ごめん」の一言で解決することがほとんどだよね。でも、長引いてしまうから、ギクシャクした雰囲気になっちゃって後戻りできないってなるんだよね、きっと。

浦川さん:もし何か意見が食い違ったとしても、僕は相手を否定しないように心がけているかな。一回相手の話聞いてから、自分の意見も言うようにしてる。

藤原さん:僕の場合は、「自分だったら…」と、一度相手の気持ちになって考えてから話す。嫌な気持ちにならないかとか考える時間は大事だと思いますね。

長谷川さん:そもそも僕たちはあまりこういうシチュエーションにならないもんなー。

メンバー:(一同頷く)

長谷川さん:ただ、世の中が言いたいことも言いにくいような雰囲気にはなっている気がしていて。思っていても言いにくいことはみんなそれぞれあるとは思う。だから自分の中でもまだ模索中っていうのが僕の回答です。実際に思っていることを100%伝えているわわけでもない。でも、グループでフリを揃える時とかは、その場で言うようにしています。皆様に魅せるものなので「言いづらいから、言わない」ということはしない。今回のアルバムの楽曲制作も、もっとこうしたい、あーしたいって結構意見は言いました。より良くするもののためなら、発言することは大事だと思っていますし、客観的視点の意見は大切にしているかも。プレイヤーの僕たちは意外と見えないこともあるから。自分は鏡で見ていて合っていると思っていても、いざ全体で見るとズレている時もある。だから、そういう時はその人だけに言うのではなく、全体に言うようにするかな。個人を指摘するよりも、みんなも意識することでさらに統一感も出ると思うんですよ。

 

Q3 新しい環境へ飛び込む勇気と人間関係を上手く築く方法が知りたいです

――転職や上京、海外赴任など、新しい環境へと飛び込む勇気がどうにも持てません。皆さんは新しいお仕事にチャレンジするとき、どうやって自分を奮い立たせていますか? また、新しい環境へ飛び込むときに、人間関係をスムーズにするコツがあれば、教えてください。

岩谷さん:ポジティブな考え方を持つこと。この仕事や目標を達成したときのワクワクする未来を想像すると自然と奮い立つ気がします。

メンバー:確かに。

長谷川さん:本当にその通りだと思う。スタートラインより、ゴールを見てやった方がいい。ゴールをした時に、自分がどう成長して、また新しいスタートラインにどう立つか。結構目先より、未来を見た方が新しい環境でもやっていける気がします。

藤原さん:僕はむすっとしない!笑顔。

岩谷さん:むすっとしない(笑)。

長谷川さん:それもあるね。ただ、なるようになる! 人として最低限のことを心がければ大丈夫です(笑)。

浦川さん:そうね、人として間違ってなければ(笑)。

岩谷さん:本当にね。ありのままでいいと思いますけどね。

藤原さん:常識があれば大丈夫かなって思います(笑)。

浦川さん:みんな考えすぎだよ!  

長谷川さん:そうそう、挨拶するとか当たり前のことができれば大丈夫だよね。

藤原さん:そうね、あとは何よりも楽しむという気持ちじゃないですかね。

浦川さん:そうすれば人は集まってきますよ、きっとね。考えすぎないでほしいね。

Q4 自己肯定感の高め方を教えてください

――つい周囲と比べてしまい、自分に自信が持てません。皆さんはどうやって自分に自信を持ったり、自己肯定感を高めていますか?

藤原さん:性格にもよると思います。僕は自分に自信がないタイプ。それこそ昔は本当になかったので、その分努力するしかなくて…。自分で努力すればするほどやっと自信がついてきたって感じ。もちろん自信を持つってすぐには不可能なこと。だけど、自分がやってきたことを振り返って。「これでいける! 」と思う時がやってくるはず。なので、自分でとことん努力をして、考えすぎずに、周りと比べるのも大事だけど、落ち込むのではなくそれを刺激に変えて自分の頑張るパワーに変換すればいいと思いますよ!

メンバー:(完璧な回答をする藤原さんに向かって)ありがとうございます!

岩谷さん:自己肯定感を上げるために、僕が心がけていることは所詮みんな同じ人間だと思うこと。比べている人とかもオナラもするし同じ人だと思えば楽。しかもすごい人ほど孤独だったり、内容は違えどみんな悩みを持っていたりもする。そう考えれば緊張もしなくなりましたね。サッカー選手だろうと、僕らアーティストだろうとみんな一緒。

Q5 人生を楽しむのにおすすめの楽曲をズバリ!

――仕事や人生をもっと自分らしく楽しみたい読者のために、おすすめの1曲とその理由を教えてください!

藤原さん:コロロは?

浦川さん「ROLL UP」ね。いいな。

長谷川さん:歌詞的に「NO GRAVITY」もよさそう。

浦川さん:本当だね。

長谷川さん:「空に描き出す My dream 願いを未来に 変えていけるから僕ら」とか。めっちゃ前向きだよね。今までの夢とか目標を叶えていけるよ 自分たちはという意味の歌詞。なので、個人的にオススメ。楽曲自体もオシャレな雰囲気で、馴染みやすい歌詞だと思います。「夢」というワードがよく出てくるのもいい。

浦川さん:俺は「Change My Life」も好きだわ。

長谷川さん:いいっすね!

浦川さん:マインドをチェンジして、今の自分から変わって蛹から蝶のように舞い上がっていくみたいな。また新しい自分になって羽ばたく感じ。曲調もハッピーな感じで結構お気に入り。

岩谷さん「ハジマリノウタ」もどう?

浦川さん:うわ、それもめっちゃ良かったな、それです。あれ? 結構、俺らの楽曲、前向きになるような楽曲が多いな!

藤原さん:背中押してくれる系は多いよね。

岩谷さん:応援歌的なものが多いね。「ハジマリノウタ」は卒業シーズンに向けて作った曲でもあるから、人生をもっと自分らしく楽しみたいって思ってもらえる気がする!

藤原さん:うん、そう思うと、「ハジマリノウタ」だね。

岩谷さん:季節的にもちょうどいいんじゃないかな。

藤原さん:悩むなー、「ハジマリノウタ」もいいし、「ROLL UP」も個人的には好きなんですよ。楽曲としてテンションが上がるので。とりあえず全部聴いてください(笑)!

5枚目のアルバム「ROUND&ROUND」のアルバム制作秘話♡

――ここからはちょっとアルバムの話も。制作過程で印象に残っている出来事はありますか?

浦川さん:エビチリ降ってきたやつじゃない?

岩谷さん:なんて説明したらいいかな(笑)。

浦川さん:もはや事故ですよね。

――どういうことですか(笑)?

長谷川さん:踊る場所の上に天井があって、その天井には穴が空いている箇所があるんです。空が見えるようなセッティングになっていて。で、その上に照明の機材とかを運んで、スタッフさんが出入りするんですけど…。多分その上でスタッフさんがお弁当を食べていたんですよね。

浦川さん:そうそう、それで…(笑)

長谷川さん:おそらくそこに置いていたお弁当に誰かの足があたったのか、上からまさかのエビチリ弁当が降ってきたんです。

浦川さん:僕たちもまさか上からエビチリが落ちてくるとは思わなかったよね(笑)。雨も降っていたので、必死におさえてくれていたとは思うんですが、入ってきちゃって肩がちょっと濡れたりもしました。

岩谷さん:そんなこともあったよね。僕はゲームセンターでゲームをしたこと。千葉県の大きいゲーセンで撮影したんですけど、空き時間にやっていました。

藤原さん:えー! そうなの? いいな〜。

岩谷さん:そうそう、撮影の合間に2時間ぐらい時間があったから、めっちゃやってたよ(笑)。バイクレースみたいなのもしてた!

浦川さん:え、そんなのあったの! 知らなかった…。

長谷川さん:撮影が朝組だった僕らはすぐに帰りましたよね。

岩谷さん:そうだったんだ。僕は昼から組だったので、イニシャルDとかクレーンゲームもやった!

メンバー:えー! いいなー!

岩谷さん:LIKIYAさんと拓磨と僕の3人で。バイクのレースをしてたんですけど、僕が勝ちました! ただ、久しぶりにやってみると、ちょっと画面酔いしましたね(笑)。

浦川さん:僕はちょっと申し訳ない気持ちになったエピソードがあります。バスケットコートがあるところで撮影する予定があって。その日は一般の方が入れない状況になっていたんですけど。そこにいく道中で嬉しそうにボールを持った方がいて…。バスケットコートの前で呆然と立ちすくんでいました…。

長谷川さん:しかも朝6時とかで、その人たちもわざわざ早朝に車で来ていたのに。さすがに申し訳なかったよねー…。

浦川さん:この場を借りて言わせてください。本当にごめんなさい!

――5枚目となるアルバム。皆さんが思うオススメポイントを教えてください。

藤原さん:アー写がエモい! これに尽きますよ。

長谷川さん:2回目の武者修行の時だっけ、あの写真。

浦川さん:2016年だよね。

藤原さん:これを撮影するとき、本当に笑いが止まらなかったです(笑)。

岩谷さん:そうそう、これねー(笑)。

浦川さん:みんな大人になったよね。メイクもすごく濃い!

岩谷さん:なんか恥ずかしかったなー。

藤原さん:変なポーズ6年前してなくてよかったなーって思いました(笑)。陣さんとか不思議なポーズしているので…。

浦川さん:でもしっかり再現してたよね。

岩谷さん:まだこれは2016年だからいいけど、そのほかのやつも何パターンか撮ったんです。

藤原さん:結成当時のやつとか…。

岩谷さん:2014年のやつとかもやっぱり恥ずかしい!

浦川さん:あの時、謎に俺がセンターでさ、ボーカルの3人は後ろだったんだよな(笑)。

藤原さん:そうそう、今思うと謎だよね。

岩谷さん:まこっちゃんもさ、すっごく低いスクワットみたいな状態のきついポージングだったよね(笑)。

長谷川さん:あれは本当にきつかったです(笑)。

岩谷さん:だけど、みんなで盛り上がりましたね! 楽しかったです。武者修行2回目の時のやつさ、ドレッドヘアとか攻めたスタイリングで、今見てもかっこいいなって思う。

藤原さん:確かにね。これみんなかっこいい!

浦川さん:トゲトゲしていていいよな。ガッツリヒップホップテイストな感じが好き!

拓磨とかもこんなドレッドで寮の狭い部屋で寝てましたから…(笑)。

岩谷さん:翔平さんもね(笑)

浦川さん:ほんとだよね。俺、ずっとこのポーズやってるよね(笑)。

2023年2月22日リリース! 「ROUND & ROUND」

5枚目となるアルバム「ROUND & ROUND」は“ぐるぐる回る”という意味を持つタイトルに。今作のビジュアルはデビュー前に撮影したビジュアルをオマージュすることで“原点回帰”を表現。改めて【16人一体】となって上を目指し暴れ回るというグループの力強い決意を詰め込んだ内容になっている。CDには映画「HiGH&LOW THE WORST X」主題歌『THE POWER』、「2022世界バレー」TBS公式テーマソング『ツナゲキズナ』のシングル曲に加え、アルバムリード曲「NO GRAVITY」など、新曲4曲を含む全12曲を収録。また、豪華盤の映像には、最新ツアーの「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 “RAY OF LIGHT”」から、11/12(土)、13(日)の2日間大阪城ホールで行われた熱いライブの模様を早くも収録が決定! 通常盤のDVD、Blu-rayにはアルバムリード曲「NO GRAVITY」を含むミュージックビデオ5曲と、デビュー5周年イヤーの2022年1年間に密着した新作ドキュメンタリーも収録されています。

撮影/花村克彦 取材/亀井友里子、石津愛子、小石原悠介、チェユンヨン 構成/菅原南美

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