インタビュー

新世代男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」の魅力に迫る一問一答!【西澤 呈くん編】

2020年にメジャーデビューし、今年でデビュー3年目。平均年齢20歳の新世代7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」はチェック済み? ポップ&スタイリッシュな楽曲と、ハイレベルなパフォーマンスで着実にファンを増やしつつあるGENICメンバーの素顔に迫る、一問一答インタビューを敢行! 2人目は、グループの楽曲制作も多く手がける西澤 呈くんが登場。多彩な才能でグループを引っ張る西澤くんのパーソナルな一面をチェック!

西澤 呈くんの素顔に迫る一問一答インタビュー!

西澤 呈(JOE NISHIZAWA)2003.2.28生まれ、神奈川出身

1. 人見知り? 人懐っこい?
人見知りですが、人懐っこくなりたくて頑張っています。その方法のひとつとして、無言になったときに切り出せる話題を準備していて。たとえば、洋服や髪型に触れて相手の好きを探るようにしたり。女性だったらネイル、男性だったら時計に触れることが多いです。

2. 無人島に持っていくなら?
ナイフですかね。無難に。

3. つい出ちゃう口癖は?
母から指摘されたのですが、真面目な話をしているときに「言ってしまうと」とよく言うらしくて。無自覚だったのですが、ついこの前、母と話していて「っていうことで、言ってしまうと」って発言してました(笑)。

4. コーディネートを決めるときのこだわりは?
どんなシルエットでも自分の体型に合うサイズを選ぶこと。あとは、モノトーン系のシックな色で揃えるようにしています。服のテイストは結構バラバラで、だぼっとしたゆるめの日もあれば、少しかしこまった場所に行くときは体のラインがきれいに見えるものを選んだり。TPOを意識してコーディネートを考えます。

5. 最近買った一番のお気に入りアイテムは?
曲作りで使うオーディオインターフェース。Apollo Twin Xというもので、マイクの音撮りをはじめ幅広く質が上がったので、奮発して買ってよかったアイテムです。

「10年後、自分が尊敬できる自分でいたい」西澤くんが見つめる未来

6. バッグの中身、これだけは欠かせないというものは?
消毒グッズです。結構こだわって選んでいて、食べ物にもかけられるスプレーを自分で容器に入れ替えて愛用中。外食の際にもスプーンにひと吹きしたり、日常生活に欠かせません。

7. コレクションしているものって何かある?
音楽が好きなので、ビルボードで流行っている曲を自分のプレイリストに入れて、マイコレクションを作っています。そのプレイリストを客観的に見て、自分のフィルターを通して分析したり、曲作りに活かしたりします。

8. 尊敬するアーティストはいますか?
素敵だなと思うアーティストの方はたくさんいて、中でも平井 大さんや三浦大知さん、清水翔太さんが好きです。尊敬=目標、になってしまうと思うので、誰かを尊敬してそこに向かうよりは大好きで素敵なアーティストの方々からたくさんのことを吸収して、10年後、自分が自分を尊敬できるように成長していきたいです。

9. GENICの曲の中で特に好きな曲は?
『Aventure』。それまでは楽曲制作の過程で、「下書きの絵は上手く描けたのに色付けが思い通りに進まない」というようなことがあったのですが、この楽曲は息をするように自分のやりたいことをパソコンに落とし込めたんです。すごく自信になったし、逆に『Aventure』を作ってしまったことがプレッシャーにもなり、僕の中でターニングポイントになった一曲です。今も事あるごとに「俺はこれを作れたから大丈夫」とか「これを作ってしまったからもっと頑張らないと」と思わせてくれる存在です。

10. スタバでよくオーダーするメニューは?
ゆずシトラス&ティーのパッションティー変更。フルーティになってよりジュース感が増すのですが、カロリーは変わらないところもお気に入りです。

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11. 「ここぞ!」という日に食べるパワーごはんは?
いつも好きな食べ物を聞かれると「ハンバーガー」と答えるのですが、それはちょっとオシャレに偽っていて(笑)。母が作る豚キムチが1番好きです。ライブ遠征や地方に行く仕事の前は毎回作ってくれて、それを食べてから「じゃ、行ってくるわ!」って出発するのがお決まりです。

12. 朝起きて一番にすることは?
窓を開けて、ひとりで「おはよう」って言います。そして、白湯を飲むのがルーティン。あ、でも本当に1番最初にするのは、ベッドメイキング。父に「ベッドメイキングって簡単なことだけど、朝“できた!”から1日を始めると、“できた”が連鎖していくから。習慣にした方がいいよ」と言われたことがきっかけで、小3の頃からずっとベッドメイキングをしています。

13. 夜、寝る前にしていることは?
アロマが好きなので、アロマディフューザーでラベンダーの香りを焚きます。30分タイマーをつけてアロマの香りに包まれながら寝ます。

14. 落ち込んだ時はどうやって立ち直りますか?
自分で自分を問い詰めて、「なんで落ち込んじゃったのかな?」「どうしてこうなったんだろう」と辿ります。僕の中で「良くもなぜ、悪くてもなぜ」という視点を人生の信条としていて。落ち込んだときは、良かったときの「なぜ」を見つめ直して、そこに辿り着けるように逆算して考えます。くよくよして時間を費やさずに、自分がやるべきことにフォーカスするようにしています。

15. 明日地球が終わるとしたら、何が食べたいですか?
母が作る豚キムチです!

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16. 初恋はいつ?
幼稚園の年少さんのときに、年長さんを好きになりました。どうしても振り向いて欲しくて、お小遣いで買ったシーグラスと「いつも優しくしてくれてありがとう」みたいな手紙を渡したんです。そしたら「これはいるけど、手紙はいらない」って言われてすごく傷ついて、母に「良く分からない気持ちなんだけど、すごく(心が)痛いんだよね」と言っていたみたいです。それまでは家族が僕のワガママを聞いてくれて思い通りに物事が進んでいただけで、「何でもうまくいくわけじゃないんだ」とそのコから学びました。

17. 好きな人ができたら自分から告白するタイプ? 告白を待つタイプ?
今までは好きな人に告白したことがなくて、好きな人ができると相手に告白してもらえる人間になれるよう、急に自分磨きを頑張るタイプでした(笑)。でもこれからは振り向かせるんじゃなくて、ちゃんと僕から行動を起こせるようになっていきたいなと思っています!

18. スマホの待ち受け画面は何?
自分の誕生日に「産んでくれてありがとう」という気持ちを込めて両親にお花を贈ったのですが、そのお花を父と母が空に向けて持って撮った写真を待ち受けにしています。僕、家族大好き人間なんです。「ふたりの子どもとして産まれたことが原点にして、頂点の幸せだよ。ありがとう」と言って渡したんですけど、後からすごく恥ずかしくなっちゃって。誕生日なのにその夜は両親と目が合わせられませんでした(笑)。

19. 今までで一番印象に残っているお仕事は?
竜暉くんと一緒に初めてGENICの楽曲制作をして、メンバーの声も入って出来上がった曲を聴いた瞬間は、本当に泣きそうになるくらい感動しました。元々楽曲制作を始めたのは、以前所属していたグループの解散がきっかけで。解散という現実と向き合ったときに、当時はいただいたスケジュールをこなすことに精一杯で、0から1を生み出すことができていなかったなって反省して、「自分には存在価値がないな」とまで考えていたんです。GENICでは、0から1を生み出して代わりがいない存在になって、メンバーもファンの方も守りたいと思って、曲作りを始めました。その想いが形になり、目標が叶った瞬間でもあったので、印象深く残っています。

20. もし違う仕事に就けるなら、どんなお仕事をしてみたい?
今の仕事以外は本当に想像がつかないんですよね。学生時代から僕はR&Bとかマイケル・ジャクソンが好きで、学校の友達とは音楽の話でなかなか盛り上がれなかったんです。周りが仮面ライダーのベルトを着けているときに、僕はマイケルのハットをかぶっていたので、話が合わなくて(笑)。ずっと自分は間違っていると思ってたんですけど、ダンススタジオに通い始めたら、僕を肯定してくれる人ばかりで、やっと居場所を見つけた感じでした。音楽で居場所をもらったから、いつか音楽で誰かの居場所を作ることも夢のひとつです。

【GENICとは】

左から:小池竜暉、金谷鞠杏、西本茉生、増子敦貴、宇井優良梨、西澤呈、雨宮翔

男女7人組ダンス&ボーカルグループ。2019年に行われた『a-genic PROJECT』での過酷なレッスンと実践のライヴを経て、同年11月より始動。2019年12月16日に「GENIC Premium Showcase 2019」と題したお披露目ライブを開催し、2020年5月27日、1stアルバム『GENEX』でメジャーデビュー。2022年夏、2ndアルバムを引っ提げた7都市ライブツアーも開催!

https://avex.jp/genic/

7月6日
2ndアルバム『Ever Yours』リリース!

2020年のデビュー以降、コロナ制限下で思うようにファンと直接会えなかった2年のあいだに、 手紙を届けられるような気持ちで制作・発表してきた楽曲が詰まったアルバム。離れていても“いつもあなたの親友”という想いを込めて。『FUTURES』『春うらら』『Shaky Shaky』など先行シングル7曲に加え、ツアーのみで披露されていた男子曲『U&I』、女子曲『My BABY』も初収録。

撮影/千葉タイチ 取材・文/坂本結香、石津愛子、所優里 構成/宮島彰子(JJnet編集室)

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