JJ世代のお悩みを解決していく連載!
アドバイスしてくれるのはフォーチュンアドバイザーのイヴルルド遥華先生!
JJ読者のみなさん、こんにちは! ライターの角田枝里香です。あっという間に8月も終わり。街はすっかり秋服モード。うっかりビビッドカラーの服で街に出たら浮いてしまいました(笑)。
さて、第4回の今回は「ついつい周りと自分を比べてしまう」というお悩みをピックアップ。小耳に挟んだ、JJ世代の恋愛の不満から先生とのお話をスタートさせましょう。
「結局彼に恋愛を委ねちゃってるってことだよね?」
ライター角田(以下角田):JJ世代のコの話を聞いて感じるのが、周りと自分を比べがち、ということ。それって大人になっても変わらないことでもありますが…。「友達カップルがラブラブで、自分と彼氏の関係と比べてしまう。見ていて羨ましくなる」なんて不満も。
イヴルルド先生(以下先生):それって結局彼に恋愛を委ねちゃってるってことだよね?
角田:その話のいきさつとしては、「これから彼に会うんだ〜! 早く会いたい、楽しみ! 」って一緒にいる友達が言っていて、それを横目に「自分は彼氏とうまくいっていないわけじゃないのに、ラブラブでもない。幸せそうな友達が羨ましい」って気持ちが湧いてしまうみたいで。
「友達カップルと比べる以前に、やるべきことや考えるべきことはあるでしょう」
先生:まずそのコの恋愛において単刀直入に言うと、彼への気持ちが薄れてきているんじゃない? だってさ、「ステーキ大好き! 」ってコが今日肉食べて、明日は食べたくない、なんてことないじゃない? そこはもちろん「明日も食べたいなぁ! 」になるでしょ? でもそこで「明日はやめておこう、胃がもたれるかもしれないから」って足を止めるってことは、何かがあるのよ!
角田:恋は盲目って言いますからね。そして盲目のうちが華。お肉好きは毎日でも肉を食べますもんね。
先生:そこを彼が「enough! 」みたいな状態にあるなら、趣味とか仕事とか他に優先したい何かがあるのかもしれないね。でもそれはおかしいことじゃないと思うけどね。JJ世代なら優先したい何かがあるのは当然のこと。それを彼女自身が理解できていたら良いけどね。友達カップルと比べる以前に、やるべきことや考えるべきことはあるでしょう。
「広い視野で見ることをJJ世代には知ってほしい」
角田:「周りと比べると自分って…」という相談って大人になってもあると思うんですけど、先生のところに相談に来られる方はいらっしゃいますか?
先生:幅広い世代の方の相談を聞いていると、その世代の平均的な幸福度数が見えてくるの。本人たちは自分や自分の周りしか見えていない場合が多いから、「私は不幸なのかも」「自分だけ何か欠けているような気がする」って感じていることが多いかな。
角田:そんなときはどんなアドバイスを?
先生:実際そういう相談をされるけど、話を聞くと相談者さんは何も欠けてないのよ。だから「あなたは幸せよ」って背中を押すの。
角田:話を聞いて背中を押してもらうだけでも楽になれることってありますからね。
先生:自分の知らない世界や考え方を知ることって大切よ。同世代のコミュニティにいたらなかなか気づけないこともたくさん。広い視野で見ることをJJ世代には知ってほしい。
「アドバイスしたがりのお姉さんたちを捕まえて話してみるのが一番だよ! 」
角田:そのために具体的にどう動けば良いですか?
先生:親世代だとちょっと離れすぎちゃうから、前も話したことだけど10歳くらい離れたお姉さんたちに聞いてもらうのがおすすめ! お姉さんたちはJJ世代を通って今に至っているわけだからね!
角田:わかりますわかります! お節介にも10代、20代のコについアドバイスしちゃいますもん。
先生:私たちみたいに一周回ったような、アドバイスしたがりのお姉さんたちを捕まえて話してみるのが一番だよ! 「若いんだから大丈夫! 」「若さに勝るものはない! 」「あなたは幸せ! 」と背中を押してもらうこと。根本的に解決しなくても、気持ちはラクになるはずだから!
角田:そうですね。JJ世代のみなさん、身の回りのお姉さんたちをガンガン頼りましょう!
【ライタープロフィール】
大学在学中より14年間「JJ」ライターとして活動。ファッション、メーク、グルメなど流行っているものがとにかく大好き。JJライターを始めたころから毎月発売前に占い企画をチェックすることを欠かさず、念願の占い企画専属ライターに(ちなみに自分の都合の悪い占いは信じない派)。先生の10星フォーチュン占いによると、エレメントは「花」マインドナンバーは「3」。(華やかな世界が好きで、何かを伝えることが大好きな性格ということ)
次回予告!
次回のテーマは「キレやすい人の対処法」。彼や友達、上司など、身の回りに思い当たる人がいるコは要チェックです!
撮影/千葉太一 取材/角田枝里香