先日約半年ぶりに新曲をリリースした伊藤千晃さん。今回はファッションアイコンとしても人気の伊藤千晃さんに、夏注目しているファッションや、自身のプロデュースブランドについて聞いてみました。
Q 去年「KIKI AND DAYS」というご自身のブランドを立ち上げられたきっかけを教えてください。
以前からアパレルブランドやコスメブランドとコラボしたり、ファッションやメークに関するお仕事をいただくことが多かったんです。経験していくうちに、「自分でブランドを持てたら」と思い始め、周りのスタッフチームの賛同と協力があったことがきっかけです。自分とつながる何かを入れたくて、ブランド名は愛犬のキキに因んで付けました。キキは私が20代の頃に飼い始めた犬なんですけど、寂しさを埋めてくれたり、心を満たしてくれたんですね。キキが私に何かをもたらしてくれたように、このブランドが誰かに寄り添うことができたら、と思い「KIKI AND DAYS」と名付けました。
Q 伊藤さんがディレクターとして大切にされていることや、やり甲斐を感じることはどんなことですか?
手にとってくれる皆さんのことを一番に考えること。それから私が大切にしているのは「チーム感」ですね。みんなで話し合い、意見を出し合うことが大事です。それと、自分の作りたいものがきちんと世の中に発信されていることにやりがいを感じますね。熱をこめて作ったものに結果が伴うと嬉しいし、ちょっと違うとかなり落ち込みます。今までの仕事とはまた違った分野なので、面白いですけどね。
Q アーティストとして活躍されるなか、夢を叶えていくための秘訣はありますか?
「好き」という気持ちがあれば、諦めたくないっていう思いがありますよね。うまくいかないときはやはり理由がある。「なんで私だけうまくいかないんだろう」っていう壁にぶつかるだけではなくて、そこにある理由を見つける作業も必要。夢なんてつかんでもそこからまたスタートが始まるし、ゴールなんてないですよね。だから常に一歩でも前に進むこと。
これだけ長くこの業界にいても、振り返ったときにようやく「あのとき私は夢を叶えた」って思えることの方が多いです。「KIKI AND DAYS」も長く続けた上で、振り返ったときに何かを感じられていたらいいな、と思っています。夢はつかんでも感覚がないから、自分に正直に挑戦したいことを自信を持って頑張りたいです。
Q 20代から30代にかけて、ファッションにおいて何か変化はありましたか?
もちろん!20代はかなり攻めたファッションが好きだったけれど、30代に近づくにつれ落ち着いてきて、今はシンプルでカジュアル、ラフな格好が多いかな。こんなに多くのファッションが溢れている世の中なので、いろんな自分になれるツールとして捉えています。
Q 今季、特に気に入っているファッションやコーディネートを教えてください。
さらっと着られるTシャツワンピやタンクトップワンピは毎年必ず買い足しています。「似てない?」と友達に指摘されることも多いんですけど、毎年色とかシルエットとかちょっとした変化があるじゃないですか(笑)。KIKI AND DAYSからは夏の新作としてキラキラっとしたクリアな小物を提案しています。涼しい小物を付けるのがマイブームです。
Q もし伊藤さんがJJ世代なら…お友達のギフトにKIKI AND DAYSのアイテムから何を選びますか?
タオルセットですね!例えば香りとか好みが分からない友達でも目上の人でも、タオルセットならもらって困らないし、逆に私ももらって嬉しいのでおすすめです♬
information
伊藤千晃さんの約半年ぶりの新曲「summer memories」は夏にぴったりなナンバーに
「summer memories」
作詞:伊藤千晃/大知正紘 作曲:KAY/SK2/大知正紘 編曲:KAY/SK2
Apple Music、AWA、LINE MUSIC、Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスにて配信中
【衣装】
ワンピース40000円(オットダム/ストックマン)、シューズ82000円(フリーラン/ストックマン)、イヤーカフ・右耳1700円/左耳・1600円(ともにゴールディ)
全て税抜き
【問い合わせ先】
・ストックマン03-3796-6851
・ゴールディ 0120-390-705
撮影/川﨑一貴(MOUSTACHE) 取材/角田枝里香