毎日、私たちの肌に一番触れているインナーウェア。その中でも歴史ある企業・ワコールで活躍をする、先輩を訪問! 入社のきっかけやこれからのキャリアについてお話を聞きました。
ワコールってどんな会社?
1946年婦人洋装身具の卸商として創業し、2005年持株会社(株)ワコールホールディングスへ商号変更と同時に(株)ワコールを設立。インナーウエアをはじめ、繊維製品関連製品の製造、卸売販売が主な事業。本社は京都府京都市。
お話を伺ったのは…
森浦まゆみさん
同志社大学商学部商学科を卒業後、2018年に入社。現在は卸売事業本部 百貨店販売統括部に所属(配属2年目)。首都圏にある百貨店での、セールス業務を担っている。
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メーカー企業を目指したきっかけを教えてください。
学生時代のアメリカ留学がきっかけでした。現地でできた友達に私が持っていた文房具など、Made in Japanのものがとても人気だったんです。日本の物づくりの技術は、世界に誇れることだと実感しました。
その出来事から、もっと世界に日本の良さを発信したいと思い「就職をするのなら絶対にメーカーがいい!」という方向性が決まりました。
実際に就活を始めて、いろいろな企業の説明を聞いてみましたが、自分自身に関わりのある一番身近なインナーウェアはとても馴染みがあり、愛情を持って携われると感じて入社を希望しました。
仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
私が担当しているのは百貨店内のワコール売場への来店客数を増やし、売り上げに貢献することです。各店舗の規模に応じ、ビューティーアドバイザーが在籍しています。
それぞれに目標や課題を持って店頭に立っているのですが、その中で一つの目標を決めてみんなで向かって達成した時はうれしいですね。
一人の意見で作り上げるよりも、さまざまな考えを取り入れたほうが、よりよい結結が生まれると思うので、チームとしての考えをまとめて形にしていく今のポジションは、私もとてもやりがいを感じています。
社内を見学!
入社2年目の今の悩みは?
ワーク&ライフバランスの取り方が、まだ上手にできていないと感じています。フレックス勤務制度が活用できるので、将来的にライフスタイルが変化してもプライベートと仕事をともに充実させられるよう、今から働き方を自分なりに工夫していきたいですね。
2人のお子さんを持つ同じ部署の先輩は、どんな仕事にも丁寧で、私が困っている時にも手を差し伸べてくれます。
業務もたくさんこなしているのに、絶対に時間内に終わらせ、メリハリのある働き方を実行できている先輩に憧れていますし、尊敬しています。
今後はどのようにキャリアを重ねたいですか?
将来的には、海外での店舗展開などを担う部署で海外市場に携わりたいです。留学で感じた、日本製品の素晴らしさを、日本から海外へもっと積極的に発信していきたいですね。
そのためには、お客様に近い現場である今の部署での経験もとても貴重なので、一人一人の声と向き合い頑張っています!
ワコールでの定番通勤スタイルは?
人事担当・久保 翔太郎さんからココだけの話
常にチャレンジする気概を持ち自分で考えて行動をし、成長への自己研鑽を続けて、相互に切磋琢磨し、成果を見出すことができる人を迎えたいです。面接というコミュニケーションでは、その人の「人となり」に注目しています。
撮影/高橋真人 取材/川端宏実 編集/小林麻衣子
(掲載の内容はJJ3月号を再構成したものです)