特集

【新卒2021】テレビ局の人事部に「就活生を見るポイント」を聞いてみた!

「ES に書く内容は業界によって 変えたほうが通りやすい……?」
「インターンに参加するほうが やっぱり採用への近道なのかな?」

就活を始めると不安なことが出てきますよね。

採用基準は企業によってさまざま。インターンや面接で見ているポイントも違います。人気の就職先ランキングでも上位の職種・テレビ局に、今欲しい人材を本音で答えてもらいました!

テレビ局の人事は「就活生のここ見てます!」

テレビ業界に行きたいなら…

柔軟性と
表現力が重要です

私たちの業種は特殊で幅が広い分、素直に学ぶ姿勢がとても重要です。テレビ局が変革期にある今、新しいことにチャレンジし、自分自身で考えて形にしていく機会も増えています。そういった中で、〝素直さ〞や〝柔軟性〞は、どんな仕事においても必要な「能力」だと感じています。
 
ESや面接では、きちんと自分の言葉を持っている学生が印象に残りますね。ESでは、なぜマスコミに興味をもったのか、何を経験をし、自分の強みをどうマスコミで生かすことができるのか。そこを明確に書いてあると、強い意志を感じます。

また他者の目線を考えられるかということも求めているため、A4の白紙に「自由に自分をアピールしてください」という課題も出しています。ここでのポイントは「見る相手の立場となって表現できているか」。見やすさや伝わりやすさのほかに、相手のことを思いやって仕事ができるのかも読み取ります。

そして筆記試験も選考過程の一部、その後の選考に影響します。中学受験のような問題〜一般常識までのマーク試験と、お題に合わせて作る作文の試験もあり、クリエイティブや自己PRに加え一般教養も重要視しています。

教えてくれたのは…

水野里香さん
朝日放送テレビ 人事局・人事部
1956年放送開始。従業員数714人(2020年1月時点)。事業内容は、放送法による基幹放送事業および一般放送事業などを運営。本社は大阪府大阪市。東京に支社がある。

取材/川端宏美  編集/藤倉奈々
※掲載の内容はJJ3月号を再構成したものです。

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