avexのDNAを継承する男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICが、2月15日に待望の新曲を配信リリース!発売を記念して3グループに分けてインタビューを実施!今までのGENICとは一味違う新曲にちなんだ「焦り」「フラストレーション」についての考え方や、配信日がバレンタイン翌日ということで、ここでしか読めない恋愛トークもたっぷり聞いてきました。今回はおちゃめな最年長リーダー西本茉生さんと、趣味は曲作りというクリエイター気質の西澤呈さんペアが登場!
GENICって?
2019年デビュー。avexのDNAを継承する新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト=a-genic PROJECT(エイジェニック・プロジェクト)から選ばれた、 増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、西本茉生、金谷鞠杏、小池竜暉、宇井優良梨から成る男女7人組。
今回トークしてくれたのはこの2人!
[右から]
西本 茉生(にしもと まいき)1998年10月19日生まれ。24歳。岡山県出身。メンバー愛に溢れ、リーダーとしてグループを支える最年長メンバー。ダンス、ヴォーカル、ラップを担当するGENICのブレーン的存在。
西澤 呈(にしざわ じょう)2003年2月28日生まれ。19歳。神奈川県出身。趣味は曲作りで、GENIC楽曲の作詞作曲を数多く担当。JOE名義のソロワークでも活動し、配信楽曲はTikTok総再生回数1億回越え。クリエイターとしても注目を集める。
Q1 新曲にも歌われている「焦り」。おふたりは焦りを感じることはありますか?
父に言われた「焦るな、でも止まるな」という言葉を思い出すようにしています――西澤さん
いろんな人に「まだ19歳だよ」って言ってもらうのですが、僕自身はめちゃくちゃ焦って、生き急いでいます。自分が想像する20代と現実がかけ離れていて、そのギャップに生きた心地がしない日もよくある。そんなときは父からもらった「焦るな、でも止まるな」という大好きな言葉を思い出すんです。この言葉を知ったときに「焦らず自分のペースでいいんだ」って腑に落ちて。その経験は『まわりみち』の作詞にも反映しました。やっぱりこの業界にいると誰かと比べてしまうこともあるんですよね。でも人は誰しも、元々生まれた瞬間から自分だけのレーンを歩んでいて、前にも後ろにも誰もいない。だから、自分のペースで歩き続けて、その自分を誇れるような明日になっていればそれでいい、と考えるようにしています。(西澤さん)
焦る理由を考えて、何をすべきか考えて挑戦するようにしています――西本さん
僕は焦りを感じたら、まずは焦る理由を考えます。何事も「ま、いっか」ができないタイプで、ずっともやもやしてると気持ち悪く感じてしまって。焦る自分に向き合い、辿り着きたい場所に行くために、現状足りないものは何か、何をすべきかを考えて挑戦し続けています。だた、足りていない自分を認めるのってすごく苦しいし、辛い。自分の弱さを受け入れられている人って、すごく強い人だと思うんです。今の自分の立ち位置や足りないものを認めてやるべきことをやる、が理想だけど、いざやると本当に難しい。(西本さん)
Q2 なりたい自分やグループに近づくために、今1番力を入れていることは?
自分の武器でみなさんを守っていけるように更新する気持ち――西澤さん
僕は自分の才能でファン、メンバー、GENICに携わってくれるみなさんを守っていけるように、誰にも負けない武器を持ち、更新し続けることを意識しています。自分の武器は、人のいいところを見つけられること。普段から相手に嫌なところがひとつあったとしたら、いいところを10個見つけるようにしていて。プロデュースでもセルフプロデュースでも、良さを引き出すことが大事だから、その強みを磨いていきたいです。(西澤さん)
パフォーマンスにも活かせるように筋トレ頑張っています!――西本さん
これ、真面目に答えた方がいいですか? そろそろふざけたくなってきちゃったな(笑) 。呈がいいことを言ってくれたので、僕はあえてフランクに。でも大真面目に筋トレがんばってます! 童顔だから24歳は年相応の男っぽさとか色気を出したくて鍛えてます。本格的に始めたのは昨年の秋でまだまだ研究中ですが、身体の使い方が分かるようになってきて、パフォーマンス中にも変化を実感するんですよね。見せ方の引き出しも増やせそうな予感。あ、全然ふざけられなかった(笑)。(西本さん)
Q3 SNSの付き合い方で工夫していることはありますか?
携帯の中だけが世界のすべてではない、と思うように心がけています――西澤さん
僕はめちゃめちゃ振り回されやすいタイプ。SNSで反響をいただけることはありがたいのですが、数字が増えれば増えるほど怖くなることもあったんです。数字に縛られすぎて、自分の心臓が携帯の中にあるみたいに感じて苦しくなって。そのときに、SNSがすべてになる人生は手放そうと思いました。SNSで知ることができない自分の魅力や、SNSがなくたって素敵な人もたくさんいる。携帯の中の世界だけがすべてではない、と考えながら向き合うようにしています。(西澤さん)
誰かと比べることなく、あなたはひとりしかいないし素敵だよ、って伝えたい――本さん
SNSに振り回される原因って2パターンあると思っていて。ひとつは周りの人がキラキラ見えてしまうこと。でもSNSにはみんないいところしか載せないじゃないですか。だからそこはキラキラしていて当たり前で、それに劣等感を感じるってことは自分がそれに興味があるから。それなら卑屈にならずに「自分もここに行ってみよう」とか「やってみよう」って素直に行動すればいいと思います。もうひとつは批判的な意見。批判って「この人は大丈夫だろう」という相手への甘えがあると思うんです。そこに気を取られずに、自分の軸と意思を持って発信していくことが大事なのかな、と。もし、マイナス意見にモヤモヤしている人がいたら、「誰がなんと言おうとあなたはひとりしかいないし、素敵だよ」と伝えたいです。(西本さん)
Q4 グループ誕生から4年目。デビュー当時と今で1番変わったメンバーは?
14歳から見ている呈が、ステップアップしていてすごい!――西本さん
最近変わったなと思ったのは、呈です。14歳から知っていますが、昔は自分の気持ちを上手く言葉にできなくて苦しんだこともあったと思うんです。でも二十歳が近づいてきた今は、人の話を自分なりに消化して、着地点を探せる人間にステップアップしていて。それを今の年齢でできるってすごいな、と。自分の夢や目標に真っ直ぐでストイックなところはずっと変わらなくて、尊敬しています。自分的にはグループのリーダーってワントップではなく、メンバーとスタッフさんとの橋渡し役だったり、支えてくれている人の視点も意識することが必要だったりして、中間管理職的な存在だなっていう気付きがあって。リーダーを務める中で、人としても成長できたと思います。(西本さん)
茉生くんは超高性能な広角レンズ。いてくれると安心する――西澤さん
僕は茉生くん。日に日に広角レンズになっていくんです! 視野が広くて画質も良くて、超高性能な広角レンズです。メンバーの気分が落ちているときでも寄り添い方が上手。聞き方も話し方も上手くて、どんな状況でもみんながコミュニケーションを取りやすい空気を作ってくれるところはさすがだな、と。自分の変化としては、いい意味で余計な一言が言えるようになったこと。バレンタインを例に挙げると、「ありがとう、美味しく食べるね」だけじゃなくて、「忙しい中作ってくれたんだよね、うれしい!」っていう言葉も伝えるとか。相手の状況や心境を想像して、自分が何に感謝しているのかまで言葉にできるようになりました。(西澤さん)
Q5 ここからはバレンタインの質問を♡バレンタインデートの服装といえば?
西澤さん:僕はポケットが深い、長めのブラックコートが着たい! コートの中も防寒して、寒いときには彼女にコートを貸せたらって思いますね。ビッグシルエットのコートを彼女が着ている姿が見たい。まぁ、想像ですが……。
西本さん:僕は彼氏感満載の、黒のタートルネックニットにスキニー、ブーツ。
西澤さん:うわ! THE彼氏だね。で、スタバのコーヒーとか持って!
西本さん:そうそう。もうバレンタインはTHEな感じで。きっと相手もチョコとか色々準備してくれるだろうから、女のコが楽しめる1日にしてあげたい。
西澤さん:相手には寒くない格好をして来て欲しい(笑)
西本さん:優しいな〜。
西澤さん:でも、あえて言うなら帽子は被って欲しくないかな。顔を見たいから。
西本さん:あらー! やだ〜!
西澤さん:せっかくなら一緒に写真も撮りたいじゃないですか。自然な感じで撮りたいし、顔も隠れて欲しくないし。特にバケハは顔が隠れがちだから避けて欲しいかな。ニット帽はOKです。
西本さん:僕は逆にちょっと寒いくらいの格好をして来て欲しい。呈も言ってたけど、僕のコートを着せてあげたり、THE いい男みたいな振る舞いをしてあげたいです。
Q6 バレンタインデートで行きたい場所は?
西澤さん:僕のおうちに来て欲しいです。バレンタインは僕がおもてなしします! 料理を振る舞って、デザートに彼女手作りのチョコを食べたい。料理は得意でパスタも生姜焼きもなんでも作れるけど、アヒージョとかもいいなー。
西本さん:そういう彼氏、いいなー。おうちデートなら帽子被らないしね(笑)
西澤さん:そうだね(笑) もし外だったら赤レンガ倉庫とかかな。
西本さん:僕、面白いことに真逆で。表参道とか超都会デートしたいですね。
西澤さん:それもいいね。街並みがキレイだしね!
西本さん:青山とかを歩いたり、カフェに入ったり。夜はちょっと背伸びしたレストランに行ったり。
西澤さん:特別感もあるよね。
西本さん:そう。特別感を味わえるようなレストランに行って、夜はイルミネーションも楽しんで。家に帰ったら彼女が用意してくれた甘いものを食べる。外ではエスコートをがんばるけど、家に着いたら逆になりたいですね。
西澤さん:そのギャップもいいね。外ではクールに振る舞って、家では甘えるモードになるっていう。
西本さん:なんかキュンキュンしてきた(笑)
西澤さん:分かる(笑)
Q7 チョコレート以外でもらってうれしいものは?
西澤さん:……時間。
西本さん:うぉー!
西澤さん:(照れ笑いしながら)何よりも欲しいのは会う時間。だからチョコレートを理由に会いたい。
西本さん:いいなー、その答え……。負けねぇぞ。僕は、うーん、チョコパイ(笑)
西澤さん:(笑)
西本さん:実はチョコがあまり得意ではなくて。唯一食べられるのが、チョコパイなので!
Q8バレンタイン直後にいよいよ配信される新曲「Flavor」。おすすめポイントを教えてください!
僕たちは今年が勝負の年だと思っているので、まさに2023年の1曲目に相応しい楽曲ですーー西本さん
真面目な話をすると、同年代で活躍している人たちもたくさんいて、その中には友達もいるから彼らの活躍がうれしい反面、悔しさもあるんです。「僕らもいるんだぞ」っていうもどかしさとか泥くさい感情を呈と竜暉がひとつの楽曲にしっかり落とし込んでくれたなと感じました。僕たちは今年が勝負の年だと思っているので、まさに2023年の1曲目に相応しい楽曲です。これからこの曲で戦っていくぞ! という意思表示としても届けていきたいです。(西本さん)
歌詞は嘘ひとつなくリアルを描いて、サウンドはGENICの良さが際立つ仕上がりを追求しましたーー西澤さん
カッコつけずにカッコいい曲を書くこと。歌詞は嘘ひとつなくリアルを描いて、サウンドはトレンド感とGENICの良さが際立つ仕上がりを追求しました。「この曲いいな、歌詞も見てみよう」と思ってもらえたり、いろんな楽曲が流れるストリーミングサービスで、思わず手を止めたくなるようなイントロにしたい、というこだわりもありました。曲を通じて僕たちの想いを受け取ってもらえたらうれしいです!(西澤さん)
2023年2月15日配信リリース!「Flavor」
メンバーの⻄澤呈と小池⻯暉が2人で制作した書き下ろし共同作品。ハードで攻撃的な部分と、メジャーでキャッチーなサビがMIXされた、サウンド面でもチャレンジングな楽曲。歌詞は、自分たちの「焦り」や「フラストレーション」が昇華された挑発的な内容。これまで爽やかなイメージが多かったGENICの新たな一面が垣間見えます。また、この曲をタイトルにした全国ライブハウスツアーも2月から開催。4/29に追加公演のデラックスエディションとしてLINECUBEのワンマン公演も決定!
▼Streaming & Download
https://GENIC.lnk.to/20230215_Flavor_DLSTR
■各配信サイトはこちら
撮影/杉本大希 取材/坂本結香、石津愛子、チェユンヨン 構成/菅原南美