コラム

【カメラ片手に立ち話。@sakiiiya】#27 写真の世界から、リアルな空間へ

みなさん、こんばんは。
 
今回のコラムでは私のお仕事の一つ“空間ディレクションのお話をしたいと思います。
 
 
 
巷では様々なイベントやパーティが毎日のように開催されています
 
私もインフルエンサーとして招待され伺う事も多いのですが
 
最近では製作サイドに回り、そのイベント内のフォトブースを製作するお仕事もしています。
 
 
 
“可愛いフォトブースを作って、みんなにもっと自発的に写真を撮って欲しい!”
 
という企業やブランドからディレクションの依頼を頂き、
 
そのコンセプト・製品に合うような空間を創っています。
 
 
先日はドライヤーなどで有名な泉精器さんのインフルエンサー向けイベントで
空間ディレクションを担当させて頂きました。
 
 
まずはコンセプト決めから。
 
 
ドライヤーとカールドライヤーのイベントだったので
 
①ドライヤーを使って身支度しているシーン⇨ドレッサー
 
②軽くて持ち運びやすいので旅行にも◎⇨パッキングシーン
 
 
と2つに分けることに。
 
 
打ち合わせをし、デザイン画をあげたら必要なものを集めて行きます。
 
そうして出来上がったのがこちら。

①ドレッサーシーン

白のドライヤーが合うよう、白とピンクを基調にコーディネートしています。

全体的に小物が小ぶりなので、高さを出すべく&春らしく
今回は桃をチョイス。
 
小物はほぼゴールドで統一。
 
 
写真を撮るときは、ドレッサーで鏡を見ながら
髪を乾かしているイメージが撮影可能。
 

②パッキングシーン

クローゼットで旅の準備をしているところをイメージして製作しました。

ここは先ほどの白×ピンクのドレッサーとはまた違ったイメージに。
 
製作のポイントとして
 
1:物の高さをばらつかせること
2:カラーのイメージを揃えること
 
この2つがポイントです。
 
 
 
全体的に同じようなサイズ感で揃えてしまうと
のっぺり見えてしまうので、アイテムの高さや大きさは全く揃えていません。
 
後ろのフェイクドア、木製のベンチに革張りのソファ、ランプ、サボテンと
高さをあえてバラつかせる事で、よりリアルな感じを出しています。

本や新聞もあえて雑に配置。

カラーイメージも揃え、全体的にブラウンで統一。
 
お花はミモザをチョイスし、服は白コットンのワンピース類と
少し締りを出すべく、ブラックのものもいくつか取り入れました。
 
 
 
“旅にも持って行きやすいよ”と伝えるべく
アンティークのトランクを用意し、そこに泉精器さんのブラシドライヤーを添えて。
こんな風に、イベント会場で可愛く写真を撮ってもらうべく
“空間ディレクション”という形でイベントを創る側にも最近回ってます。
 
 
このような仕事が来るようになったきっかけも、もちろんInstagram。
 
物撮りが大好きで、色々な小物を揃え撮っていたところ
 
“Instagramの小さな世界だけじゃなくて、空間自体ももしかしたらできるんじゃ?”と
声をかけてくれた人が。
 
特にインテリアの勉強をした事も経験もなかったのですが
 
一回やってみたら、またその様子をInstagramで見てくれた人が声をかけてくれて…と
 
連鎖して行きました。
 
JJの誌面でも何度も”空間を作る”というページを作っていただいています。
 
去年の8月からこのお仕事を始めましたが
 
毎月のように、どこかの空間を可愛く作らせていただいてます。
 
 
みんなのインテリアの参考に、少しでもなれたら嬉しいな。
 
 
今回、インフルエンサーさんたちが可愛く撮って載せてくれた写真
 
#izumi_allure と検索すると出てきます。
 
 
ちろっと覗いて見てください。
 
 
Sakie
Instagram@ sakiiiya

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