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『メモ魔』の前田裕二さんに、「コミュ力が高い」という就活生の自己分析を添削してもらった!

ベストセラー『メモの魔力』が自己分析に役立つと就活生の間で話題に。今回は、就活を控える大学3年生のA子さんの自己分析を前田裕二さんがチェック。就活生が「具体的」だと思っている強みやエピソードが、意外と伝わりにくい現実が見えてきました。

前田裕二さんって?

1987年生まれ。早稲田大学卒業後、外資系投資銀行を経て DeNAに入社。その後、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。2015年にSHOW ROOM株式会社を設立。今、最も注目されている起業家の一 人である。著書『人生の勝算』(幻冬舎文庫)も話題沸騰中。

こうすれば『メモの魔力』は就活に活かせる!

「自己分析に役立つ!」と就活生の間でも話題沸騰中のビジネス書。今最も注目されている起業家による渾身のメモ術が惜しみなく紹介されています。『メモの魔力』¥1400(幻冬舎刊)

A子さんの自己分析に、前田さんのコメントは…?

具体例は、登場人物が出てくるくらい詳しく書いてみて

今回、A子さんが褒められるポイントを3つ挙げてもらったんですけど、どれも記憶に残らないものが多いですね…。

みんなが書きそうなことは興味を持つことが難しいんです。しかもA子さんが書いた

✔コミュニケー ション能力が高い
✔周りがよく見られる
✔負けず嫌い

はすべて抽象的。これに強烈な具体エピソー ドを足さないといけないかな。

ノートの2つ目の欄に、「私はコミュ力が高いです。なぜなら人が好きで、気まずい雰囲気が苦手で、人を笑顔にしたいです」って書いてあるけど、どれもまだ抽象的で印象に残らない。 自分が具体的に書いたと思っていることって、たいてい具体的じゃないんです。

 1つのことをアピールするときは、
具体的なエピソードが
できれば 30 個くらい欲しい!

A子さんしか言えないことを書くのが大切なんです。そこにはどういうお客さんがたくさん来るのか、どういう人たちが働いていて、お店がどんな課題を抱えがちで…とか、そういうことからエピソードにつなげていくとわかりやすいです。

1個の〝抽象化″に対して、出来れば30個くらい、最低でも10個くらい具体例を持っておくこと。そうすれば、より目を引くようなことが出て来るはず。

前田さんのアドバイスを受けたA子さんは…

中学時代までしか遡っていなかった自己分析を幼少期まで実践。すると自分がどうして 〝周りをよく見る〞性格なのかわかりました。

それは優秀な兄と比較されてきたからなのですが(苦笑)、それ以外にバイト先で臨機応変に対応したエピソードや 〝みんなのお姉ちゃん〞と呼ばれていることを思い出しました。

そこで出たキャッチコピー(標語)は『平成生まれのフネ』!

「サザエさん」 に出てくるフネさんのような、穏やかにみんなを見守る部分が評価されているのを再確認できたんです。

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