
2026年4月17日(金)、18日(土)にBTSが7人の完全体で復帰し、新たな幕開けとなる『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ IN JAPAN』を東京ドームで開催しました。2019年7月の公演以来、約7年ぶりの来日公演となった今回、この日を待ちに待ったARMY(BTSファンの呼称)が集結し、2日間で11万人を動員。東京ドームに帰ってきたBTSに、スマホを持たずにまっすぐな視線を注ぎ、会場を揺らすほどの大きな声援を送り、純粋にアミボム(公式ペンライト)の光だけが広がる日本公演だけの特別な景色を見せたARMY。リーダーのRMが「だから、東京ドームに来ると聞いた時、すごく楽しみでした。どこにいても恋しくなると思う」とコメントするほど。そんな、BTSとARMYがライブに集中して一体となった日本公演の2日目、熱気に満ちた2時間20分の様子を全力でレポートします。
7年ぶりの来日公演にARMY 5.5万人の「BTS! BTS!」コール

RM
15時の開演を前に、今か今かとBTSとの再会を待ちわびるARMYたちですでに会場は熱気で満ち、客席ではアミボムのブルーの光で大きなウェーブが自然発生。そして「BTS! BTS!」のコールが東京ドームに響き渡りました。
今回のステージは、会場の真ん中にどの席からでも見える円形のメインステージがあり、そこを中心に4方向にのびるサブステージが配置された作りになっていて、韓国の景福宮(キョンボックン)にある慶会楼(キョンフェル)をモチーフにした建築物がメインステージに設置され、上部にはその骨組みに沿って4面に広がる大きな画面が。
さらにステージを俯瞰で見ると、床面は韓国の国旗の「太極旗」がモチーフになっていて、陰と陽を表す太極模様がメインステージに、それを囲む4つの記号「乾坤坎離 (けんこんかんり)」が四方のサブステージの床面に落とし込まれたデザイン。
そして、このすべてが見通せるステージは一般的なステージと異なり、背後やステージの床からの出入りができないため、入場も退場もすべてが演出として目が離せないところもポイントです。
15時を過ぎたころ、ホームベースを手前に望む位置から見たステージ下手から、今回のツアーのロゴが入った赤い大きなフラッグを持ったひとりがメインステージへと勢いよく駆け込んでいくと、公演の幕開けを伝えるかのようにステージ中央で全身を使って大きく旗を振りました。それと同時にフィールドの出入り口からゆっくりとステージに向けて歩いてくるBTSの7人の姿が見えた瞬間、会場からは大歓声が上がりました。
ダンサー集団の中心からサングラス姿のj-hopeが登場。赤いライトで染まる会場が一気にヒートアップし「Hooligan」がスタートしました。ブラックレザーの衣装に身を包んだメンバーたちが次々と姿を現すと、ラップラインの「♪Ha-ha-ha…」の声が印象的に響き渡り、久しぶりに日本のステージに立って動く7人の姿に多くのARMYは感無量の様子。
その勢いのままVの「Let’s go!」の合図で「Aliens」へ。SUGAに続いてj-hopeのラップが炸裂。そこに Jung Kook、V、Jimin、Jin の順に美しいボーカルが続いていきました。そして「Run BTS」が始まると、さらに大きな歓声が。飛んできたドローンをJung Kookが素手で捕まえ、自撮りのように持つと大画面に臨場感あふれる映像が映し出され、会場も興奮。終盤には息のそろった「Run BTS」のダンスを魅せ、活動休止前最後に釜山のコンサートで魅せたステージを回想させるような胸を打つシーンとなりました。
7人の声が揃う「BTSです!」の挨拶で始まったオープニングのコメント

Jin
RMが「東京……」とつぶやいたかと思うと、続けて大きな声で「Make some noise~!」と呼びかけ、そして「ご挨拶します」の合図で7人が「BTSです!」とARMYに笑顔を見せました。
Jung Kook:『LOVE YOURSELF』ツアーから、7年ぶりに東京ドームに帰ってきましたね。ARMY本当に会いたかったですよ。
V:本当にたくさんのARMYが来てくれましたよね。そして今日はライブストリーミングとライブビューイングで楽しんでいるARMYの皆さんも一緒に全力で楽しんでください。
Jimin:久しぶりに新しいツアーをスタートするので、本当にワクワクします。一生懸命準備したぶん、僕たちがんばりますよ!
SUGA:ARIRANGツアーでは、いくつか新しい挑戦をしてみました。少し慣れなくても最後まで楽しんでくれたらうれしいです。
Jin:(お決まりの投げキスをするそぶりを見せるも、未遂)ARMYのみなさんも楽しんでくれますよね? 全力で遊べるARMY、Make some noise~!
j-hope:さぁここからはもっと遊びましょうか? みんな後悔しないように公演を楽しんでいきましょう♪
RM:いいですね。さぁ早速次のステージをお見せします。Let’s go!
Vの歌い出しでスタートしたのは「they don’t know ’bout us」。この曲は成功の秘訣を問う質問に「特別な方法や公式なんて知らない。僕たちはただ、僕たちである」とBTSが世間から見られるイメージと本当の姿のギャップに葛藤する本音を歌った楽曲。ダンサーたちが持つタブレットに映し出された「目」がメンバーたちを取り囲む演出に、BTSたる7人の苦悩を垣間見るよう。
続いて叙情的なハミングからはじまったのは「Like Animals」。ゆっくりと進んでいくメロディラインに沿って物憂げなボーカルライン4人の声が美しく響き渡り、そこに重なるラップラインのラップでこの曲の世界観にどっぷりと引き込まれていきました。
そして名曲「FAKE LOVE」のイントロが始まると、会場からは大きな歓声が巻き起こりました。前後のサブステージにSUGAとJimin、RMとJung Kook、左右のサブステージにJinとj-hope、Vが分かれ、各方向のARMYが熱狂。炎も打ちあがる中、ARMYは揃った声で「FAKE LOVE」の完璧な掛け声を返していました。

気が付くと、大きな白い布が6枚、塊となって円を描くようにステージへと流れ込み、メンバーたちをふわりと飲み込んでいくとThe 5th Album『ARIRANG』のタイトル曲「SWIM」がスタート。この曲は人生の荒波の中でも立ち止まることなく、泳ぎ進み続ける姿勢を歌っており、両手で波をかき分けるような振付は印象的。会場はブルーのライトに染まりARMYの「♪SWIM SWIM」の掛け声に合わせてペンライトの明かりが揺れると、まるで波のうねりの様な壮大な光景が広がり、大海へと漕ぎ出すBTSの新たな船出と重なるようでした。
引き続き布を大胆に使用した演出で「Merry Go Round」へ。布からメンバーがひとりずつ出現し、円形のステージを何周もするように歩きながら、まさに回転を繰り返すメリーゴーランドと歩みを止めない人生をイメージさせるステージ。最後は大きな布でテントのように覆われた塊の中に7人は姿を隠し、6つの塊が列をなしてゆっくりとステージを去りました。
VCRが明けると、青装束と赤装束のダンサー集団がステージに登場。2色が交わると白装束へと変わり、ステージにはいつのまにかカジュアルに衣装チェンジしたBTSの7人の姿が。「2.0」が始まると中央のステージがせり上がり「♪You know how we do~」の歌詞のリズムに合わせて会場は揺れんばかりにボルテージを上げました。
「みんな手を上げてください。2階、3階も手をあげてください!」とRMが呼びかけると「NORMAL」がスタート。円形の中央のステージが7つに区切られ、手前から時計回りに j-hope、Jimin、RM、V、Jin、Jung Kookを乗せ、それぞれ上下に動いて穏やかなリズムを刻んでいきました。会場はランプのような温かい光に包まれ、一気に視線を集めるVのボーカルに続いてJung Kook、Jimin、Jinの声がスッとARMYの心に入っていくようでした。

SUGA
BTSの名曲の数々に東京ドームは熱狂
j-hope:ARMY、本当にすごいです。今日は雰囲気がほーんとにいいですよね。
Jung Kook:そうです。そうです。この後も、今みたいにもっと楽しんでくれたら完璧な公演になると思います。
V:今日は本当に雰囲気がいいですね。熱いですね。ARMYが……「かわい過ぎて、滅!」(M!LKの「好きすぎて滅!」風に)そしてJiminさん?(振り返るとすでに背後にスタンバイしていて驚くV。)早いですね(笑)。今日ARMYの皆さんが熱いですけど、ARMYの皆さんがもっと次のステージを楽しめる方法を教えてください。
Jimin:ハイッ! わっかりました! みんなー、いや、皆さん。僕たちが手を上げたら……。
V:みんなも手を上げてください。
Jimin:お願いします♡ おー、上手ですね。
V:上手ですよ♡(Jiminが頭をナデナデする)やっぱりARMYの皆さん。
Jimin:僕たちが歌ったら?
V:みなさんも一緒に歌ってくださいよね?
Jimin:できるよね?
V:できるよぉ!
Jimin:準備できましたか~? それでは次のステージにいきましょうLet’s go~!
SUGAのラップからスタートしたのは「Not Today」。炎が打ちあがる中、予告通りに、メンバーたちが客席にマイクを向けたり「♪hands up~」と手をあげてリードすると、ARMYがリズムに合わせて手をあげ、体を大きく上下に揺らし一緒に盛り上げていきました。
続いて「MIC Drop」のイントロが聞こえると、出だしから掛け声で始まるこの楽曲に即座に対応するARMY。「ミアネオンマ!」の掛け声も決まると、会場のボルテージが一気に上昇。SUGAが最後にマイクをドロップさせるのがこの曲ですが、この日はドロップさせずに終了。
ステージの中央でメンバーたちが円陣を組むと「FYA」がスタート。リズムを刻むように跳ねるメンバーたちは四方のステージに広がり会場を沸かせ、その勢いのまま「Burning Up (FIRE)」へ。名曲ラッシュのとどめにセレクトされたこの熱い1曲でさらにヒートアップ。RMやJiminが上着を脱ぎ、ステージの熱気も伝わってくるようでした。

j-hope
RMの「皆さんの声を聞かせてください」の呼びかけで大合唱
Jung Kook:暑い、熱い……情熱が熱い。
Jin:今日ARMYのエネルギーがすごいですね。本当に最高です。ARMY、ワンモアタイム! Make some noise~!
RM:最後まで楽しんでください。もっと歌いながら、手を上げながら、みんなで一緒に盛り上がって楽しんでください。SUGAくん、ここでこの熱気を止めちゃうのはもったいないですよね?
SUGA:ハイッ。すぐ次のステージにいきましょう。Let’s go Let’s go!
熱気冷めやらぬまま「Body to Body」がスタート。この曲は韓国の代表的な民謡「アリラン」の旋律の一部をサンプリングした部分が特徴的で、韓国で生まれ育った7人のメンバーのルーツとアイデンティティを象徴的に表す楽曲。BTSが復帰後初めてステージに姿を現した3月開催の光化門広場でのカムバックライブでオープニングを飾った曲でもあり、復帰を待ったARMYたちにとっては特に印象深いものでもあり、序盤のRM「What’s your name?」、j-hope「I need…」の掛け合いから大きな歓声が沸き起こりました。
前後のサブステージにSUGAとJung Kook、RMとJin。左右のサブステージにJimin、j-hopeとVが分かれ、ARMYに近づく7人。「♪I need the whole stadium to jump(スタジアム全体をジャンプさせたいよ)」「♪Put your phone down, let’s get all the fun(スマホなんか置いて、思いっきり楽しもう)」の歌詞からもわかるように、マイクを持つ手を客席に向け、ARMYたちの目を直接見て、ナマの瞬間に心を通わすライブにしたいという7人の思いがあふれるステージは心を揺さぶり、RMの「皆さんの声を聞かせてください」の呼びかけで大合唱となりました。
日本公演は海外公演とは異なり、公演中にスマホを向けている観客がいないため、7人の求める景色を見せることができた東京ドームのARMYたち。Jiminの「本当にありがとうございます」の言葉も温かく、BTSにとっても忘れられない公演のひとつになったに違いない瞬間でした。

RM「皆さんのところに僕たちが行きます」、Jimin「会いに行きます!」と始まったのは「IDOL」。7人はステージを降りて、外周を一周。約10分ほどかけてARMYと交流し、そのまま退場。客席に接近する7人に終始会場は熱狂しました。
BTSが不在の会場ではARMY TIMEがスタート。大画面にはカメラに抜かれたARMYたちのメッセージボードの数々が映し出されていき、様々なメッセージを会場のARMYたちが分かち合い温かいひとときとなりました。
レコードにのみ収録されたSUGAの「Come Over」も披露

Jimin
パープルのライトに照らされる中、ゆっくりとステージに歩を進め、衣装を着替えて戻ってきた7人。Vの歌い出しで始まったのは5th Album『ARIRANG』のDeluxe Vinylだけでのみ聴くことができる楽曲「Come Over」。SUGAのラップで、活動休止の不在でARMYを待たせたことを言っているのではと思われる歌詞「ミアン(ごめんね)」という部分に対して「アニー!(いいえ!)」と返すARMYも印象的でした。
RM:たくさんの方がまだ聞きなじみがないと思いますが、「Come Over」というすごい曲です。
Jimin:やっぱり天才。やっぱり世界の中で一番天才。
RM:誰の曲ですか? SUGA君?
SUGA:僕の曲です。
Jung Kook:SUGAヒョンの曲です。
V:やっぱりSUGAヒョンは最高ですね。次の曲の説明をRMさんからお願いします。
RM:領域展開!(※漫画『呪術廻戦』五条悟のセリフ風に、指を組むようなポーズとともに。)もうそんな時間ですか。皆さん、Billboard Hot 100でほぼ10週連続一位。皆さんの隣の家のネコのタマでも知っているそんな曲です。その歌が皆さんをこのあと待っていますよね? Jung Kookさーん?
Jung Kook:はーいー! じゃあもう始めましょうか? 行きましょう!
大ヒット曲「Butter」「Dynamite」でさらにヒートアップ

ビートを刻むイントロとともに「Butter」が始まると会場はバターカラーのイエローに染まり、アイコニックなダンスが繰り広げられると大歓声が巻き起こりました。この曲は2021年にリリースされ、BTSの世界的人気が加速した大ヒット曲。5年経っても生で聞くのは初めてのARMYも多く、感激しきりの様子。Vがお笑い芸人にゃんこスターのポーズなども見せたりする一コマも。テンションも爆上がりした勢いそのままに、「Dynamite」へ。
ここでも漫画『呪術廻戦』のセリフ「領域展開」とVがつぶやいたり、五条悟の指を組むようなポーズを取るJung KookやV。リラックスした様子でも生き生きとした笑顔でダンスステップを踏むメンバーたち。SUGAの「一緒にー!」の呼びかけで「♪Dyn-na-na-na‥‥ life is dynamite」を大合唱。途中のフリーダンスパートでは、メンバーに囲まれながらJiminがトップバッターでしなやかなダンスからのターンを決めキックでJung Kookにつなぐと、同じ振付をさらりとこなしJinを指さし。それを受けてJinが笑顔をみせながらダンスを決め、メンバーたちが盛り上がる場面も。歌い終えた直後もメンバーたちがおしりをキックして繋いでいく様子にARMYたちもほっこりとさせられているようでした。
カラオケ企画のコーナーでは、ランダムに飛び出した2曲にARMY感涙

V
j-hope:ARMYと一緒に歌うと本当に楽しいですよね。やっぱりARMYのみなさん!(両手でGoodポーズ)
V:そうっすね。本当に歌がすごい上手ですね。
Jimin:僕はARMYの声をもっと聴きたいですよ。一緒に歌いたい曲はありますか? 僕たち……準備しなかったデス……。
V:準備……しました?
SUGA:はい、僕たちも本当に次が何の曲なのか知らないです。楽しみですね。
RM:ARMYの皆さんも、何の曲でも一緒に踊ってください。
V:みんなどんな曲が聞きたいですかー?
j-hope:Stay Gold?
Jimin:♪Stay Gold~(一節口ずさむ)
RM:さぁいきます、ミュージック、キュー!
「DOPE」の出だしのRMのセリフ「おそ わ ばんたぬん ちょうみじ?(ようこそ。防弾は初めて?)」が聞こえると、会場は絶叫。Jung Kookが「歌ってくれー!」と会場に呼びかけ、さらにヒートアップ。突然の名曲の登場に対して完璧に掛け声を返すARMYの対応力もお見事。メインステージではJiminとVが今でも忘れていないダンスを完璧にシンクロさせて大歓声があがりました。
続いて飛び出したのは、2015年に日本でリリースされた日本語曲「FOR YOU」(日本オリジナル曲)。最初の第一音が鳴った瞬間で理解したARMYたちが悲鳴のような歓声をあげると、メンバーたちは懐かしそうに笑顔を見せ、日本語の歌詞を思い出しながら一生懸命に歌う様子が微笑ましく、サビになるとJiminやVやJung Kookが体に沁み込んだ振付を披露、ARMYも一緒に「♪ヒラヒラ舞う~」と大合唱。感動で涙を浮かべるARMYと、嬉しそうなメンバーの表情がとても印象的でした。「~どんな時も繋がっているからね大丈夫」と歌い終えると、Vは「ARMY、本当大丈夫ー?」と問いかけました。
【コメント全文】2日間の感想では、日本公演だけに抱くメンバーの特別な思いも告白

j-hope:さぁメンバー、座ってください。最後に感想をお話ししましょうか?
Jung Kook:はい、Jung Kookからしますよ。今何時ですか?
Jin:3時ですね。
Jung Kook:うそ。
Jimin:13分です(左手首内側の「13」のタトゥーを見ながら)
Jung Kook:こんにちは。Jung Kookでーす。今日もARMYのみんなの応援と歓声、そして幸せそうな表情のおかげでたくさん元気をもらえた気がします。本当にありがとうございます。また会える時にはもっと成長して戻ってきます。それまでお元気で。そして、いつも待っていてくれて、本当にありがとうございます。愛してまーす♡(頭の上でハート)
Jin:(お決まりの投げキスを披露)投げキッスしてるのに邪魔しないで(笑)(Jung Kookに)。今日は日本で最終日の公演となります。僕たちメンバーは、久しぶりの公演をするのに緊張したらどうしようと心配していたんです。でも、昨日来てくれたARMYの皆さんがしっかりと楽しんでくれたおかげで、終わった後にメンバーと一緒に夜ご飯を食べたのですが『幸せでうれしかった』と言っていました。たぶん、今日も同じような話をみんなですると思いますが、みなさんのおかげで、メンバー全員自信を持ってこれからのツアーに楽しんで臨むことができると思います。すべてARMYのみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。ありがとう!(指差しポーズ)
Jimin:皆さん! 昨日僕が話しましたが、僕日本語全部忘れちゃった。それで今日も手紙があります。(右ポケットから折りたたんだ紙を取り出すとあぐらに座り直して)大切なARMYの皆さん。ARMYの皆さんを前にすると、頭の中が真っ白になってしまうので、こうして手紙を書いてみることにしました。今日は楽しかったですか? 僕たちが軍隊に行っている間、もしかしたら僕たちのことを忘れてしまったのではないかと少し心配していました。でもこうしてまた皆さんに会って、その心配はすっきりなくなりました。メンバーたちを皆さんが温かく迎えてくださったおかげで、本当に幸せです。たった2日だけだったので、時間があっという間に過ぎてしまいましたね? でも皆さん、本当に今日が最後なのでしょうか? 以上でした(笑)。
V:今日は本当に幸せでした。本当に日本のARMYにすごく会いたかったんですけど、今日ARMYが送ってくれたエナジーが僕にとっては本当に大きな力になりました。このエネルギーで、このツアーを安全に回って、また日本に戻ってくるので、その時まで少しだけ、少しだけ……あのー、鉄板焼きでも食べて、ウナギも食べたりしながら待っていてね。日本で有名な単語を覚えました。「好きすぎて滅!」。この言葉を覚えているかわからないけど、“紫するよ~”!(ARMYにはおなじみの、Vがつくった造語。相手を信じて末永く愛し合おうの意味)以上!
RM:お久しぶりです、皆さん。僕は映画館で映画を見るのが個人的に好きです。スマホを消して2時間、ひとつの作品に集中するその時間がすごく好きです。今はどこにいてもスマホを見てしまう時代ですから、東京ドームに来ると聞いた時はすごく楽しみでした。今日は皆さんがスマホよりも自分の目で僕たちを見てくれました。それが本当に嬉しかったです。この2時間、皆さんが僕たちを映画の中にいさせてくれました。そして僕は皆さんのおかげで映画の主人公になれました。今日、この日をずっと忘れません。本当にありがとうございました。どこにいてもとても恋しくなると思います。心から愛しています。(ハートポーズ)
SUGA:7年ぶりの日本でのグループの公演となります。3年前に(ソロで)『D-DAY』ツアーで来た時と、今回の7人での公演ではなんとなく感じ方が違うような気がします。久しぶりの7人での公演なのですが、僕の気のせいかもしれませんが、男性のファンの方が増えている気がしました。歓声が少し低い感じがしますね。いいですね。ちょっと男性の方だけ叫んでくれますか?……(大歓声)これは気のせいではなかったですね(笑)! 本当に増えていたみたいです。7年ぶりに久しぶりに東京ドームでお会いすることができて本当に楽しかったです。これからまた頻繁に日本に来て公演をしてお会いしたいです。お疲れ様でした。ありがとうございます。
j-hope:みなさん今日、楽しかったですか? いま素直に伝えたいのは、ツアーのスタート(韓国公演に続く国外最初の公演)を東京で迎えられて本当によかったということです。マジです、マジ。マジで。皆さんの反応は想像以上で本当に感動しました。マジで。マジで。僕は約束します。必ずまた戻ってきます。その時は今日以上にもっと楽しい時間を一緒に過ごしましょう。愛してます。(ハートポーズ2連発)
RM:さて、今日の本当に最後のステージにまた一つ近づく時間です。最後まで一緒にいてください。

Jung Kook
圧倒的な世界観で魅了した2時間20分。そしてBTSを「映画の主人公」にしたARMY
アンコールタイムに突入し、座ったまま始まったのは「Please」。体をゆっくりと揺らしながら話しかけるように歌う様子に胸がいっぱいの様子で耳を傾けるARMYたち。ピンク色に染まった会場はその心地よく美しいハーモニーに魅了されました。
j-hopeが「最後の曲です。一緒に」と笑顔をみせると「Into the Sun」へ。アコースティックなメロディラインにのせてVのソウルフルな歌声が響き渡り、Jung Kook はJinが持ったマイクに向かって目をつむり感情を込めるように歌唱。やさしいトーンのJiminの歌声、そして伸びやかな高音のJinの歌声と続き、さらにRM、SUGA、j-hopeラップライン3人の心地いいそれぞれのラップが合わさると、会場は一体に。BTSのつくり出す世界観に陶酔するARMY。感動の涙を流したり、満面の笑顔だったりと、様々な思いでBTSを見つめている様子は、まるで2時間20分の映画を見終えたような爽快感のようなものを感じさせました。まさにBTSを映画の主人公にしたARMYたちに、名残惜しそうな表情を浮かべる7人。
紙吹雪が舞う中、Jimin「愛してまーす」、Jung Kook「よかったーーーー」、Jung Kook「東京最高!」、RM「2階、3階もありがとうございました」、Jin「またね、東京」、V「アンニョンさみしくなるよ(泣)」、SUGA「東京ありがとうございました!」とステージからARMYたち声をかけると「またすぐお会いしましょう!」と、ステージを降りていきました。
(P)&(C)BIGHIT MUSIC
取材・文/加藤文惠
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