第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で、日本代表がアメリカを制し3度目の世界一に登り詰め、史上2カ国目の全勝優勝を成し遂げた。
MVP(最優秀選手)に選ばれたのは、投手と指名打者の”二刀流”で活躍した大谷翔平選手(エンゼルス)。
大谷選手率いる侍ジャパンが3月23日、マイアミ国際空港から日本のチャーター機で成田空港に到着。各メディアによると、同空港には約1200人のファンが駆けつけ、約200人の報道陣と警備には60人が対応したという。
そんな”侍フィーバー”が巻き起こっているなか、JJでは好きな「侍ジャパン」についてのアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女240人。
第3位となったのは、侍ジャパン最年長のダルビッシュ有選手(パドレス)。
決勝のアメリカ戦では、2点リードの8回に6番手で登板。1死からシュワバー選手にソロを浴びて1点差に迫られた。しかし1点リードを守って9回の大谷に繋ぎ、見事、悲願の世界一を成し遂げた。
各メディアによると、ダルビッシュ選手はメジャーリーガーでは唯一、2月の宮崎合宿から合流。若手選手にも積極的に自ら質問したり、たびたび食事会を開催して選手との交流を深めるなど、自分自身のことよりもチーム全体のレベルアップに尽力したという。
そんなダルビッシュ選手を選んだ理由には、以下のような最年長としてチームをまとめ、引っ張っていく姿勢を高く評価する声が多く上がっていた。
≪最年長でしっかり皆をまとめていた。偉ぶらないで若い選手のために献身的に努力していた≫
≪人間性。過去、本人もさまざまなことがあったことから、成長し、チームを引っ張る立場になり、また日本代表に戻ってきてくれた。また誰に対しても理解をしようとし、感謝の心を感じる人だから≫
続いて、第2位となったのはラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)。
侍ジャパンでは初の日系選手としてチームに加わり、1次ラウンドから全試合「1番・中堅」で先発出場。
準々決勝のイタリア戦まで5試合連続で安打をマーク。決勝のアメリカ戦では逆転となる三塁走者を本塁に迎え入れ、貴重な1打点をマークするなど大きな活躍を見せてくれた。
出塁した時に見せる”ペッパーミールパフォーマンス”が話題となり、日本各地でブームを巻き起こした。
ヌートバー選手の母・久美子さんも度々メディアに取り上げられ、明るいキャラクターで一躍人気者に。
優勝セレモニー後、両親とともにインタビューに応じたヌートバー選手は「言葉にできないですし、チームに入れてもらって本当に感謝しています。人生で一番最高の決断だった。ニッポン大好き、みんなアリガトウ」と笑顔で語っていた。
そんなヌートバー選手を選んだ理由には、以下のような侍ジャパンの”ムードメーカー”として活躍した人柄を高く評価する声が多数寄せられていた。
≪明るくてチームのムードメーカー。日本が大好きで、誰より侍魂を持っている≫
≪侍ジャパンで初めて知った選手ですが、活躍と人柄が好きになりました≫
≪日本の野球界に新しい風を吹かせてくれたから。人柄。お母さんのメンタルの強さを引き継いでいるような気がする。家族で好き≫
≪日本語を話している姿が可愛いし、いつでも全力プレーでとってもかっこいいため≫
好きな侍ジャパンランキング1位は?
そして、栄えある1位となったのは大谷翔平選手(エンゼルス)。
今大会のMVP獲得選手であり、投手と指名打者の二刀流で侍ジャパンを悲願の優勝へ導いた。
打者としては7試合で3番打者として先発出場。23打数10安打で打率4割3分5厘、1本塁打8打点の好成績を残した。
投手としては、決勝のアメリカ戦で日本が1点リードで迎えた9回に登板。同じエンゼルスのチームメイトであるマイク・トラウト選手から三振で最後のアウトを奪い、世界一奪還を果たした。
そんな大谷選手を選んだ理由には、以下のような二刀流での活躍や、絶対的な信頼感を高く評価する声が数多く寄せられていた。
≪投げても打っても過去の日本人選手以上の成績であり、性格も良く非の打ち所がないから≫
≪後の9回表の大谷選手の表情は、まさに一球入魂、神々しいものでした。ずっと心に残る戦いでした≫
≪投手と打者の二刀流でアメリカでも頑張り記録を残しWBCでも活躍したことや、野球が大好きだということがわかるぐらい楽しんでプレーをするから≫
≪打席に立てば、何をしてくれるのか楽しみで、マウンドに立てば圧倒的な安心感があるからです≫
日本中に感動を与えてくれた侍ジャパン。今後の更なる活躍が待ち遠しい限りだーー。
好きな「侍ジャパン」選手ランキング
1位 大谷翔平 47%
2位 ラーズ・ヌートバー 11.5%
3位 ダルビッシュ有 9%
4位 村上宗隆 5.5%
5位 吉田正尚 4%
次点
6位 山本由伸 3%
6位 中野拓夢 3%
6位 岡本和真 3%