編集部員の至福のひととき(締め切り明けの数日)にアップするはずだったんです!
なんですが、恋に打ちひしがれる→『(500)日のサマー』を観る→少しだけ元気になる。という自己セラピーを2回繰り返しているうちに気付けば月末。謹んでお詫び申し上げます。
どうしようもなく暇なときで構いません、今月もお付き合いください。

さて、第二回は業界随一の食通、ヘア・メークK氏もお気に入り、神田の『味坊』にお邪魔してきました――。
金夜の午後9時、5人で訪れた神田のガード下のお店はなんと満席。女性だけのグループ、家族と思しき4人組など、バラエティに富んだ客層からも期待は高まります。
「刺激的な料理と自然派ワインで満足度120%保証!」
こちらのお店、中国東北地方のめちゃウマ料理が楽しめる名店なのですが、「汗がにじむおいしさ」を味わうなら東京イチの可能性大。
中国東北地方は極寒の地。寒さの中で育まれた料理は、香辛料が舌に直接アタックしてきて脳を揺さぶり、ジワッと汗がにじむ。
やってくる酷暑を乗り切るためにも、こういうお店を一軒知っているとよさそうです。
パクチー、クミン、トウガラシをふんだんに使っためちゃウマの一端がこちら↓
(※食べかけでは?と思われる写真もあるかもしれません。料理のおいしさに負けて撮るよりも早く食べてしまった私をお許しください)
他にもこれでもか! と食べましたが、すべておおよそ¥1,000という驚異のコスパも魅力的です。
そしてなによりこちらの『味坊』、自然派ワインのボトルが2,500円で楽しめるんです。
しかもコップで! (個人的な実感として、ワイングラスで飲むよりも5倍速で酔いが回るのでお気をつけあそばせ)

とまあ、飲んで食べて食べて飲んで2時間が経った23時、「閉店で~す!」という情け容赦ない一言によってお店を後にしたわけですが、5人でお腹いっぱい食べて、飲むだけ飲んで(ビール中生×5、ワインボトル×3)
お会計は2万円を少しオーバーするくらい (ひとりあたり¥4,000ちょっと)
週末、今日は飲むぞ! だって
・恋に破れた
・仕事がうまくいった
・お局に嫌味を言われて腹が立っている
……
おいしいご飯とお酒を飲むのに理由はなんでもいいですね。
気の置けない友人と連れ立って神田『味坊』を目指してください。ビールで乾杯してワインを選び、ラム肉のクミン炒めを食べている頃には「幸せだ~!」と(心の中で)叫んでいるはずです。
◆ 「とにかく肉が食べたいんだ!」そんな気分の時は…↓こちら
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