インタビュー

映画『白雪姫』でプリンセスに大抜擢!【吉柳咲良】「最近は私服も青と黄色の白雪姫コーデにハマってます!」共演のJO1河野純喜と「息ぴったり」エピソードも

ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』が、今回新たにミュージカル版として実写映画化。JJnetは大ヒット公開中の映画『白雪姫』のプレミアム吹替版声優として白雪姫役を務める女優・吉柳咲良さんを直撃! ディズニープリンセス役を射止めた喜びや、吹替声優初挑戦で大事にしたこと、ジョナサン役で共演のJO1河野純喜さんとのエピソードなどなどお話を伺いました。

吉柳 咲良(きりゅう・さくら) PROFILE

2004年4月22日生まれの20歳。栃木県出身。映画・舞台・ドラマなどで活躍する女優。12歳の時に41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL 2016グランプリを受賞。ミュージカル『ピーター・パン』で10代目ピーター・パン役として女優デビュー。ドラマ『御上先生』(TBS)では椎葉春乃役を好演し話題に。

――映画『白雪姫』白雪姫役で吹替声優初挑戦となりましたが、ディズニープリンセスの大役が決まったときの率直なお気持ちを教えてください。

いつかはディズニーの作品に携わりたいという気持ちがあったのですが、こんなに早くその日が来るとは思っていませんでした。オーディションを受けてから、合否のことが気になり過ぎてしまって…。報告は家に一人でいるときにマネージャーさんから連絡が来て「受かったよ!」と。あっさりと報告を受けて「え?受かったんですか?」「それは決まったということですね?」と何度も確認してしまいました。部屋に一人で、この喜びをすぐに分かち合う人がその場にいなかったから「どうしよう、どうしよう!!」ってパニックになりましたね(笑)。念願叶っての白雪姫役だったので、本当に嬉しかったです。それからはすぐにでも準備しなきゃって、すぐに作品を見直し始めました。

 

――吉柳さんが初めて観たディズニープリンセス作品や、小さい頃好きだったプリンセスなどありましたら教えてください。

ディズニー作品を映画館で初めてちゃんと見たのは『アナと雪の女王』だったんです。というのも、私の住んでいた町には映画館が近くに無くて、作品に触れるのはテレビでの映画の放送くらいでした。『アナと雪の女王』はおじいちゃんが映画館に観に連れて行ってくれた作品でした。プリンセスが素敵すぎて憧れましたけど、どこかで「私がなれるものではない」というような次元の違う感覚がありましたね。ディズニー作品は成人してからの方がより観るようになりました。やはり「ディズニーってすごいな」って、改めて実感させられますね。

私が好きなプリンセスはベルだったのですが、『美女と野獣』の実写版でエマ・ワトソンさん演じるベルの吹替を務めた昆 夏美(こん・なつみ)さんの歌声がとくに印象に残っています。ラプンツェルもジャスミンも好きですが、今は白雪姫が大好きです。

――吹替をいつかはやってみたいという思いはその頃からございましたか?

そうですね。実写版『アラジン』で木下晴香(きのした・はるか)さんがジャスミン役の吹替声優を担当されたのですが、劇中歌「スピーチレス~心の声」に一目ぼれしてしまって、カラオケで一番この曲を練習しました。一人でカラオケに行ってたくさん練習して、そこから「私もプリンセスとして歌いたい!」と憧れが強くなっていきました。自分が白雪姫役に決まった後に知ったことなのですが、木下さんもジャスミン役が決まったときは19歳だったと聞いて「自分と同じ年齢くらいだったんだ」と、驚きました。

 

――映画『白雪姫』で吹替声優初挑戦となりましたが、役作りで苦戦なさったことや大切になさったことがございましたら教えてください。

レイチェル・ゼグラーさんが演じる白雪姫のニュアンスを大事にしながら演じることが大前提にあるので、雰囲気や表情と合っているかどうかというのをすごく細かく考えながら演じることに苦戦しました。

私の声がもともと少しハスキーなので「このままの声で演じるとイメージがすごくかけ離れてしまうのでは?いう不安もあったですが、どういう風に自分が声を出せばプリンセスのイメージに合う声質が出せるかを調節して探りながらの挑戦でした。

特にアニメーション版『白雪姫』を見ると分かると思うのですが、白雪姫は丁寧に一音一音を発する感じで語尾をゆっくり置いたり、時間をかけてセリフを着地させたりするようなイメージがあったので、そういう部分と今回レイチェル・ゼグラーさんが演じる白雪姫のイメージやニュアンスをうまく掛け合わせることを意識しました。

 

――(運命の人)ジョナサン役JO1河野純喜(こうの・じゅんき)さんはじめご共演の方々とエピソードなどあれば教えて下さい。

河野さんにお会いしたのは、『白雪姫』のイベントが初めてでした。河野さんが演じるジョナサンの声は聞かせていただいてましたが、実際お会いしてすごくジョナサンの雰囲気に似ていらっしゃるなという印象でした。初めましてだったのですごく緊張していたんですが、とても気さくに話してくださってありがたかったです。

映画のプロモーションでは一緒にコメントを言う機会も多かったのですが「僕が、せーのって言います!」とか、「逆に、せーのって言ってください」とか、全部仕切ってくださるのでとても助かりました。「息、ぴったりだったなぁ♪」とかスタッフさんの笑いをとったり、とにかく楽しい空気をつくってくださって、関西人らしい気さくさや明るいお人柄に触れる場面が多くて楽しかったです。

 

――吉柳さんはJJ読者世代でいらっしゃいますが、いまプライベートでハマっていることがあれば是非教えてください!

白雪姫のグッズを集めています! 最近もポーチをディズニーストアで見つけて買いました。それと、白雪姫カラーの洋服やアイテムを集めるようになりました。青とか黄色とか赤とか。普段、あまり買わない色だったのですが青いトップスと黄色いスカートというように、色を組み合わせるだけで白雪姫の雰囲気になると気が付いて、すっかりハマってしまいました♡ 今日も、ダークブルーのトレーナーに黄色のプリーツスカートで来ました。

 

――各方面でのご活躍でお忙しい日々をお過ごしかと思います。白雪姫は歌うことが癒しになっているのかなと思いますが、吉柳さんにとっての癒しや、リフレッシュ方法などがありましたら教えてください。

歌うことですね。カラオケに行くことがリフレッシュになっています。本当にカラオケが好きで1人でも行きます。1人だと納得がいくまで何度も歌ったり出来るんですよね。実は昨日も仕事終わりに3時間くらい行きました。昨日は(実写版『アラジン』の)「スピーチレス~心の声」を2回ほど、あとは(映画『ウィッシュ』の)「ウィッシュ~この願い~」も歌いました。私、カラオケに7時間とかいれちゃうんですよね。1人で(笑)。歌っている時間が一番何も考えずに没頭出来る時間なんです。帰ってからは録音した自分の歌い方を聞き直して、どういう風に歌っていたかを確認するなど、セルフレッスンといった感じですね。自分の歌に行くまで突き詰めたいので、歌に対しては誰よりも自分が厳しいです。

 

――最後に映画『白雪姫』(大ヒット公開中)を楽しみにされているファンの方へ、特に注目してほしいポイントや見どころなどメッセージをお願いします!

ファンタジー・ミュージカルということだけあって、楽曲がとても素晴らしくて、作品をより壮大により面白く後押ししてくれるものばかりなので注目して頂きたいです。みなさんもなじみのある「ハイ・ホー」だったり「口笛ふいて働こう」もありますし、実写版オリジナルの楽曲「夢に見る ~Waiting On A Wish~」は、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の作曲家パセク&ポールさんが手掛けた新曲でもあり、本当に素敵な楽曲がちりばめられています。

あとは、とにかく映像がキレイ。実写版だからこその人間のリアルな質感やファンタジーな美しさがいい塩梅で、より鮮明に夢を観させてくれるという感覚になりますし、見終えたときに満足度が高い作品になっています。字幕版も吹替版も、ともにそれぞれの魅力があるのでどちらも楽しんでいただきたいです。

『白雪姫』

<STORY>「美女と野獣」「アラジン」のディズニーが、「白雪姫」を新たなミュージカル版として実写化。

雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?

■原題:SNOW WHITE
■監督:マーク・ウェブ  
■脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン
■音楽:パセク&ポール  
■キャスト:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
■プレミアム吹替版声優:吉柳咲良/河野純喜(JO1)/月城かなと/諏訪部順一/大塚明夫/津田篤宏(ダイアン)/平川大輔/小島よしお/浪川大輔/日野聡/井上和彦/中井和哉

■オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード  
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公開情報:大ヒット公開中  

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撮影/まくらあさみ ヘアメイク/折原絵理 スタイリスト/番場直美 取材・文/加藤文惠 編集/齋藤菜月

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