普段使う機会が多い漢字や、テレビのニュースでよく見る漢字など、読めないとちょっと恥ずかしい漢字はたくさんあります。
そして、あらためて漢字を見ると、意外と読めないことが多いのも現実……。
そこで今回は、読めないと恥ずかしい日常漢字をご紹介。この機会にしっかり覚えましょう!
(1)「贔屓」にしているお店
気に入った人や店を特に引き立て、可愛がったり世話をしたりするという意味の「贔屓」。
そんな「贔屓」の読み方はわかりますか?
正解は……
「ひいき」です。
言葉としては聞いたことがあっても、漢字になると読めない、という方も多いのでは?
この機会に読めるようにしてくださいね!
(2)甘酸っぱくておいしい「無花果」
この漢字は、ある果物の漢字です。
甘酸っぱさがおいしく、ダイエットや美容のために食べる女性も多い果物。
最近よく見る漢字ですので、読めないとちょっと恥ずかしいかも……。
ではこの「無花果」、なんと読むでしょうか?
正解は……
「いちじく」です。一般的には「いちじく」ですが、「いちじゅく」とも読みます。
いちじくは、漢字で“花が無い”と書かれますが、花が咲かない果物ではなく、実の中にある、赤いつぶつぶが花なんです。
この豆知識と一緒に、漢字の読み方も覚えておきましょう。
(3)最近、「専ら」音楽に夢中
ひとつのことに集中し、他のことに目が向かない様子を意味する「専ら」。
友人や家族との会話で使う機会も多いのではないでしょうか。
では、そんな「専ら」はなんと読むかわかりますか?
正解は……
「もっぱら」です。
「最近、専ら〇〇に夢中なんだよね」などと友達との会話で使う際には、この漢字を思い出してみてくださいね。
(4)仕事に「勤しむ」
熱心に、一所懸命に励む様子を意味する「勤しむ」。
「仕事に勤しむ」「勉強に勤しむ」「家事に勤しむ」など、使う機会はたくさんあります。
日常シーン、ビジネスシーンともに馴染みがあるだけに読めないと恥ずかしいこの漢字。
そんな「勤しむ」は、なんと読むかわかりますか?
正解は……
「いそしむ」です。
文章で書くことも多い言葉ですよね。意味はわかるけど漢字がわからなかったという方は、漢字と読み方を一緒に覚えましょう。
みなさん、すべて読めましたか?
普段、何気なく文字として見ている漢字でも、意外と読み方を間違えているものがあるかもしれません。この機会に今一度確認してみてくださいね!
文/桜井美穂子 画像/PIXTA(ピクスタ)(metamorworks、Fast&Slow、Rhetorica、Ushico、Taka)