韓国

【ENHYPEN】初の東京ドーム公演!どこよりも詳しいライブレポート♡ENGENEへの”愛のメッセージ”全文公開

9月13日、14日に7人組グローバルグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」が、K-POPボーイズグループ史上最速で、初の東京ドーム公演を開催! 彼らにとっては2度目となるワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’ IN JAPAN」が2日間に渡って行われました。JJnetでは、東京ドーム公演初日となる9月13日のライブレポートをどこよりも詳しくお届け♡

ENHYPEN(エンハイプン)って?

2020年に配信された韓国の超大型プロジェクト「I-LAND」から誕生した7人組のグローバルグループ。メンバーはリーダーJUNGWON(ジョンウォン)、 HEESEUNG(ヒスン)、JAY(ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、NI-KI(ニキ)。グループ名のENHYPENには、記号「-」(ハイフン)のように、お互い違う環境で生きてきた7人の少年が繋がり、お互いを発見し共に成長するという意味と、音楽を通じて人と人、世界と世界を繋げるという意味が込められている。現在、グループ2度目となるワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’」を開催中。今後は北米の6都市7公演を回る。

真っ白な王子様衣装で7人がステージに降臨!

ライブのスタート時間となり、会場の照明が暗転すると東京ドームの客席を埋めつくすENGENE(ENHYPENのファンの総称)から「待ってました!」と言わんばかりの大歓声が! まずは、メンバーたちが洋館の中で真紅の薔薇やワイン、果実など、耽美な小道具と絡むVCRからスタート。いつの間にかVCRの中にいた真っ白な王子様のような衣装に身を包んだ7人がステージに降臨。あまりの眩さにENGENEのテンションは序盤から限界突破!

ライブの幕開けとなる1曲目は「Drunk-Dazed」。ENGENE棒(ペンライト)が星のように輝く、まるで宇宙空間のような会場に。そのメインステージで一糸乱れぬキレキレのダンスを披露! 遠目から見ても、ジャンプの高さ、完成度がレベチ! 炎や花火、スモークの特殊効果がENGENEのお祭りムードをさらに煽ります。

バックダンサーを従えてのダンスブレイクでさらにENGENEを熱狂させたのち、2曲目の「Blockbuster」へ。炎の特殊効果が熱いからなのか、はたまた会場の熱気が凄いのか、推しメンの汗だくで火照った顔がバックスクリーンに映し出される度、会場からは歓喜の悲鳴が!

JAKE「一緒に声を出してみませんか? ENGENE、叫べー!!!」

その後、メンバーの挨拶へ。

JUNGWON「ENHYPENの初の東京ドーム、そして7ヶ月ぶりの単独公演で、こんなに沢山のENGENEと過ごせるのが夢みたいです!」

JAY「ENGINEが叶えてくれたこの夢、最善を尽くします!」

JAKE「僕たちが本当に長い間、待っていた瞬間です。嬉しい気持ちの分だけ、一緒に声を出してみませんか? ENGENE、叫べー!!!」

など、念願の初の東京ドーム公演への意気込みを語ってくれました。SUNOOの「Let’s Go!」というかけ声で3曲目「Let Me In(20 CUBE)」へ。青いペンライトの海の中、切ない甘さを含んだ等身大のラブソングをリアコっぽいムードで披露。4曲目「Flicker」では、JAKEのセクシーな歌い出しに会場からはどよめきが。幻想的なスモークの中、7人の高精度なフォーメーションや組みコレオに会場がうっとり。

5曲目「FEVER」は、ENHYPENの十八番である官能的なムードを堪能できる大人気ナンバー。赤い照明の中、色気ダダ漏れのダンスや吐息混じりの歌声を披露。ENGENEたちはメンバーコールの絶叫で応酬!

白を基調としたスポーティカジュアルに衣装チェンジしたメンバーが再登場。6曲目「Future Perfect(Pass the MIC)」では、ダウンダウンの街並みを背景に、疾走感のあるヒップホップで魅了。7曲目「Blessed-Cursed」は、JAKEのジャケットダンスに会場から悲鳴が! ギターチューンに合わせてキレのあるダンスを見せつけてくれました。

JAYが渋々「大好きだよ」と指ハート♡

メンバーの衣装チェンジの間、VCRタイムに。色とりどりの花が咲き乱れている中、白い王子風衣装を纏ったメンバーが優雅に読書やチェス、絵画を楽しむシーンにうっとり。そうこうしている内に、モノトーンのブリティッシュ風ロック系カジュアルにガラッとイメチェンしたメンバーが再降臨!階段に腰掛けながら、イギリスのティーンっぽい雰囲気で8曲目「Attention, please!」を熱唱。JAYのエアギターに会場が爆沸きするひと幕も。続く9曲目「ParadoXXX Invasion」では、SUNOOがマイクで会場を狙い撃ちしてから「ふーっ!」と吹き消す仕草がカメラで抜かれるなど、メンバーたちのやんちゃなパフォーマンスでENGENEたちはメロメロに。

10曲目は人気曲「Tamed-Dashed」! 実際にラグビーボールを使ったパフォーマンスを披露。最後に7人のサインが入ったラグビーボールは客席へと蹴り上げられました。

NI-KIが「(ボールをもらえなかったENGENEのために)何か準備をしてきた人がいるよね?」とメンバーに振っていき、SUNOOがなぜかCM風にペットボトルを飲むふりをしてからとびっきりの愛嬌を届けてくれたり、JAYとJAKEが仲良くルダハートをキメてくれるひと幕が。また、NI-KIの振りで「JAYさんだけを見たい人のために」とJAYコールが巻き上がり、JAYが渋々「大好きだよ」と指ハートをくれる…というお決まりの展開も見られました。

私立っぽい制服風衣装にチェンジ

お次はユニットに分かれて、スペシャルステージをお届け。花が咲き乱れる階段に腰掛けながら、私立っぽい制服風衣装にチェンジしたJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOチームが登場。JAYのギターに合わせて、11曲目「TFW (That Feeling When)」をエモいムードで歌唱。お次は、JUNGWON 、HEESEUNG、NI-KIが登場。HEESEUNGのピアノに合わせて12曲目「Just a Little Bit」を披露。このステージではペンライトではなくスマホのライトに照らされながら、最後には7人全員で歌い上げてくれました。

「ENGENE、今から行くよー!」と言いながら、赤×白のバス風トロッコに乗車するメンバー。13曲目「10 Months」をアリーナ後方やスタンド席のファンに向けてファンサしながら届けてくれました。時折、車内カメラを覗き込んだメンバーの無防備なドアップの表情が映し出されるたびに、会場からは悲鳴が。14曲目「Make The Change」はセンターステージにてお届け。ファンとの距離が近くなり、また全方位をファンに囲まれて、メンバーがニコニコしているのが印象的。JUNGWONから始まったキュートでセクシーなマイケル風ダンスでENGENEのテンションはさらにヒートアップ!15曲目「Polaroid Love」は、HEESEUNGのおねだりでENGENEが合唱する展開も。

ピカチュウと絡む推しの姿にENGENEが沸く

16曲目は、7⽉12⽇(水)にリリースされたばかりのポケモンの⾳楽プロジェクト「Pokémon Music Collective」の新曲「One and Only」。会場には8匹のピカチュウが登場! ピカチュウと絡む推しの姿に沸きつつも「ピカチュウ、羨ましい…」と羨望の眼差しを送ってしまうENGENEが多数続出。その後、カラフルな紙吹雪が舞う中、17曲目「SHOUT OUT」をタイトル通りシャウトするように熱唱してくれました。その後のトークコーナーで、SUNOOが「ENGENEともっと近づけて嬉しかったです❤︎」、HEESUENG「(ピアノを)一生懸命練習したけれど、何よりも良かったのはENGENEの皆さんの歌声でした!」とご機嫌。再度、会場中で「Polaroid Love」を合唱する展開があり、JUNGWONが「ENGENEの声が世界一です!」と大絶賛。18曲目「Go Big or Go Home」をゴールドテープが舞う中、パフォーマンス。ライブ後半戦でもキレのあるダンスに会場が熱狂!

吸血鬼っぽいセクシーな表情に激変!

衣装チェンジを待つ間、VCRタイムが。不穏な場所で目が覚めるメンバーたち。水に沈んだり、吸血鬼っぽいモチーフが登場したりと、ENHYPENの十八番である“闇落ち”の気配が漂ってきて、「卒倒する準備はできています!!」と会場の期待が膨らみます。
吸血鬼の館を背景にスモークの中、黒地に赤を効かせたセクシーな衣装に身を包んだメンバーが登場! 19曲目「Chaconne」を披露。ENGENEと歌ったり、ピカチュウと戯れていた可愛らしいメンバーたちの片鱗はどこにも見当たらず、吸血鬼っぽいセクシーな表情に激変!20曲目「Bills」は都会的でキラキラとした背景の中、大人っぽいパフォーマンスを披露。21曲目「CRIMINAL LOVE」、22曲目「Sacrifice (Eat Me Up)」はドラマティックなコレオをダークなムードで情熱的に踊り、会場を沸かせてくれました。NI-KIが「このセクションのために色んな努力をしました。ENGENEが喜んでくれたら幸いです。京セラに続いて、東京ドーム公演も夢のようで幸せでした。ENGENEがくれたかけがえのないステージ、もっと素敵なパフォーマンスで恩返しします。最後までついてきてほしい」と語り、本編ラストとなる23曲目「Bite Me」。NI-KIが振り付けにも参加した曲で、キレのある群舞はもちろん、ダークな表現力で会場を魅了してくれました。

アンコールの中、会場のENGENEのコメント付きボードが映し出されていく演出が。「エンジン、みんなでBLOSSOM歌おう」というメッセージが映し出され、会場から合唱が巻き起こるシーンが。闇落ちしたメンバーが覚醒し、荘厳な音楽が鳴り響く中、何かを誓うVCRが流れ、ライブTシャツにお着替えしたメンバーがアンコールのために再登場! 炎の特殊効果の中、24曲目「One In A Billion」をスタンドマイクで熱唱。ロッカーっぽいオラついたムードで会場を沸かせます。その後のトークで、JAKEが「BLOSSOMを歌ってくれたのを聴きました。バックステージで聴いたら良かったから、もう一度ここで聴きたいです!」とおねだり。HEESUENGが音程をサポートする中、会場全体で「BLOSSOM」を合唱、JUNGWONが「上手ね!」と称賛! その後、東京ドーム初日の最後の挨拶が。

ENGENEへの”愛のメッセージ” 最後の挨拶を全文公開♡

JAY「大きなステージにふさわしいアーティストになることを約束します。愛しています!

JAY「東京ドームは初めてだったけれど、アーティストにとっては夢みたいに大きなステージ。すごいですよね?! 皆さんと一緒に素晴らしい思い出を作れて、まだこんな大きなステージにふさわしいアーティストかどうかは分からないけれど、ENGENEの愛をもらって、ふさわしいアーティストになることを約束します。愛しています!」

SUNOO「ENGENEの姿が見えて、涙を堪えていました」

SUNOO「(潤んだ瞳で)まずは東京ドームという大きなステージで公演できること自体、ENGENE に心から感謝しています。実はリハーサルでは、京セラと同じくらいかなぁ?と思っていました。でも、こうしてENGENEが大勢いるところを見ると、ああ本当に大勢のENGENEが来てくれた!と胸に響きます。公演をする度に幸せです。夜のせいなのか、ENGENE棒がよく見えるんですけれど、先ほど『SHOUT OUT』を歌った時、ENGENEの姿が見えて、胸に込み上げてくるものがあって涙を堪えました。本当にありがとうございます。ENGENEのお陰でいい経験と思い出ができました。これからもさらに大きな会場でお会いして、思い出と経験を作っていきたい。それにふさわしいメンバーになれるように、一生懸命努力して頑張ります」

JUNGWON「僕と目が合った方はいますか?」

JUNGWON「僕たちは今回のステージで『Drunk-Dazed』のステージを準備したんですけれど、ENGENEが紫の光を見せてくれて、胸が熱くなりました。僕はENGENE一人一人を見たと思うのですが、僕と目が合った方はいますか?こんなに大きな会場で、大勢とご一緒できて光栄です。これから年を重ねていきますが、皆さんの人生の記憶に残るアーティストになれるように、もっと頑張ります」

SUNGHOON「東京ドームは、確かに他とはちょっと違うような感じがします」

SUNGHOON「東京ドームは、確かに他とはちょっと違うような感じがします。大勢に会えて嬉しいです。今回、日本ツアーで多くの思い出ができたけれど、明日で終わると思うと残念。でも、ENGENEのお陰で本当に多くの思い出ができました。もっと多くの公演ができるように成長して戻ってきます!ありがとうございました、愛している!」

JAKE「ENGENEの皆さんは僕の全部です」

JAKE「今、この瞬間と気分を一生忘れずにいたい。原動力にしてさらにステージに立てるように頑張るので、期待していてください。実はこの活動をしながら辛い時間もあります。きっと他のメンバーも同じ。それを乗り越えてステージで皆さんの前に立って、歓声や愛を得られます。そうすると、辛い気持ちがすっかりなくなって、大きなやりがいを感じる。ENGENEの皆さんは僕の全部です。愛している!」

HEESUENG

HEESUENG「こんなに大きな会場で公演をするなんて、想像もできない、手が届かない夢だとお話ししたことがありますよね? 本当に実感がなかなか沸かないんですけれど、その理由を探したい。理由を見つけられるように、さらに努力して頑張りたいです。夢だと思っていた光景をステージの真ん中で見ることができて、光栄です。夢の感じです。明日、もう1度この夢を見られると思うとワクワクする。ベストを尽くします!」

NI-KI「この日だけを待ちながら、深夜まで練習して頑張りました」

NI-KI「皆さん、今日どうでしたか?楽しかったですか? 僕たちはENGENEの皆さんの倍くらい、楽しかったです。皆さん、僕たちドームでできるアーティストになりました! 実はI-LANDに入る前から、6年前のこの時も絶対にまたここに立つという覚悟を持って韓国に行ったんですけれど、叶えられないと思っていなかったので、自分に自信があったので、こうやってENGENEの皆さんの力を借りて叶えさせることができて本当に嬉しいです。全てENGENEの皆さんのおかげなので、毎日毎日1秒1秒皆さんのことを考えながら生きています。この東京ドームのコンサートを準備しながら、韓国でも本当にこの日だけを待ちながら、深夜まで練習して皆さんに良いパフォーマンスをお見せできるように頑張ったんですけれど、皆さんから見て良いコンサートだったなって思えるようだったら嬉しい。自分の中ではちょっと惜しかった部分もあるので、明日はもっと良いパフォーマンスをお見せできるように…。(ここで泣いてしまい、『NI-KIは赤ちゃんですね』『抱きしめたらまた泣いちゃう?』などと言われながらメンバーと肩を抱き合い、)いつもENGENEのためだけに生きているので、ずっと僕たちがいなくなるまで応援してください。ありがとうございます」

(締めの挨拶として再度)JUNGWON「この運命がどこに流れていくのか分かりませんが、確かなことは、ENGENEがいるからENHYPENがいるということです。いつも努力を重ねていきたいと思います。この運命の赤い糸をもっと強くしっかりしたものにできるENHYPENになります!」

最後には会場のENGENEが「運命で結ばれた私たちの世界 愛の花で満たそう」と書かれたスローガンを掲げ、メンバーがさらに涙を堪えるシーンも。この公演で本当のラスト25曲目「Karma」をハンドマイクで熱唱! 最後に再度トロッコで会場のENGINEにファンサを届け、HEESUENG「めっちゃ好きやねん!」、JAY「東京、愛してる!」などと名残惜しそうな表情を浮かべながら、メモリアルなライブは幕を閉じました。

ENHYPENライブ画像

『ENHYPEN WORLD TOUR 'FATE' IN TOKYO』セットリスト

Drunk-Dazed
Blockbuster
Let Me In(20 CUBE)
Flicker
FEVER
Future Perfect(Pass the MIC)
Blessed-Cursed
Attention, please!
ParadoXXX Invasion
Tamed-Dashed
TFW(That Feeling When)
Just A Little Bit
10 Months
Make The Change
Polaroid Love
One and Only
SHOUT OUT
Go Big or Go Home
Chaconne
Bills
CRIMINAL LOVE
Sacrifice(Eat Me Up)
Bite Me
One In A Billion
Karma

写真/(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

取材・文/亀井ゆりこ 編集/齋藤菜月

この記事が気に入ったら

Pick up